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足がだるいし痛い8つの原因!病気の可能性も・・!?

      2016/03/01

足がだるい・痛い症状に悩んでいる人はいませんか?

疲れてる?運動不足??それとも何か悪い病気なの!?

足のだるさ・痛みの症状は主に女性に多く見られます。

 

今回はそんな疑問を解消させるために、足がだるいし痛い原因をご紹介させていただきます。

一緒に見ていきましょう。

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足がだるい・痛い原因

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疲労がたまっている

長い距離を歩いたり、運動をした後は足がだるい・痛いといった症状があらわれることがあります。

筋肉が疲労していると、足の血液中に老廃物がたまってしまうので、だるさや痛みを引き起こすのです。

疲労がたまって足がだるい・痛い場合の対処法としては、入浴やマッサージ、ストレッチをしてあげると良いでしょう。

 

血行不良

足の血流が悪くなると、老廃物がたまり足のだるさや痛みの症状が引き起こされます。

血行不良の原因としては長い時間立ったまま・座ったままの同じ姿勢でいることなどが考えられます。

肥満や運動不足も血行不良の原因となります。

 

血行不良が原因で足が痛い・だるい場合には、運動不足や不摂生などの生活習慣を改善することが対処法として最も効果的です。

また、入浴やストレッチ・マッサージをすると症状が改善しますが、予防のためにも普段からバランスの良い食事と適度な運動を心がけましょう。

 

下半身の冷え

下半身が冷えていると、血行が悪くなり足にだるさや痛みを感じることがあります。

手足の冷え性で悩んでいる女性は多いですよね。

 

冷えが原因で足がだるい・痛い場合には、靴下を履く、半身欲をする、マッサージをするといった方法が対処法としてあげられます。

また、根本的な足の冷えを改善するためには、血行不良と同じように適度な運動とバランスの良い食事をとり、生活習慣を改善していきましょう。

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妊娠

妊娠中だとお腹の中の赤ちゃんが成長するにつれ、子宮が大きくなり、足の付け根にある血管を圧迫し、下半身の血行が悪くなりやすくなります。

またお腹が大きくなると、体を動かすのも一苦労ですので、必然的に運動不足になります。

 

特に、妊娠中も仕事をしている人は注意が必要です。デスクワークで座りっぱなしになったり、あるいは立ちっぱなしだったりと、同じ姿勢のまま何時間も動かない事もあるでしょう。

そうすると足に血液が溜まってしまい、だるさを引き起こす原因となります。

妊娠後期にはだるさ以外にも、しびれ足がつってしまう事も多いようです。

 

足のだるさを予防するには

足がだるく・痛くならないように予防する方法をご紹介します。

まず足がだるい・痛い症状はいずれの原因も足の筋肉をきたえることが大切です。

 

普段からウォーキングやジョギングなどの運動をして筋肉を増やすことで、足のだるさや痛みを予防することができます。

他にも長時間同じ姿勢でいる時には着圧ストッキングを履くこともおすすめです。

 

要は足の血行を良くして老廃物をためないようにすることが、足のだるさや痛みの予防に繋がるのです。

 

病気が原因

下肢静脈瘤

下肢静脈瘤は30代~60代の女性に多く見られる血管の病気です。

足の静脈弁が壊れてしまうことで血が逆流し、こぶのようなものができます。

でこぼことしたこぶだけでなく、足のだるさ痛み、むくみ、かゆみ、湿疹黒ずみといった症状が引き起こされます。

 

慢性的に足のだるさ・痛み・むくみを抱えている人は下肢静脈瘤の可能性があります。

下肢静脈瘤はがんのような悪性疾患ではなく、良性疾患なので命に関わる心配はありません。

けれど放置してしまうと皮膚炎皮膚潰瘍に悪化してしまいます。

自然治癒することはないので、早めに病院を受診しましょう。

 

また、普段から長時間同じ姿勢をとっている人は下肢静脈瘤になりやすいです。

下肢静脈瘤を予防するためにも、こまめに足を動かして血流を良くしたり、適度な運動を心がけましょう。

 

肝臓病

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肝臓病になった時に一番よくあらわれるのは

・非常に強いだるさ

・疲れがとれない

といった症状です。

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、異常が発生しても自覚症状にはなかなか現れません。

 

だるさや疲れなどは、仕事や家事など普段の生活していく上で、普通に感じる症状だと思いますが、それでもその状態がしばらく続くようでしたら、早めに医師にご相談しましょう。

 

脚気(かっけ)

脚気はビタミンB1が不足して起こる病気で、栄養状態が不足していた昔に多く見られた病気です。

しかし最近では、インスタント食品偏った食生活の影響などで、発症する人が増えています。

インスタント食品や清涼飲料水などに、多く含まれている糖分を分解する為にビタミンB1が消費され、体内のビタミンB1が不足してしまうからです。

 

症状としては下半身に倦怠感が生まれ、足の機能に異常が生じ、足がだるい状態になります。

次第に足のしびれむくみ、息切れ感覚の麻痺など、さまざまな症状がでてきます。

最終的には歩くことさえもできなくなり、寝たきりとなって、心不全を起こす事もあります。

 

昔ほど心配する病気ではないのですが、偏った食生活をしている人や、糖分の摂取量が多い人は、注意する必要があります。

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糖尿病

糖尿病になると体を動かすエネルギーが不足してしまい、疲れやすく、足や体がだるいといった症状があります。

またさらに深刻なのが、合併症での神経障害です。

末梢神経の機能に障害をもたらして手足のしびれがでたり、足のだるさとなって現れる事があります。

 

軽度の場合、なかなか自覚症状がなく、自分で判断するのが困難だと言われています。

足のだるさは初期症状となってますので、しばらく続くようでしたら早めに病院を受診しましょう。

 

■まとめ

足がだるい・痛い症状の原因をご紹介しました。

疲労・血行不良・冷えなどの原因が考えられることがわかりました。

また、足のだるさや痛みが一時的なものでなく、長く続く場合は病気のサインかもしれません。

 

足のだるさや痛みが続く時は、まずは内科で検査を受けましょう。

そして足のだるさ・痛みを予防するためにも生活習慣を見直していきたいですね。

あなたを悩ませている足のだるさ痛みの症状が少しでも早く改善することを願います。

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