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足の指がつる原因や対処法!考えられる病気もご紹介!

      2016/03/01

足の指先に力を込めて動かしたり、爪先立ちをした時に、足の指がつることがあります。

足の指がつると、足の裏全体に痛みが広がるため、思わず、その場にしゃがみこんで、足を押さえたまま苦悶する、という人も多いでしょう。

足の指がつるのを歓迎する人はもちろんいません。

今回は、足の指がつる原因と対処法、考えられる病気についてご紹介させていただきます。

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足の指がつる原因は?

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足の指がつる原因は、主に以下の4つが考えられます。

1,足が疲れている場合

2,ミネラルが不足している場合

3,冷え性や血行不良

4,病気の初期症状

足の指は、体全体を支える縁の下の力持ちです。

頻繁に足の指がつるということは、重篤な病気の初期症状である可能性も否めません。

原因や症状を詳しく知って、適切に対処していきましょう。

 

足の疲労

足の指がつるギミックは、足の筋肉が無意識のうちに収縮するためです。

収縮が激しいと、足の指の筋肉が硬直して、痙攣する状態になります。これがいわゆる「足の指がつった状態」です。

 

筋肉が収縮しやすくなるのは、強い刺激を受けた時や、疲労が溜まっている時です。

疲れている冬の日にお風呂に入ったら、浴室のタイルが冷たくて、足の指がつってしまったということもあります。

 

対処法としては、足をよく休めることと、普段から運動を行なって、筋肉に適度な刺激を与えておくことです。

運動後に、ストレッチをしておくことも忘れずに。

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ミネラル不足

水分不足などで体内のミネラルバランスが崩れると、筋肉や神経の調整が乱れ痙攣をおこすと言われています。

特にマグネシウムやカルシウムの不足が原因で起こる事が多いです。

 

水分のミネラルは筋肉や筋肉を動かす神経の働きを調整する役割を持っています。

ですから、運動や発汗によって、体の中からミネラルが失われると、筋肉を上手くコントロールできなくなってしまい、足の指がつる原因となってしまうのです。

 

熱中症の初期症状としても有名で、足の指がつる直前に、筋肉が勝手にピクピクと痙攣することもあります。

水分補給をじゅうぶんに行なって、体内にミネラルを補給することが対処法と言えるでしょう。

 

なお、運動中だけでなく、サウナや半身浴も、熱中症脱水症状の危険があります。

喉が乾いたと感じた時には、すでに体からミネラルが失われた状態になっていますので、水分摂取は運動前や入浴前に行なっておきましょう。

 

冷え性や血行不良

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体の冷えや、長時間の立ち仕事やデスクワークで、足の血行が悪くなると、神経の活動も鈍ってしまいます。

神経の活動が鈍くなると、筋肉に出される命令も伝わりにくくなってしまうため、足の指がつりやすくなるといわれています。

 

対処法としては、足を温めたり、定期的に体勢を変えて、足の血行をよくすることと、半身浴やウォーキングで代謝を鍛えて冷え性を改善することです。

 

病気

病気の初期症状が原因で足の指がつる場合もあり、早急に病院での治療が必要となります。

足の指がつることが初期症状としてあらわれる病気は、糖尿病、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、閉塞性動脈硬化症といった、放置すると重症化する病気や、肝硬変脳梗塞、腎疾患など急を要する病気が挙げられます。

足がつると同時に

・喉の渇き、手足の痛みや痺れ…糖尿病の疑い

・腰の痛み、足のしびれ…椎間板ヘルニアの疑い

・歩行障害…脊柱管狭窄症、閉塞性動脈硬化症の疑い

・片方の手足のまひ、頭痛やめまい…脳梗塞の疑い

・だるさ、むくみ…腎疾患の疑い

 

がある場合は注意が必要で、頻繁に足の指がつる場合、重大な病気である可能性がとても高いのです。

これらの病気の対処策は、一刻も早く病院へ行くことです。

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足がつった時の対処法

ここで、足がつった時の痛みを和らげる対処法をご紹介します。

 

足がつると痛みで慌ててしまう事もあると思いますが、まずは落ち着いて楽な体制になりましょう。

つっている時は、筋肉が収縮して痙攣している状態なのです。

したがって、つっている場所の筋肉を伸ばしてあげることが大切です。

 

ここで重要なのは、時間をかけてでも無理せずゆっくりと伸ばすことです。

運動不足でつっている場合などに、急に激しく伸ばすと、筋肉や筋を傷めてしまう可能性があるので注意が必要です。

 

痛みが和らいだ後は、つった個所を温めながら、刺激を与え過ぎない程度の優しいマッサージをしましょう。

しかしこれは、つった際の痛みを和らげる方法ですので、根本的な解決策とはなりません。

頻繁につる時は、生活の見直し改善や、医療機関での診察を受けましょう。

 

まとめ

足の指がつる症状は、筋肉や神経の疲労が原因で起きている場合と、

命が危ぶまれる生活習慣病によって引き起こされている場合があります。

生活習慣によるものの場合は、普段から運動を心がけて、筋肉を刺激に慣れさせておくといった対処法で足の指がつるのを防ぐことができます。

しかし、病気の前兆や症状の場合は、自宅療法で治療することは非常に困難です。

 

頻繁に足の指がつってしまう、という時は念のために神経内科整形外科で検査を受けるようにしましょう。

関連記事としましてはこちらもご参考下さい。

足の親指がしびれる6つの原因とは!何かの病気?

足がつる原因は栄養不足?予防におすすめな食べ物もご紹介!

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 - 足の異常