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コンビニ弁当やおにぎりの添加物は危険!?

   

現在では、様々な食品添加物が、様々な食品に使用されています。

私たちは、1日当たり約10gもの食品添加物を摂取しているといわれており、年間に換算すると一人当たり約4㎏もの量に相当します。

 

特に、24時間開いていて、手軽に利用できるコンビニのお弁当やおにぎりには、たくさんの添加物が入っていて、食品添加物まみれだ、なんていわれることもありますね。

 

今回は、コンビニ弁当やおにぎりの添加物の危険性について、調べてみました。

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食品添加物とは

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そもそも食品添加物とはどういったものなのでしょうか?

 

厚生労働省のホームページでは、

保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるもの

と定義されており、

その安全性について食品安全委員会による評価を受け、人の健康を損なうおそれのない場合に限って、成分の規格や、使用の基準を定めたうえで、使用を認めています。

としています。

 

指定添加物リスト

原則として、食品衛生法第10条に基づいて、厚生労働大臣の指定を受けた添加物のみが使用できることになっています。

これを一覧にしたものが指定添加物リストで、厚生労働省のホームページから閲覧することができます。

 

それに加え、日本で広く使用されており、昔から使われているものも例外的に使用が認められており、これを“既存添加物”といいます。

また、バニラ香料など、動植物から取れる天然の物質で食品に香りをつける目的で使用される“天然香料”、

寒天など元々食品として出回っているものを添加物として使用したものを“一般飲食物添加物”といい、これらも添加物として認められています。

 

食品添加物の一日摂取量の調査

厚生労働省では、食品中の添加物の種類と量を調査して、人が毎日一生摂取し続けても、健康に害がないと推定される一日の摂取量=許容一日摂取量(ADI)の範囲内であるかどうかを確認しています。

 

しかし、ADIの確認はラットなどの動物実験の結果をもとに、人間に計算し直して算出しているようです。

実験台にされる動物ももちろん可哀想ですし、動物で大丈夫だったから人間も大丈夫だとは言い切れない気がします。

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食品添加物の危険性とは?

では、食品添加物の危険性とは一体どのようなものなのでしょうか。

 

1.化学調味料によって、味覚神経や脳神経がマヒする恐れがある

2.着色料(タール系色素)には発がん性物質が含まれている

3.輸入フルーツなどに使われる防カビ剤(TBZ)には、遺伝子を損傷したり、染色体異常を引き起こしたりする恐れがある

4.牛乳由来のタンパク質であるカゼインには、アレルギーを引き起こしたり、ガンや白血病発症も懸念されている

 

少し見ただけでも、かなり危険そうなことがわかります。

 

コンビニ弁当やおにぎりに含まれる食品添加物

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コンビニ弁当やおにぎりに含まれる食品添加物の代表的なものを挙げてみましょう。

 

<グリシン>

コンビニのおにぎりのうまみ成分は、お米本来の味ではなく、化学調味料(うま味調味料)の味だそうです。

ほとんどのコンビニのおにぎりには、グリシンという炊飯過料剤が使われています。

グリシンはご飯のつやを出したり、保存性を高めるために使われており、成分は人工的に合成されたアミノ酸です。

このグリシンをモルモットに大量に与えたところ、筋緊張の消失と一過性の完全麻痺が起こったとの報告があります。

 

<pH調整剤>

いくつか種類があり、主なものはリン酸塩、クエン酸、クエン酸ナトリウムなどです。

これはら、一括表記が認められているため、1種類でも5種類使われていてもpH調整剤としか表記されません。

リン酸塩には、摂取しすぎると骨がもろくなってしまう可能性があります。

 

<次亜塩素酸ナトリウム>

カット野菜が黒ずんだりしおれてしまうのを防ぐために、次亜塩素酸ナトリウムという水溶液にカット野菜を入れ、消毒します。

この次亜塩素酸ナトリウムは、プールの漂白剤の臭いとおなじような臭いをしていて、漂白・殺菌作用があります。

さらに、シャキシャキ感を演出するためにpH調整剤につけるそうです。

ちなみに、次亜塩素酸ナトリウムは表示義務が免除されているため、パックになどに表記しなくてもいいのだそうです。

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<発色剤>

発色剤とは、肉などの色をキレイに見せるために使用される食品添加物で、主に亜硝酸ナトリウムなどが使用されています。

ハムやソーセージ・魚肉ソーセージなどに使われ、日本では生の肉や鮮魚への使用は認められていません。

ハムなどのタンパク質は時間がたつとアミンという成分に変化していくのですが、これが亜硝酸ナトリウムと胃の中で化学変化を起こし、ニトロソアミンという発がん性物質に変わってしまうといわれています。

 

<酸化防止剤>

バターなどの油脂の酸化を防ぐために酸化防止剤が使われています。

主な成分はBHA(ブチルヒドロキシアニソール)で、ポリプロピレンなどのプラスチック製品の安定剤としても使用されており、カップ麺のカップがこれに当たり、食品そのものに添加されているだけでなく、カップ麺のカップからも食品に流れ出しているとの指摘があります。

BHAを摂り過ぎると、発がん性や、人を凶暴にしてしまう可能性があります。

 

 

コンビニのお弁当やおにぎりの材料の部分を見てみると、原材料より食品添加物のほうが多く書かれていることもしばしば見かけます。

それぞれ上記のような目的で使用されていたのですね。

 

「保存料や合成着色料は使用していません」の罠

この言葉、コンビニなどでよく見かけますよね。

いかにも健康に配慮していて、安全な食品です、というアピールですが、食品添加物を全く使っていないということではありません。

食品添加物の内、保存料と着色料を使っていないというだけに過ぎず、他の食品添加物はバンバン使われていますのでご注意ください。

 

コンビニ弁当は腐らない!?

コンビニのお弁当やおにぎりは、賞味期限は1~2日ですが、1週間放置しても腐ったりカビが生えたりしないといわれています。(だからと言って食べられるわけではありませんのでアシカラズ)

これは、保存料や防カビ剤が大量に入っているため、腐敗しないのです。

 

まとめ

コンビニのお弁当やおにぎりには、たしかに食品添加物は多く含まれていることがわかりました。

過剰に摂取しなければ大丈夫との見解もありますが、何も入っていないもののほうがいいことは明らかです。

 

手軽で安いコンビニの食品ですが、自分でご飯を炊いて作ったおにぎりのほうが、実は安価で、なにより安全です。

コンビニを上手に利用しながら、自炊の大切さを改めて見直すのもいいかもしれません。

 

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