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回転性めまいの原因は三半規管に関係が・・!

      2016/02/07

立ち上がったときにクラクラっと、朝起きたときにクラクラっと…、

日常の生活のなかで起こるめまいに病気かなと不安に思う方も多いと思います。

ここでは、めまいと三半規管の関係、めまいの原因、

めまいの対策(予防)について触れたいと思います。

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めまいと三半規管との関連性とは

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まず、めまいと三半規管の関係です。

三半規管は人体で平衡感覚をつかさどる器官として知られています。

その他にも耳石器などの器官で平衡感覚を保ちますが、

どの部分に障害が起きてもめまいは発生します。

特に三半規管に関係しためまいでは酔っぱらったときのようにグルグル回るめまいが発生します。

 

めまいの原因と種類について

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次にめまいの原因と種類についてお話致します。

めまいの中にはいくつか種類があります。

先程紹介した三半規管に関係するグルグルしためまいを回転性のめまいと呼ばれています。

また、フワフワ、ユラユラするめまいを浮遊性のめまい、

目の前が暗くなるような感じのあるめまいを失神性発作と呼ばれています。

回転性のめまいは主に耳の器官が関係しています。

ストレスなどが原因で三半規管など内耳に障害が起こると発生します。

浮遊性のめまいは脳血管障害など、脳内の血管が詰まるなどの原因で起こります。

その他にもうつ病などでもこの浮遊性のめまいが発生します。

失神性発作の原因は貧血や不整脈など血液に関係しています。

学校の朝礼などで起こる現象です。

その他にも様々な種類・原因でめまいは発生します。

 

対策法とは

1・食事に気をつける

これらの対策はどのようにすればよいのでしょう。

まずは多くの病気を予防する際に言われる生活習慣に気を付けることです。

血液に関係するめまいは食生活で鉄分・ビタミンなどの栄養素のバランスに気を付ける必要がありますし、

脳内血管に関しても塩分の摂りすぎ・水分の摂りすぎ・飲酒・喫煙に気を付ける必要があります。

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2・ストレスを発散する

食生活や生活習慣など自分の意思でコントロールできる部分は対策としてたてやすいのですが、

外部からのストレス(心因的なストレスや温度・湿度など)が原因の場合、

特に心因的なストレスが原因となる場合は対策が難しいでしょう。

自らの力で解決できる場合はいいのですが、ストレスを発散させる趣味や楽しみがない人にとっては大変です。

そこで、おすすめする方法は「話をする」ということです。

職場でのストレスは職場外の友人に話をするなど、

人は話をすることで自分のストレスを和らげることができます。

身近に話のできる相手がいない場合は専門機関に話すとよいでしょう。

規則正しい生活と、適度な運動、話・相談ができる環境を整えることで対策をとることができます。

 

まとめ

最後に、めまいは日常生活のなかで身近にあるものです。

しかし、放置していても大丈夫なめまいから放置すると危険なめまいまで多くの種類があります。

回転性のめまいにはメニエール病の危険性があり、脳内血管に関するめまいは脳梗塞や、脳腫瘍の危険性があります。

失神性発作では、貧血、不整脈、血圧の異常などの危険性があります。

めまいの種類を自分で調べることもできますが、

自分で判断せずに専門機関や医師に相談することをおすすめします。

また、過度に敏感にならずバランスのとれた生活習慣を心がけましょう。

関連記事としましてはこちらの記事もご参考下さい。

三半規管が弱い人におすすめ!鍛える5つの方法とは!

寝起きでめまいが・・!3つの原因と効果的な対処法とは!

 
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