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泣くと頭痛がするのはなぜ?原因と治し方をご紹介!

   

泣くという行為は、人間にとって感情や脳の様々な働きによって引き起こされます。

時には、泣くことによって頭痛や吐き気など、因果関係がよく分からない症状が出現してしまうこともあります。

そんな経験で悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

今回は、泣くと頭痛がする原因と治し方について解説いたします!

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人間はなぜ泣く?

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そもそも泣くという行為は人間にとってどのようなものなのでしょうか?

ただ単に涙を流すということだけではありませんよね。

悲しくて泣くのか、嬉しくて泣くのか、怒りで涙を流すのか…。

時には、泣くことでスッキリした、なんて経験も少なくないでしょう。

 

このような、一般的に泣く要因として挙げやすいのが“感情”ですよね。

しかし、いわゆる“泣く”というものは人間の一つの行為であり、感情の変化だけでなく脳内や身体で様々な変化が起こっているのです。

 

泣くことによる脳内の変化

泣くことによる脳内の変化は、感情に大きく関係する部分と、感情とは無関係に変化する部分があります。

おおよその方が、そもそも泣くために悲しみや喜び、怒りなどの感情を抱えていますが、そのような感情は主に脳の中でも「前頭葉」が支配しています。

この部分は感情の表現や、注意力、運動などの人間らしい部分をつかさどっている部分で、この感情の変化によって前頭葉が涙を流すという行為に繋げていることも考えられます。

 

感情とあまり関与していない部分は、脳の中でも人間の本能的な部分をつかさどっている部分です。

人間の欲求や自律神経、記憶などの部分を支配している部分が感情によっていちいち変化が大きいと大変ですよね。

この部分は全く感情と関係がないかというとそういうわけでもないのですが、大まかにまとめてみると、泣くという行為によって、この脳内でも様々な変化が見られるのです。

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身体はどう変化するのか?

泣くことによる身体の変化は脳だけではありません。

そもそも、泣くということは体力を使います

精神的に疲労を感じることもありますし、疲労が痛みとなって表れてくることもあります。

この痛みが頭に起きれば頭痛、内臓に起きれば胃痛や腹痛など、人間は様々な部分で身体全体が繋がっているのです。

 

泣くということによるすっきり感も、この一つと言っていいでしょう。

ストレスが涙を流すことによって減少することは、多くの研究でも知られています。

しかし、身体の変化は人それぞれなので、全ての人がこうなる、というものは医学や脳科学だけでは断言できない部分が多いのです。

 

泣くことと頭痛の関係

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では泣くことと頭痛の関係は何なのでしょう?

先ほども言いましたように、泣くということによって身体の色んな所で変化が起きます。

その変化は人それぞれなので、泣くことによる頭痛が生じる人もいれば生じない人もいます。

 

中でも痛みという感覚は実に複雑ですが、泣くことによって起きる具体的な頭痛の原因には、

自律神経の変化

呼吸が乱れることによる酸素供給量の変化

痛みを感じやすくなる物質の増加

涙を流すことによる脱水症状

興奮状態による血管の収縮拡張で起きる偏頭痛

など、多くの要因が引き金となって頭痛になることがあります。

対処法は自分に合ったものを選択したほうがより効果的でしょう。

 

頭痛が生じた時の対処法

では、頭痛が生じた時にはどうしたらよいのでしょうか。

まずは、様々な症状を引き起こす引き金ともいえる、自律神経を整えてあげることが大切でしょう。

 

深呼吸をしたり、好きな香りをかいだりすることで気持ちが落ち着いて、自律神経も興奮が冷めていきます。

特に深呼吸は呼吸の観点から見ても多くのメリットがあるので、頭痛以外の症状にも効果が出やすいです。

 

泣きすぎて過呼吸になってしまったり、ヒステリーのように悲観的な試行しかできなくなってしまうと、呼吸が乱れて心拍数も上がり、身体全体の症状が出やすいです。

 

まずは、深呼吸して自分自身を見つめるイメージで頭痛を軽減していくことも改善策の一つです。

この方法は、頭痛を繰り返し引き起こさないための対策にもなります。

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泣くことと頭痛は本当に関係しているのか?

読みながら思った方もいらっしゃるかもしれませんね。

泣くことと頭痛は本当に関係しているのか?答えはイエスともノーとも言えないのです…。

医学的には様々な意見がありますし、必ずしも泣くという行為そのものが頭痛と関係しているのかはいまだはっきりしていません。

しかし、泣くという行為に隠れている感情の変化や、神経の変化が何らかの頭痛の引き金になっている可能性は高いと考えられます。

 

泣いている時の自分を見つめてあげる

泣く、これを簡単に言ってしまうと涙を流している、ということですよね。

ですが実際には人が泣くときには、必ずと言っていいほど感情が存在するものです。

ですから、まずは自分が泣いている時に、自分自身がいつもの自分とどう変化しているか、冷静に見つめなおしてあげることも大切です。

 

頭痛に意識が向いてしまうと、痛みのことばかり考えてしまって、どうしていいか分からなくなります。

外からもう一人の自分が見つめているようなイメージで、心を落ち着かせて自分自身を見つめてみて下さい。

そして、いつもの自分に近づけるようにしてみて下さい。

 

息が荒いな、姿勢が悪いな、顔色が悪いな、頬が赤いな…簡単なことに気づくだけでもいいです。

難しく考えず、自分を見つめ、認めてあげて下さい。

そうすることで自分自身の治療にもなっているのですよ。

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まとめ

泣くことと頭痛の関係性は、医学的に言えばまだ解明されていないことも多く意見も様々です。

しかし、自分自身で自分を見つめることは簡単です。

深呼吸をすることは、一つの自分を見つめる方法でもあります。

自律神経をゆっくり落ち着かせることで、自分自身を自分で治療してみて下さい。

 

頭痛に対しての対処法は数多くあります。

自分に合っている方法を選択して、症状を和らげてあげることも、自分自身の体を労わることにもなります。

 

頭痛を改善するためにも、痛みが起きていることだけに視点を置くのではなく、痛みを抱えている自分をいったん外から見詰めてあげることで、いつの間にか頭痛が消えている、ということも多々あります。

 

色んな方法を選んで迷うだけでなく、自分自身にも目を向けてみて下さい。

 

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