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三半規管が弱い人におすすめ!鍛える5つの方法とは!

      2016/02/20

三半規管はバランス感覚を司る器官で、内耳の前庭につながっています。

三半規管の機能は訓練によって鍛えることが可能です。

よくアスリートの方々は三半規管を鍛えており、

フィギアスケートの選手などはグルグルバットをしても目が回ることなく、

まっすぐ走ることができるのも三半規管を鍛えるトレーニングによるものです。

三半規管を鍛えるのが必要な人はアスリートばかりではありません。

三半規管(バランス感覚)を鍛えるとメニエール病の回転性めまいなどの

症状緩和やメニエール病の予防につながりとても重要です。

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・三半規管が弱いと起きる症状

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先にも述べましたが、三半規管が弱い人はメニエール病を発症する可能性が高くなります。

また、車酔いしやすい人やイヤホーンで音楽を聴くと気分が悪くなる人や、

3Dの映画を見ると酔ったり、気分が悪くなる人も

三半規管が弱い人と言え日常生活で不便を感じている方も多いと考えます。

これは、視角から入ってくる情報に身体や脳がついて来れないことが原因です。

具体的に言うと、本来なら車窓から流れる景色を見ながら身体は自分の状態を把握します。

しかし、三半規管が弱い人はこれをうまく把握することができず、

乗物に乗っている時の揺れや振動などで身体の状態を把握するので「酔い」につながります。

三半規管は元々弱い人もいますが、大人になってからも十分弱さを克服できる機能です。

以下に三半規管の鍛え方をいくつか紹介します。

 

1・乗り物に乗り続ける

少し荒い治療かもしれませんが、

三半規管を鍛えるために乗物の乗り続けるというのが良い方法です。

最初は短い距離から始めだんだん距離を長くしていくと良いです。

これと同じ方法は漁師の方も行っています。

最初は船酔いしやすくても、

毎日船に乗ることで少しずつ三半規管が鍛えられ、

気がついた時には全く船酔いしなくなります。

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2・回転椅子に座りぐるぐる回る

回転できる椅子に座って回ります。

最初は、遅いスピードから始め少しずつ早く回していきます。

気分が悪くなるまで続けるのはやり過ぎなので、

最初から無理せず少しずつ毎日行うと効果的です。

 

3・目を閉じて歩く。後ろ向きで歩く

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見なれた場所をくと良いです。

最初は、まっすぐ歩けないかもしれませんが、徐々にまっすぐ歩けるようになります。

また、目をとじて片足で立つのも効果的です。

さらに、後ろ向きで歩くことでも三半規管を鍛えることができます。

後ろ向きで歩けるようになったら、今度は目を閉じて後ろ向きで歩くことに挑戦するとより効果的です。

 

4・でんぐり返しとブランコ

でんぐり返しは三半規管を鍛えるのにとても有効的な運動です。

布団の上などで毎日1回でも良いので、でんぐり返しをすると三半規管が鍛えられます。

また、ブランコも三半規管を鍛えるのにとても有効的です。

大人だけがブランコに乗っているのに少し抵抗がある方や、

気恥しいと思う方は、子供と一緒に公園に行った時に、

一緒にブランコで遊ぶのも良い方法です。

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5・トランポリン

サーフィンやスノーボードの選手など、

バランス感覚が必要なアスリートが、

三半規管を鍛えるのにトランポリンを使用することは多いようです。

家庭用のものも販売されており、

三半規管を鍛えるだけでなくダイエットにも効果的なので結構人気です。

 

「まとめ」

三半規管が強いと、車に酔ったり3D映画に酔ったりしにくくなり、

遊園地の絶叫コースターやコーヒーカップなども大いに楽しめます。

元々三半規管が強い人もいるのかもしれませんが、

子供の頃からブランコでよく遊んだり、でんぐり返しをしたり、

回転できる事務用のいすをおもちゃにしたりと、

自然と鍛えられていることもあると思います。

三半規管が弱いと車酔いしやすく乗物に長時間乗るたびに、

心配になったりせっかくの旅行も気分が悪くなって

台無しになってしまうこともあるし、せっかくの楽しい映画も楽しめないことになりかねません。

こうならないためにも、日頃から三半規管を鍛えるように心掛けることをお勧めします。

さらに、高齢になった時にすぐに転倒しない、

優れたバランス感覚を保つためにも三半規管を鍛えることをお勧めします。

関連記事としましてはこちらの記事もご参考下さい。

回転性めまいの原因は三半規管に関係が・・!

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