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運動後に頭痛が起こる原因や予防対策について!

   

運動をした後、頭痛がするといった体験はありませんか?

はじめはびっくりするでしょうし、頭痛は辛いものですよね。

運動している最中や直後に頭痛が起こるとわかりやすいのでしょうが、少し時間を空けてから起こる頭痛もあるので、原因がわからないと不安になりますよね。

今回は、運動後の頭痛について原因や予防対策がないものか考えてみようと思います。

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運動後の頭痛の原因

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運動後の頭痛の原因の多くが、労作性頭痛と言われるものだと言われています。

厳密な原因は未だ解明されていないようですが、ある程度考えられていることがありました。

 

脳の中の血管の拡張

まずは、偏頭痛を持っている方と同じように、脳の中の血管が拡張してしまうことが原因ということです。

運動をすると、身体の血流量が増えて血管は拡張します。

ある程度以上の時間、運動を続けることで、全身の血管が拡張しますが、脳内の血管、脳につながる血管も含まれます。

その為、運動をすると頭痛が起こると考えられています。

 

脳内血管の酸欠

次に考えられるのは、脳内血管の酸欠です。

運動するときには、呼吸の数が増えたり、1回の呼吸量を増やして活動しています。

しかし、呼吸で酸素を確保することが追い付かなくなってくると、身体だけではなく、脳内も酸素が欠乏してしまいます。

呼吸が浅くて、回数が少ない傾向の方は、呼吸法を考える必要がありそうです。

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脱水症状

身体の水分が不足して脱水状態になると、頭部に必要な水分も不足してしまいます。

脱水症状による頭痛が起こる前には、身体もいろいろなサインを出しているはず。

しかし、そのサインに気づかず運動を続けることで、脳の水分も不足してしまいます。

脳には膜が何層もあり、衝撃での損傷を少なくするように水分の層もあります。

脳の中の血管の水分が少なくなっても頭痛が起きますが、間違って脳の膜の中(髄膜と言われるところ)の水分が少なくなると、大変です。

 

低血糖

このほかに、低血糖の症状として頭痛が起こることが知られています。

ダイエットで食事制限を厳しくして、さらに厳しい運動を行うことで、糖尿病を持病として持っていなくても、低血糖が起こります。

必要な栄養を取り、適度な運動をすることが健全な最適なダイエットになりますね。

 

運動による頭痛の対処、予防法

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・水分補給

運動をすると頭痛が起こりやすい人が、やってみると良い予防としては、運動する時にはこまめに水分補給をすることが良いと思います。

頭痛が起こりやすい人、水分を取りながら運動をしてみることをお勧めします。

 

・酸素吸入

酸素吸入という方法があり、酸欠での頭痛には、効果があると思います。

吸入タイプの缶に入ったものが、スポーツショップで手に入ると思います。

 

しかし、酸素が足りなくなる原因が、呼吸法や呼吸器の状態にあるのですから、予防法も合わせて考える必要がありますよね。

運動で苦しくなってくると、吐くことより吸うことに人は夢中になりがちです。

酸素を必要としての行動としては、正しいのですが、呼吸としては少し違います。

まず、しっかり息を吐くことで、肺の中まで空気が入ってくるのです。

 

酸欠になりやすい方は、いきむような運動はひとまず置いておいて、呼吸に負担の少ない有酸素運動と言われるウォーキングやジョギングから少しずつ呼吸を整えてみてはどうでしょう。

サイクリングも有酸素運動に含まれますね。

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・糖分の補給

次に、低血糖症状が起こっているときは、角砂糖をなめたり飴を食べたりするのが効果的です。

できるだけ早く吸収されるものが良いので、砂糖水を飲むことが必要なこともあるかもしれません。

病院などで低血糖症状があると、点滴で血管に直接ブドウ糖を注入するほどです。

糖尿病の方のみならず、ダイエットでも無理をし過ぎないことが大切です。

 

最後になってしまいましたが、血管拡張のタイプの方は、偏頭痛と同様なので基本的には、薬を飲まれたほうが良いと思います。

そして、どの程度の運動で、頭痛が起こるのかを把握することで、より少ない運動量を心がけて頭痛が起こることを予防する方法をお勧めします。

 

まとめ

運動で頭痛が起こる、動くと頭痛が起こる、人によって負担になる運動や動作の量が違うため、理解されにくいかと思います。

咳やくしゃみを続けてしたり、重い荷物を持っただけで、一時労作性頭痛が起こる方もいると聞いています。

自分の頭痛の生じない運動量を少しずつ考え、できる予防策をとりながら少しずつ運動量を増やすことで、労作性頭痛が起こりにくい体を作っていただきたいと思います。

 

また、労作性頭痛は、動くことで起こりますが、その時の姿勢や筋肉の使い方では、筋緊張性頭痛が起きることもあります。

一時労作性頭痛は割とすぐに頭痛が起こるのでわかりやすいかと思いますが、筋緊張性の可能性がある場合には、姿勢を考えつつ動くこととや、ストレッチなどを日ごろから心がけていると、頭痛が起きにくくなると思います。

 

頭痛は、日常におけるいろいろな作業時に頭を使うことを難しくしてしまいます。

頭痛が起きない体つくりは、自分の生活に潤いをもたらすことだと思って、無理のない範囲で行なってみてはいかがでしょうか。

 

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