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やけどの跡を消す7つの方法!これは絶対覚えて!

      2016/03/24

やけどを負った時適切な処置をしないと、やけどの深さによっては皮膚に跡が残ってしまうことがあります。

やけどの跡は、ケロイド状のものから皮膚の色素が黒ずんでしまうものまで、さまざまです。

皮膚の状態によって、跡を消す方法は異なります。

 

また、病院で治療を受ける場合と、自分でやけど跡を消す場合の方法も異なります。

今回は、病院でやけどの跡を消す方法と、自分でやけどの跡を消す方法の2項目に分けて、ご紹介させていただきます。

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病院でやけどの跡を消す方法

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病院でやけどの跡を消す場合、やけど跡の状態に合わせた方法を用います。

さまざまな方法がありますが、おもに用いられるのは、以下の4つの方法です。

①レーザー治療

②植皮手術

③削皮手術

④切除縫合手術

 

病院でやけどの跡を消す場合は、やけどの範囲が広く、自然治癒が困難であることが多いです。

手術も比較的大規模なものになります。それぞれの手術の内容について、詳しく見ていきましょう。

 

病院でやけどの跡を消す手術方法

まず、病院でやけどの跡を消す場合、受診するのは皮膚科ではありません。形成外科や美容クリニックを受診するようにしましょう。

以下の手術も形成外科や美容クリニックで行なわれている治療法法です。

 

①レーザー治療

レーザー治療は皮膚にレーザーを照射して、やけどの跡の治療を行なう方法です。

レーザーには色んな種類があり、皮膚の治癒力を高めるものや、炭酸ガスを照射して、皮膚の凹凸を平らにする効果などがあります。

 

②植皮手術

植皮手術は、自分の体の別の部分から皮膚を採取して、やけどの跡がある部分に移植する手術です。

ヤケドの跡の範囲が広い場合に用いられる手術方法で、手術の跡も残りにくい治療法となっています。

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③削皮手術

削皮手術はヤケドの跡の凹凸を専用の機器を使い削って、跡を目立たなくする治療法です。

やけどの跡が軽い・範囲が小さい場合に用いられます。

3ヶ月ほど赤みが残りますが、半年ほどした頃には目立たなくなるそうです。

 

④切除縫合手術

縦長のやけど跡に適した手術です。

やけどの跡が残る部分を切除して、縫合していきます。

縫合跡はしばらくは残りますが、半年程度で消えるといわれています。

 

自分でやけどの跡を消す方法

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自分でやけどの跡を消す場合は、保湿・ビタミンC・圧迫・紫外線予防といった方法が適切です。

肌が黒ずんでいる・水ぶくれが跡になってしまった場合は、自宅でやけどの跡を消すことも可能です。

ただし、ケロイド状になったやけどを自宅で治療することは難しいでしょう。

 

①保湿、ビタミンCを皮膚から吸収

傷跡を消すクリームや、化粧水・美容液などを塗って、保湿をじゅうぶんに行ないます。

保湿に使うクリームはビタミンCが含まれているものが良いでしょう。

ビタミンCは皮膚を修復するために必要な栄養素で、皮膚の材料となるコラーゲンの原料でもあります。ビタミンCを皮膚の奥深くまで浸透させる、ビタミンC誘導体が含まれていると、さらに効果が高まります。

 

②圧迫

ヤケドで皮膚が凹凸になっている場合、シリコンジェルシートでやけどの跡を圧迫することで、皮膚を平らにする効果を得ることができます。

シリコンジェルシートには、保湿効果もあるため、やけどの跡の治療に最適です。

 

③紫外線予防

紫外線を予防することによって、色素沈着のシミが出来ないように気をつけます。

服などで隠して、なるべく患部を日に当てないようにしましょう。

 

 

自宅でやけどの跡を消す場合は、かなりの時間が掛かると考えておいたほうがよいでしょう。

治療に用いるアイテムは、傷跡を消す効果というよりも、体が元々持っている自然治癒能力を高める効果を持っています。

使った翌日にやけどの跡が消えるようなことはありません。諦めずに毎日ケアを続けていくことが大切です。

 

◆まとめ

やけどの跡は皮膚の状態や、やけどの範囲によって、治療方法が異なります。

自宅でケアを行なっても、一向に改善されない場合は、病院で専門的な治療を行なったほうが良いでしょう。

 

特にⅡ度以上のやけどの跡や、やけどの範囲が広い場合は、なかなか消えにくいです。

カウンセリングは無料になっている病院もありますから、やけどの跡が消えなくて悩んでいる人は一度、病院で診察を受けてみてください。

 

やけどの跡を消したい時は、形成外科美容クリニックを受診するようにしましょう。

やけどに関してはこちらの記事もご参考下さい。

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