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夕方になると頭痛がする原因はなに?予防や対処法もご紹介!

   

なんだかいつも夕方になると頭痛がする。

そんな悩みをお持ちの方は案外多いのではないでしょうか?

夕方襲ってくる頭痛の原因はなんなのでしょう?

今回は、夕方になると頭痛がする原因とその対処法をご紹介します。

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夕方になると起こる頭痛のタイプ

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夕方になると起きる頭痛には、緊張型頭痛が多いといわれています。

緊張型頭痛は、頭の両側から締め付けられるような痛みを起こします。

痛みは、こめかみや前頭部、後頭部など頭全体に起こります。

 

緊張型頭痛は、長時間パソコン作業やデスクワークを行うタイプの仕事の人に起きやすいといわれています。

朝からの疲れが溜まってきた夕方頃に起きやすくなるんですね。

 

原因は?

緊張型頭痛は、

・心に受けるストレス

・身体に受けるストレス

が原因で引き起こされるといわれています。

心に受ける精神的なストレスが溜まったり、長時間同じ姿勢のまま作業することにより、肩、首などの筋肉が緊張し続け、血液の循環が悪くなる、疲労物質が溜まるといった「コリ」の症状が出て、頭痛を引き起こすと考えられています。

 

<精神的なストレス>

ストレスがかかると、自律神経の交感神経が優位に働き、血管は収縮して筋肉は緊張した状態になります。

ストレスが解消されないままでは、筋肉の緊張が続き、緊張型頭痛が起こりやすくなります。

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<長時間同じ姿勢が続く>

長時間うつむき姿勢を続けるなど、同じ姿勢のまま作業することによって、肩や首の筋肉がこりやすくなります。

特に、デスクワークやパソコン作業をしている方に多くみられます。

 

<眼精疲労>

パソコン作業やデスクワークで、長時間近くばかり見ている状況は、目のピントを合わせる働きをしている毛様体筋という筋肉を収縮させ続け酷使している状態で、眼精疲労を起こします。

この眼精疲労もまた、頭痛を起こす原因のひとつになります。

 

夕方の頭痛の対処、予防法

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頭痛が起きると、仕事や勉強に集中できず困りますね。

ここで、頭痛を和らげる方法や起きにくくする予防法をいくつかご紹介します。

 

<肩や首を温める>

緊張型頭痛は、肩や首の筋肉の血行が悪くなることで起こりますので、コリを感じる部分を蒸しタオルで温めると頭痛が和らぎます。

入浴で、ぬるめのお湯にゆっくり浸かって、筋肉の緊張をほぐすことも効果的です。

 

<ストレッチをする>

仕事の合間などに、肩や首周りの筋肉を中心にストレッチを行って、筋肉をほぐし血行を良くするとよいです。

いすに座ったままでも、両肩に手を置いて両腕を大きく回したり、両肩を上げてストンと下げたり、首を回すなど簡単なストレッチもありますので、ぜひ試してみてください。

 

<目を休ませる時間を作る>

パソコン作業などは1時間に10分程度、目を休めるようにしましょう。

このとき、目の上に蒸しタオルを置いて温めると、目の筋肉の緊張が緩んで、血行が良くなり効果的です。

休憩中、遠くを見ると、ずっと近くを見ていて緊張していた毛様体筋が緩むので、ストレッチになり目の疲労回復に良いようです。

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<ストレス解消>

精神的なストレスを溜めていることは、自律神経のバランスを崩し、頭痛を引き起こすだけでなく、さまざまな体の不調を起こします。

ストレスを解消することが大切です。

仕事の区切りで休憩をとるようにし、その時間は、リラックスできる環境を作りましょう。

また、食事は規則正しく取り、入浴はゆっくりぬるめの湯船に浸かると良いです。

足湯も良いですね。

好きな音楽を聴く、好きな香りのアロマを焚くなども気持ちをリラックスさせます。

そして、睡眠時間をしっかりとることも大事です。

食事中、入浴中、睡眠中などリラックスしている時は、自律神経の副交感神経が優位に働きます。副交感神経が優位に働くと、身体は、栄養を吸収し、疲れを回復するように働きます。

その他、ウォーキングなどの軽い運動をすることも、血行が良くなり、さらに、ストレス解消にもなります。

 

<鎮痛薬を飲む>

痛みがひどい場合、直ぐに頭痛から開放されたいですよね。

緊張型頭痛には、イブプロフェンやロキソプロフェンなど非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)が有効です。

ただし、あまりに頻回な薬の服用は、薬の使いすぎによる頭痛(薬物乱用頭痛)を起こす場合もありますので、注意が必要です。

頻回な頭痛は、医師の診察を受け、適切な治療を受けましょう。

 

まとめ

夕方に起きる頭痛は、緊張型頭痛であることが多く、長時間パソコン作業をする仕事やデスクワークなど、同じ姿勢を長時間している方に起こりやすいです。

 

緊張型頭痛の原因には、心に受けるストレスや身体に受けるストレスが関係しているといわれています。

精神的なストレスが溜まったり、長時間同じ姿勢をしていることで、肩や首の筋肉が緊張し続け、血行が悪くなり、疲労物質が溜まることで頭痛を起こします。

 

対処法は、温めたり、ストレッチ、ストレス解消などをして、肩や首の筋肉の緊張を緩め、血行を良くすることで痛みが和らぎます。

普段から仕事の合間にストレッチを取り入れたり、ストレスを溜めないことが、頭痛の予防にもなりますね。

 

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