爪が伸びるのが早い5つの原因!これは病気なの!?
2016/03/18
つい最近切ったばかりなのに・・、ネイルの手入れが大変だ・・、病気ではないか・・?
などなど、思う事は人それぞれかもしれませんが、色々不都合なこともあって気になるところですね。
今回は、爪が伸びるのが早い原因についてご紹介させていただきます。
何が原因なのか、伸びの速さが身体と関係しているのかまとめてみました。
爪が伸びるのが早いことは病気?
結論から言うと、病気ではありません。基本的には健康な証です。
健康な人の爪は平均1日に0.1mm伸びると言われています。
また、手と足の爪では手の方が伸びる速度が速いです。ちなみに、爪全体が生え変わるのに、手は約6か月、足は1年ほどかかります。
爪は硬いですが骨とは関係なく、髪の毛と同様に皮膚が変化したものです。
従って爪の伸長は、新陳代謝が活発な証拠ですので、爪が伸びるのが早いから何かの病気に関係しているということは有りません。
他に兆候が無ければ、健康の証と捉えて良いものです。
爪は、その時の色や状態で、いろいろと身体の健康状態を測ることが出来ます。
艶のあるピンクがかった色は健康な証拠です。
加齢とともに縦に筋が入ることは自然ですが、横縞が目立つと何らかの健康が損なっていることが考えられます。
爪の色が白濁したり黒褐色になったら、むくみや血管系の病気、内臓系の疾患が考えられます。
新陳代謝
そもそも爪は何故必要なのでしょうか?
それは、物を掴んだり指先で作業をする際に力加減を調節して上手く掴んだりするため、足の場合はつま先に力を入れて、バランスを保つことが出来るように爪が必要だからです。
爪は指先をよく使えば自然とすり減ってきます。そうすると指先の機能をカバーするように爪は伸びてきます。
したがって、新陳代謝がいいと爪も伸びるのが早くなります。
伸びる速度が人によって違う理由は、新陳代謝が活発な人とそうでない人の差であったのです。
よって一般的に、若い人、運動を良くする人は新陳代謝が活発なので、爪の伸びは早いのです。
また、爪はケラチンというたんぱく質で作られているので、良質なたんぱく質を充分摂取している人はエイジレス的に爪の伸長が早いかもしれません。
季節の差
爪が伸びるのが早いことは、健康的の証だと言うことはお分かり頂けたと思います。
爪はタンパク質で生成されているので、髪の毛と同様に大人より子供の方が、女性より男性の方が、夜より昼間の方が、暑い国に住む方が良く伸びます。
また、新陳代謝が関係していることから季節にも影響されます。
誰でも冬場の寒い時期より、汗をかきやすい暑い夏の方が新陳代謝が活発になり、血液の循環も良くなるので、血液から十分な栄養が補給できる夏場は爪が伸びやすいのです。
年齢 男女の差
前述しているように、爪の伸長の速度の差が新陳代謝が大きく関係していることは、ご理解いただけたと思います。
つまり、新陳代謝に影響する要因が爪の伸長にも影響するということなのです。
季節の寒暖しかり、年齢もしかりです。では男女の差とはどういうことでしょうか?
これは簡単に言うと、男性の方が女性に比べて筋肉量が多く基礎代謝が高いので、新陳代謝も高くなり爪の伸長に影響しているからです。
よって、一番爪がよく伸びるタイプは年齢20歳前後の筋肉質の男性と言うことに成ります。
手と足で伸びるスピードが違う
爪は、使えば使うほど刺激され摩耗します。そして、指先をカバーするために爪は伸びやすくなります。
良くパソコンのキーボートを叩いている時に、何か打ち辛いなあと感じて指先を見ると、結構爪が伸びていたという経験はありませんか?
手の爪は、パソコンを触ったり、家事をしたりと刺激を受けやすいため、爪が伸びやすくなります。
手の爪は足に比べて2倍ほど伸びる速度が速いと言われています。
その中でも、
中指→薬指→人差し指→親指→小指
の順で伸びるスピードが速いということです。
爪は1日あたり0.1mmほど伸び、7日で0.7mm、一か月だと3mmほど伸びる計算になるので、10日に1回は爪を切って手入れをすることが、指先を清潔に保てるサイクルと言えます。
睡眠不足は爪が伸びる!
睡眠不足=起きている時間が長いと、活動時間が長くなり爪が伸びやすいのです。
爪がよく伸びるのは基本的に健康な証ですが、睡眠不足だけはネガティブ要素なので気を付けたいですね。
逆に伸びるのが遅い場合は要注意!
若い人で爪が伸びるのが遅い!と言う人は要注意です。
新陳代謝が低下していて、循環器系や腎臓や肝臓系の疾患も考えられます。
詳しくはこちらの記事をご参考下さい。
爪の切り方も注意が必要です。手のひら側から指先を見て爪が覗いているような時が切り時です。
切り方は、丁寧に数回に分けて切るのがいいですが、角は肉から少しはみ出る位で留めておくことが重要です。
深爪をすると指先の調整が悪くなったり炎症の元になるので注意しましょう。
まとめ
爪が伸びるのが早いからと言って、何も心配することが無いということがお分かり頂けたと思います。
爪は健康のバロメーターですので、爪を切るときに色や厚さを観察することを心掛けましょう。
加齢や気温の差によって爪の伸びは影響を受けますので、あまり神経質にならずに定期的な爪切りで爪先を整え、清潔を心掛けることが指先の作業性を向上させる意味で大切なことですね。
しかし、爪の色には注意が必要です。白濁や黒み赤みがかった状態ではないか、日頃からチェックしましょう。