耳の奥がズキンと痛い7つの原因!ストレスや病気に注意!
2016/02/08
耳の奥が痛いと感じた事がある人も居るのではないでしょうか。
痛いと感じるのは体が異常を感知し教えてくれているからです。
直ぐに治ったから、と放置したりしていませんか?
その痛みにはもしかすると大きな病気が隠れているかもしれません。
今回は、耳の奥が痛くなる原因についてご紹介させていただきます。
目次
1・【ストレスによるもの】
近年スマホやパソコンが普及し、仕事でもパソコンでの機械業務や
プライベートでもインターネットの普及で常に誰かと繋がっている状態が続きストレスを招きやすい社会になってきました。
ストレスを抱えていると“緊張性頭痛”を引き起こしやすくなります。
緊張性頭痛は首から頭にかけて血行が悪くなり、
頭に十分に血流が流れない事で、頭痛や耳の奥の痛みが引き起こされます。
姿勢の悪さにより血流が悪くなる事も原因の一つです。
解決方法としては、ストレスを溜め込まないようにしたり
ゆっくりとお風呂に浸かり体の凝りをほぐす事や
気持ちをリラックスさせるなどがあります。
2・【耳かきなどによる炎症】
耳かきを自分でする人は多いのではないでしょうか。
しかし耳かきは加減が難しく、長期間放置すると耳垢ぎ溜まりすぎたり、
頻繁に行いすぎると、耳を保護する役目もある耳垢を取りすぎて、炎症を起こしたりします。
上手く力加減が出来ずに耳の内側を傷つけてしまうと、
そこから菌が入ることで炎症を起こして耳が痛む事があります。
また綿棒や耳かきが不衛生だと、そこから雑菌が繁殖し耳の痛みに繋がる事もあります。
耳かきは頻繁にせず1カ月に1度にくらいにして、
綿棒等の道具は清潔に保ち耳掃除をするように、
気をつける事で症状はかなり改善されます。
3・【肩こりやリンパの腫れによるもの】
肩こりや腫れで耳の痛み?と思う人も居るかもしれませんが、
肩から首に向けての筋肉は耳の後ろにまで繋がっているので
そこが凝る事で耳の痛みに繋がる事があります。
肩こりが原因の場合には温めてほぐしてあげるよう心掛けましょう。
扁桃腺などの病気により、耳の後ろが腫れている場合には
元の原因となる症状を改善する事で、自然と耳の痛みも解消していきます。
耳の症状以外にも肩に違和感が感じた場合には、
まず肩の筋肉をほぐしてみたりして、
それでも症状が改善しない場合には病院で診てもらいましょう。
4・【耳の病気、中耳炎、外耳炎】
中耳炎や外耳炎が原因で起こる場合、早いうちに耳鼻科を受診し適切な治療を行いましょう。
中耳炎は乳児や小さい子供がかかりやすく、耳の病気としてはよく聞く名前だと思います。
軽度であれば自然治癒がとられますが、症状が悪化すると聴力が低下してしまう可能性もあるので気をつけましょう。
始めは急性中耳炎を発症しますが、
適切な治療や完治しないまま放置すると何度も発症し慢性中耳炎になるので注意しましょう。
外耳炎は細菌により起こる外耳道の感染症で、原因は耳かきのやりすぎが多く、痛みの他に腫れや耳だれなどの症状が現れます。
5・【神経痛によるもの】
耳の奥に、舌咽神経という痛みを感じる神経が存在します。
血管がこの神経を圧迫することで、刺激を受けて痛みとして現れます。
ウイルスや細菌により、喉が炎症を起こし腫れること(咽頭炎)で
血管を圧迫し神経を圧迫し痛みが出る事です。
このような場合、原因となる喉の炎症が治ると耳の痛みも自然と引いていく事が多いようです。
急性咽頭炎を繰り返すと慢性化し、この場合発熱などはなく喉につかえるような違和感を感じるようになります。
6・[顎関節症]
顎と耳の関節は、とても近い場所にあります。
顎関節の異常により、耳の奥に痛みを感じることもあります。
頬杖や噛み合わせの悪さなどで、
顎に負担をかけることで発症する顎関節症や
顎の関節が外れてしまい、口が閉めれなくなる顎関節脱臼があります。
7・[音響外傷、大きな音]
イヤホン、ヘッドホンで長時間、大音量で音楽などを聞いていませんか?
大きな音は耳に負担がかかり、難聴気味になったり痛みを感じることがあります。
音量を下げたり、うるさい場所では耳栓を使用したりしましょう。
また、イヤホンはサイズが合わない物を使用すると、耳を傷付けてしまい、
外耳炎を起こす可能性もありますので気を付けましょう。
[まとめ]
耳の痛みが続くと不快ですよね。
耳はとてもデリケートな器官なので症状が出たときは安易に考えず
少しでも違和感を感じるようであれば病院を受診しましょう。
また、耳だれや腫れなど他の症状がないか確認しましょう。
小さい子供の場合、中耳炎になりやすいので耳の痛みを訴える事も多いかもしれません。
特に風邪で鼻水が出ると、中耳炎を起こりやすいので
風邪を引いてる時、治った後も数日は観察してあげるようにしましょう。
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