足の裏の汗が多い!3つの原因と対処法について!
2016/02/13
足裏の汗がひどいと、お座敷や誰かの家へお邪魔する時など、
靴を脱ぐ場面に遭遇した時、焦ったという事はあるのではないでしょうか?
汗をかくだけでも嫌ですが、
放っておくと臭いも出てきてしまいコンプレックスになっていませんか?
今回は、足汗をかく原因と、緩和できる対処法
をご紹介させていただきます。
目次
【足汗の原因]
1・温度調整によるもの
手のひらと同様に足の裏には、たくさんの汗腺が存在しています。
そのために少しでも温度が上がるとたくさんの汗をかいてしまいます。
“末端冷え性”という言葉があるように、
手や足先などは冷えやすい傾向にあります。
これは手足よりも優先的に臓器に血液を送るために、
手足に血液が流れにくくなり冷えてしまうのが原因です。
そして、手足が冷えると、手足を温めようと血液を流すので一気に温まり汗をかいてしまうのです。
2・緊張やストレスによるもの
極度の緊張が加わると手汗をかくというのはよく耳にした事があるのではないでしょうか。
手と同様、足もストレスや緊張で汗をかきやすい部位になります。
普段から足汗を気にしている人が
急に靴を脱がなければならない場面に遭遇してしまった場合、
歩くと汗で靴下の跡がつかないか?
臭いは大丈夫だろうか?と考えてしまい、
さらにそのストレスで足汗をかくという悪循環に陥ってしまう事があります。
3・病気によるもの
ストレスや緊張で出るのはもちろん、
特に思い当たる事がないのにも関わらず
汗が出るという場合には“足底多汗症”かもしれません。
特徴として、発症する時期は幼少期から思春期に多いと言われており、
また、眠っている時には汗をかかないという特徴があります。
多汗症の場合には自律神経である副交感神経と交感神経の乱れにより起こるものなので、
ホルモンバランスを整える事を意識したり投薬治療があります、
まずは病院で診てもらい自分にあった治療法を行っていきましょう。
【足汗の対処法]
1・温める
温めると余計に汗をかいてしまうのでは?と思う人も居ると思います。
しかし先程お伝えしたように、手足が冷えると温めようとして
血液の流れが良くなり汗をかいてしまいます。
なので、原因となる冷え=血行不良、を改善する事で急激に足が温められる事もなくなり汗をかきにくくなるのです。
血行を良くするには半身浴など全身を温めたり、
運動を行う事で血流がよくなり全身にしっかりと血液が送られるようになります。
2・靴や足を清潔に保つ
靴を脱ぐ事で足汗を気にするのはもちろん“臭い”があるのでは、
と心配している人も多いのではないでしょうか。
臭いの原因は、ずばり雑菌です。
靴や足を清潔に保つことがとても有効な対策となります。
靴の中は換気がされにくいので汗をかくと蒸れやすくなります。
ジメジメとした靴の環境は雑菌にとって、
とても繁殖しやすく心地よい空間と化してしまいます。
まずはこまめに靴下を変えたり、
家に帰り靴を脱いだら干すように心掛けたりと清潔に保つようにしましょう。
足も同様に毎日お風呂でしっかりと洗っていないと、
雑菌が繁殖しやすく臭いの原因となってしまいます。
入浴の際は、指の間や足裏までしっかりと洗うようにしましょう。
3・ツボや腰の刺激
足裏に効くツボは、手の人差し指の爪の横(親指側)や足の小指の爪の横(外側)があります。
これらのツボをグリグリ押す事で交感神経の興奮が抑えられ汗が止まる効果があります。
会議前など緊張すると予想される時など
前もってツボを刺激する事で汗を抑えられるのでオススメです。
また腰を圧迫する事で汗を抑える事もできます。
方法はシンプルで、ベルトを少し下にずらし、腰辺りをぎゅっと締め付けるだけです。
皮膚圧反射という性質で、圧迫すると圧迫した反対側の汗が止まるというものです。
[まとめ]
いかがだったでしょうか。
夏場や梅雨時など暑さにより汗をかくのはもちろんですが、
緊張やストレスによるものも非常に多いです。
足汗や臭いを気にする事がストレスになっているのであれば、
原因となるものを取り除くよう心掛けましょう。
今回ご紹介した方法は道具など一切使わず
簡単に行える物ばかりなので、ぜひ実践してみて下さい。
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