足にタコが出来る原因や治療法について!魚の目とは違うの?
2016/02/13
足に違和感を感じる…、
靴を脱いでみてみると足にタコができてる!
という経験はけっこうあるのではないでしょうか?
あれ?これってタコ?それとも魚の目?
そもそもタコと魚の目の違いは??
今回は、足にタコができる原因と対処法、タコと魚の目の違い
についてご紹介させていただきます。
目次
[タコって何?魚の目との違いは?]
タコも魚の目も元は同じで、皮膚の角質が硬くなったものです。
両方とも同じ角質なんですが、違いがありまして
タコは皮膚の表面の角質が皮膚の外側に向かって盛り上がったものですが
魚の目は中央部に芯があり、この芯が神経のある皮膚の内側方向へと食い込んでいきます。
皮膚の角質化が、外側へか内側へかが大きな違いとなります。
したがって、タコは痛みがありませんが魚の目は痛みがあります。
[タコができる原因]
タコができるのは、長期間において皮膚に摩擦や圧迫が加わるからです。
長期間、皮膚の同じ場所に摩擦や圧迫が加わると、皮膚が防御反応を起こし、角質が硬くなります。
足は毎日靴を履くせいで、
摩擦や圧迫が加わりやすくタコができやすい場所なのです。
具体的にタコが出来やすくなる原因としては
・靴と足の形が合っていない
・歩き方に特徴がある
・姿勢が悪いせいで一部に負担が集中している
・足が乾燥している
・開張足(かいちょうそく)になっている
が挙げられます。
特に、靴と足が合っていないという原因が多いです。
小さい靴を履いていると、つま先の摩擦と圧迫が続くのでタコの原因となりやすいです。
逆に、大きすぎると足の裏と靴の摩擦が増えるので、足裏のタコの原因ともなります。
普段の歩行姿勢もですが、女性は高いヒールを履いていると足の負担が大きくなります。
また、足が乾燥していると皮膚の角質化が進んでしまいやすくなるので注意が必要です。
開張足になると、体重を前にかけるようになり、足が擦れやすくタコの原因にもなります。
[タコの治療法とは]
1、角質を削る
初期の頃でしたら、薬局などに打っているフットケア用のやすりで角質を削るのがいいでしょう。
痛みがないからと言って、カッターや爪切りで切除しようとすると
細菌が入り炎症を起こす可能性かありますので、
専用のフットケア用品を使いましょう。
お風呂に入った後で角質が柔らかくなっている時が好ましいです。
2、自然治癒
自然治癒の方が、足を傷付けてしまうなどの心配がないので低リスクな方法です。
まずは足裏保護パッドを使用して、足の裏の負担を軽減してあげましょう。
足の血行を良くしたり保湿したりして新陳代謝を促すと、
自然と古い角質が取れていきます。
3、皮膚科へ行く
重症化してしまったり、
どうしても今すぐ治したい場合は皮膚科を受診しましょう。
液体窒素などを使用し、症状に合わせた方法で治療してもらえるでしょう。
[タコの予防法]
1、自身に合った靴選び
まずは、今履いている靴を見直しましょう。
靴は縦幅だけではなく横幅も重要です。
また、底が薄いと足の負担が大きくなってしまいます。
女性の方でヒールを履く方は、なるべく高くないヒール(5センチ以下)を選びましょう。
ちなみに、靴を選ぶ時間は夕方にしましょう。
朝より夕方の方が足がむくんでいるからです。
2、歩行時の姿勢
歩く際の姿勢も大切です。
足の裏は全体重を支えているので、歩く際の癖や姿勢のゆがみの影響を受けやすい場所です。
気になる方は1度、整体に行ってみるのもいいでしょう。
3、足の保湿
皮膚は乾燥肌になると、どんどん角質化が進み硬くなってしまいます。
外出前やお風呂上りなど、
定期的に保湿クリームを塗って足のケアを意識しましょう。
血行が良くなり新陳代謝が上がるため、角質の硬化予防となります。
4、開帳足を治す
足の甲の指の付け根部分は通常アーチ形になっているのですが
アーチになっておらず、べたっとした足が開帳足です。
これは、歩き方などの問題で筋肉が衰えてしまったものと言われています。
整形外科へ行き相談してみましょう。
足の指の体操や、テーピングと言った治療法があるようです。
[まとめ]
足のタコは、やはり普段の生活からくるものなんですね。
特に、立ち仕事や外回り営業で足をよく使う方は
靴選びや歩き方などに今一度、気を付けてみましょう。
また、魚の目の治療はタコと違うこともありますので注意が必要です。
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