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足の小指が腫れて痛みが!4つの原因となる病気!

      2016/03/29

足の末端の小指は、ちょっと家具の角にぶつけただけでもとても痛いですよね?

でも、そういう時の痛みはすぐに収まります。

問題は、足の小指が赤く腫れ上がったり内側に曲がったりと、普段の状態とは異なる様子をしている時です。

そういった場合、痛風、内反小趾、リウマチ、ひょう疽など、その原因は病名のつくものかもしれません。

今回は、足の小指が腫れて痛い原因についてご紹介させていただきます。

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「熱をもっていて激痛=痛風の可能性大!」

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痛風の初期症状として、足の指をペンチで(!)挟んだような痛み、骨を刺すような痛みというものが挙げられます。

痛風の場合、最初の段階では足の親指に痛みと腫れが出ることが多く確認されていますが、小指である場合もあります。

 

痛風の場合、その痛みは深夜に発症し、数日すると収まってしまうことがあります。

しかし、治ったわけではありません。痛風は、また繰り返し痛みが襲ってきます。

 

最初に足の小指に痛みを覚えたときに、それが深夜で刺すような痛いであった場合は痛風である可能性が高いと言えるでしょう。

また、痛くなる前に足の指先がピリピリしたり熱を持つような感じがする等の前兆があった場合も痛風の可能性大です。

 

痛風は、プリン体の過剰摂取=血液中の尿酸の増加による関節の炎症、が原因であると言われています。

プリン体=ビール、のようなイメージがありますが、実はプリン体が多く含まれるのはお酒だけではなく、

・煮干し

・鰹節

・干し椎茸

・鶏レバー

等があげられます。何だか健康的なイメージの食材ですね。

 

プリン体は体内で尿酸に変化をし、尿酸が上手く排出されない場合、痛風を起こすと言われています。

プリン体は食べ物として摂取されるのは全体の2、3割であるとされ、昔は治療法として食事制限がとられていたのが痛風ですが、現在ではあまり重視しなくなりました。

普段の生活を省みて、高カロリーな食事や塩分等を控え、水分を多くとる事によって症状が収まる事もあるため、食事によるところも無視は出来ないかも知れません。

 

足の小指が赤く腫れてしまった原因が痛風の場合、一度収まっても放っておくと何度も繰り返す可能性があるため、早目の対処が必要です。

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外反母趾もあって小指も痛い=内反小趾の可能性大!

外反母趾はよく聞きますよね。

内反小趾は、足の小指の付け根が外側に広がり変形し、腫れたり痛みが出る症状です。

実はこの内反小趾、外反母趾を発症している人の約8割が併発していると言われています。

 

内反小趾も外反母趾同様に、足に合わない靴や足に負担をかけやすい靴を履く事によって、歩き方自体が不自然なものとなり、その結果足の小指の骨の変形につながります。

足に負担をかけている事が原因であるため、小指だけに異常が生じるのではなく、外反母趾とセットとなりやすい、というのは何となく納得ではないでしょうか。

 

上に書いた痛風が内科的な事が原因であるのに対して、内反小趾の場合は外科的な、足の小指に対して直接的な事が原因となっています。

足の小指の痛みや腫れの原因が内反小趾である場合、特徴はその変形です。

腫れや痛みを伴う事はありますが、症状によっては痛みはあまりない場合もあります。

 

足に負担をかける靴とは、サイズが合っていない場合だけでなく、ヒールが高すぎたり、爪先のデザインが窄まっていて、実際の足の形が保たれない場合等が挙げられます。

内反小趾(外反母趾も)は、トゥシューズを履くバレリーナや、トゥシューズではなくても、つま先立ちの動作の多いダンサー等にも多くみられます。

 

足の小指の付け根の変形を発見したら、まずは靴が合っているかどうか気にしてみましょう。

放置しておくと悪化して外科手術が必要になる場合もあります。

 

足の小指が巻き爪だったり傷がある場合=ひょう疽かも

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巻き爪や深爪により、皮膚に傷がつくことによって細菌感染した場合、ひょう疽(ひょうそ)という病気が痛みや腫れの原因となります。

ひょう疽の場合、その症状はズキズキとした痛みが主な症状です。

爪の周りから足の小指の先にかけてズキズキと痛み、重症の場合は赤く腫れて関節を動かそうとすると激しく痛み、最悪動かせなくなったりもします。

 

ひょう疽は手の指先や足の指先にできますが、常に傷があり細菌が入り易い状況、

・乾燥によるあかぎれ

・ささくれ

・巻き爪

・幼児の指しゃぶり

等によって引き起こしやすくなります。

 

予防対策としては、爪切りの際などに傷を作らないようにし、傷が出来たらなるべく傷口を保護し細菌の侵入を防ぐ事が大切です。

ひょう疽になってしまった場合は早目に皮膚科を受診しましょう。

傷が治りにくい場合や体の抵抗力が落ちている時などは特に治りにくく、放っておくと悪化しやすいので注意が必要です。

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足の小指だけでなく、全身の怠さも伴う場合=リウマチ!?

小指の腫れや痛みの原因には、慢性関節リウマチも考えられます。

リウマチの原因はまだはっきりと明らかになっていませんが、体の末端の関節の炎症から始まり全身の軟骨や骨を侵してゆく、という事が分かっています。

最近では、ストレスや細菌感染がリウマチの原因となっているのでは、と考えられています。

 

足の小指の痛みや腫れの原因がリウマチであった場合、食欲がなくなったり、全身の怠さや熱っぽさも感じるとの事です。

足の小指だけでなく、全身にまで痛みや腫れが拡がる事を確認すれば、リウマチの可能性が高いということが分かりますが、出来れば最初の段階で食い止めたいものです。

 

リウマチは痛風同様、昔と比べて治療方法が格段に進化しています。

足の小指に異常が出ている段階で体からのSOSをキャッチできたという事で、早目に受診し対処しましょう。

 

まとめ

足の小指は体の末端にあって、普段は気にも止めないかも知れません。

しかし、痛みや腫れは体の異常を知らせる大切なシグナルです。

その痛みの原因は様々ですが、普段の生活や異常を感じる前の事を思いだし、痛みが小指の所で済んでいるうちに解決するのがとても大切です。

傷口から細菌が入るひょう疽や、歩くときに負担がかかる事によって起きる内反小趾などは心当たりがあるかも知れませんが、痛風やリウマチの場合、すぐには痛みや腫れの理由が分からないかも知れません。

 

足の小指が腫れて痛い時は、皮膚科整形外科を受診しましょう。

 

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