足のしびれの治し方!原因別に8つの方法をご紹介!
2016/03/01
う、動けない・・。足がしびれて動けないって経験ありませんか?
そんな時、即座に治す方法があれば助かりますよね。
多くの人は長時間正座をしたり、同じ姿勢でいると足がしびれてきますよね。
他にも腰痛や椎間板ヘルニアなど腰の疾患が原因で足がしびれる症状が引き起こされることがあります。
今回は原因別に、足のしびれを治す方法をご紹介させていただきます。
一緒に見ていきましょう。
目次
正座で足がしびれる場合の解消法
正座をしていると足がしびれるのは、足の血管が圧迫されることで血行が悪くなり、末梢神経の酸素が不足した状態になってしまうからです。
末梢神経は酸素が不足すると機能が悪くなり、そうなると足がしびれるという症状が引き起こされます。
では、正座で足がしびれた場合にはどういった対処法があるのか見ていきましょう。
立ち上がる
しびれるのを我慢して立ち上がりましょう。
座ったままの状態だと血行が悪く、足の神経が圧迫されています。
立ち上がる事によって血行が良くなり、足の神経の麻痺も解消されるのでしびれも改善する事が出来ます。
急に立ち上がるのがつらい時は何かに掴まったりして立つと良いでしょう。
後ろ向きに歩く
正座でしびれているのを我慢して立ち上がり後ろ向きに歩いてみましょう。
そうする事で背筋が伸び、足の血行が良くなって、しびれが改善されます。
階段などを後ろ向きに上るのも効果的です。
マッサージ・ストレッチ
いきなり立ち上がるのが難しい場合には、ふくらはぎから足の裏にかけてマッサージをしてあげましょう。
・指で強く押すようにマッサージする
・足の指を引っ張ったり動かす
・足首をぐるぐると回す
ようにストレッチするのが効果的です。
③姿勢を変える
正座をした姿勢のままつま先を立てるようにする、体躯座りをするなど足の血管を圧迫から少しずつ解放してあげるとしびれがやわらいできます。
足がしびれてからできる対処法だけでなく、足が少しでもしびれにくい正座の仕方をご紹介します。
足をしびれにくくするには、右と左の足の甲や指を重ねてクロスしておく方法があります。
ときどき重ねる足を逆にしてあげると、重心が1カ所に集まらずよりしびれにくくなるでしょう。
また、重心は前の方にしておく方がよりしびれにくくなります。
長時間正座をしなければならない時には実践してみてください。
腰の疾患で足がしびれる場合の解消法
腰の疾患が原因で足がしびれる症状が引き起こされることがあります。
主に椎間板ヘルニアや座骨神経痛などが例にあげられます。
こういった腰の疾患が原因で引き起こされる足のしびれも解消法があるのでご紹介していきます。
筋力トレーニング
腹筋と背筋をきたえることで腰痛や足のしびれの症状を改善することができます。
筋力が弱っていると腰への負担が大きくなってしまうので普段から意識してトレーニングをしてみましょう。
腹筋と背筋のどちらかではなく、両方をバランス良くきたえることがポイントです。
ただし、腰に痛みがある場合には無理は禁物です。
ひとりひとりのペースでできる範囲で筋力をきたえていきましょう。
②マッサージ・ストレッチ
骨盤のゆがみを修正するためにマッサージやストレッチを取り入れるのもおすすめです。
骨盤矯正のストレッチやマッサージは自分でできる簡単なものもあります。
体が硬い人や痛みがある場合には無理をしない程度に実践してみましょう。
整体でマッサージをしてもらうのも効果的です。
湿布を張る
腰の疾患の場合、温湿布と冷湿布を使い分けることで痛みや足のしびれに効果があります。
・ギックリ腰など一時的な腰痛の炎症を抑えるためには冷湿布
・慢性的な腰の痛みには温湿布
が有効です。
基本的には、腰痛にはあたためることが大切なことを知っておきましょう。
歩く・ウォーキングをする。
歩く・ウォーキングは簡単な運動、筋力づくりです。
運動が苦手な方などには特におススメです。
ではどのくらい歩けばいいのでしょうか?
よく1万歩を目安に歩こうと言われますが厚生労働省によると
男性:約9000歩
女性:約8000歩
が目標値となってます。
1000歩、歩くのに歩行距離で約600~700m、時間にして10分ぐらいになります。
男性の場合だと9000歩あるので距離で約6,3km、時間にして1時間30分。
女性の場合だと距離にして約4,8km、時間にして1時間20分という事になります。
また60歳を過ぎると、骨と軟骨に負担がかかりますので、約7000歩ぐらいが丁度良いと言われています。
人や年齢によって変わりますので無理のない範囲で続けていきましょう。
まとめ
足のしびれを治す方法をご紹介しました。
正座で足がしびれる場合には今回ご紹介した方法を試してみると少しでも早くしびれが治ります。
腰の疾患で足がしびれる場合には病院を受診して治療を受けながらしびれを治す方法を実践しましょう。
また、足のしびれは腰の疾患だけでなく脳梗塞や動脈硬化でも症状があらわれることがあります。
慢性的に足がしびれる場合には神経内科か整形外科を受診しましょう。
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