足の裏が熱い5つの原因!病気の可能性もチェック!
2016/02/13
基礎体温が高い方は、冷え性とは無縁でうらやましい限りです。
冬でも靴を履いていない人がいて、確認してみると平熱が37℃はあるそうです。
しかし、足がほてる、熱っぽいという症状は意外な疾病が隠れている可能性があります。
低体温の人は自分には関係ない事だとと思いがちですが、
実はちょっぴり関係があるかもしれません。
足の裏は第二の心臓と呼ばれています。
今回は、足の裏の熱の原因や対処法をご紹介させていただきます。
目次
1・[実は冷え性と関係アリ]
冷え性と足がほてる事とは関連性があるとはとても思えません。
しかし、冷え性は足の冷えを感じるだけではなく、ほてりを感じる場合があります。
冷え性で足に血行障害が起こると血液が滞り、その熱で足がほてってしまうのです。
冷えとほてりという現象は表裏一体で、身体の一部が冷えていて、
その影響で他の部分がほてってしまうことがあります。
「のぼせ」という言葉を聞いたこともあるかと思いますが、
ほてり・発汗・いらいら・食欲不振・下半身の冷えなどが原因で起こります。
冷え性が原因でのほてりの対処方法は、入浴やマッサージなどで冷え性を解消します。
また足がほてるからと、足を冷やすのはもってのほかです。
血管がさらに収縮し、更なる血行障害を引き起こしますので注意しましょう。
2・[自律神経失調症かも・・]
人の体には恒常性があり、気温や環境の変化に対応できるシステムが働いています。
心臓の鼓動や血管の収縮、ホルモンの分泌など、
自分の意思とは関係なく、生命を維持させる働きをしてくれるのが自律神経です。
自律神経は、活動する時に作用する交感神経とリラックスした時に働いてくれる副交感神経があります。
この自律神経の働きが乱れると、ほてりやのぼせなどの身体的症状と、
イライラや情緒不安定などの精神的な症状が現れる場合があります。
自律神経が乱れてしまう原因は、精神的ストレスが多いと言われています。
気になる症状があれば専門医を受診しましょう。
薬物療法や自律神経の訓練等で症状を改善することができます。
3・[40代以降の方は要注意、更年期障害]
ホルモンバランスが崩れやすくなる40代以降は、
更年期障害の諸症状が出る可能性があり注意が必要です。
特に女性は閉経前後、男性は40代後半から個人差がありますが、
ほてりやのぼせなど、心身とも自律神経失調症と同じような症状が出やすくなります。
気になる症状があれば、女性は婦人科、
男性は泌尿器科などに相談してみましょう。
心身とも健やかな毎日を過ごすためにも、日々の健康管理を大切にしてください。
4・[高齢者に多い坐骨神経痛]
坐骨神経痛とは、骨盤から足の甲まで伸びている坐骨神経が
圧迫や刺激により、痛みやしびれなどの症状が起こることを指します。
腰痛が原因で発症することも多く、痛みやしびれ以外に足の冷えやだるさ、ほてりなどの症状が現れることもあります。
治療方法は薬物療法や神経ブロック療法、
リハビリテーションなどで、整形外科を受診しましょう。
また生活習慣を予防することで、症状の改善が期待できます。
冷え性改善やストレッチなどの運動、
肥満の予防など主治医と相談しながら行ってください。
5・[足底筋膜炎はご存知ですか?]
NHKのきょうの健康でも特集されていた病気です。
スポーツなので足を酷使した時や長時間の歩行や立ち仕事、加齢や肥満なども原因になります。
症状としては、足の裏が痛くて熱いと感じます。
足底筋膜炎は、適切なストレッチを行うと症状が緩和されます。
痛みがある方の足を反対側の足に乗せ、
片手で踵を固定し、片手でつま先を反対側に20秒くらいそらせます。
朝起きる前に10回程度行いましょう。
痛みやほてりが解消しない場合は、整形外科を受診しましょう。
大切なのは、足底筋膜炎は筋肉がこわばっていますので、決して冷やさないでください。
冷やすと症状が悪化してしまう恐れがあります。
[まとめ]
「足の裏がほてる」このテーマで記事を作成しましたが、様々な原因がありますね。
ほてるだけでなく、それに付随したいろいろな諸症状を伴っている場合が多いことにも気付きました。
ご家族や友人同士で気になる症状をシェアしておくと、
早期発見、早期治療にも繋がります。
忙しいからと放っておかず、
積極的に情報を集めてプチ不調を解消していきましょう。
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