微熱が続く病気とは!その原因はストレスのせいかも・・!
2016/02/07
微熱っていったいどんな熱でしょうか?
人の体温は個人差があるとしても平熱が36℃~37℃、それに対して
1℃以上上昇した場合、つまり37℃~38℃になれば微熱です。
ではその微熱が出た場合、人は普通「風邪でも引いたかな?」と思うでしょう。
確かに風邪の初期症状として微熱が出る事はあります。
でも、風邪でもないし、微熱だけが続くという場合、その原因は何なのでしょうか?
ストレスが原因
ストレスは悪のように思われているかもしれませんが、
人間が人間らしく生きていくにはある程度のストレスは必要なのです。
ですが、必要以上の過度のストレスを受け続けると微熱が続く事があります。
常に気を張っていると、何となく身体がカッカする経験をした事はありませんか?
時としてカッカする事も必要でしょうが、
それが恒常的に続くと心身ともに負担がかかってしまい、
それが微熱という形で続いてしまうのです。
更年期障害が原因
男性にも更年期障害はあると言われていますが、
やはり女性にとって、更年期障害とは かなり恐怖の対象であるかもしれません。
それはそのはず、女性は女性ホルモンによって生かされてきた部分が
あると言ってもいいほど女性ホルモンは偉大な力を持っています。
それが徐々にとは言え失われていくのですから、それは女性の身体に大きなダメージを与える事でしょう。
そのダメージの1つとして、体温調節が上手く働かなくなり、微熱が続くような場合があるのです。
自律神経失調症が原因
自律神経とは人間の意志とは無関係に働く神経の事で、
交感神経と副交感神経という2種類の神経から成り立っています。
この2種類の神経が上手い具合にバランスが取れてこそ、
人間の身体は健康的な生活を送る事が出来るのです。
ですが、過度のストレスを受け続ける事で、この2種類の自律神経が上手く働かなくなってしまう事があるのです。
その1つとして微熱が続くという症状があります。
そしてその他の症状としては頭痛や 胃痛、腹痛、手足の痺れなど様々な身体的諸症状が現れることでしょう。
このように身体的諸症状に悩まされ続けた結果、終いには不眠、そしてうつ病を引き起こしかねません。
その他の病気の可能性
さまざまな病気の症状として、微熱が続くといったことはあります。
いくつか例としては
・インフルエンザなどウイルス感染
・蓄膿症(慢性副鼻腔炎)
・慢性扁桃線炎
・盲腸
・尿路結石
・関節リウマチ
・白血病
・バセドウ病
などが挙げられます。
あまりにも微熱が下がらなかったり、微熱以外の症状が出てきたら我慢せずに早めに病院へ行き診察を受けましょう。
まとめ
微熱と言えば、高熱でもないしたかが微熱と
思われる人もいるかもしれませんが、
微熱が続くと言うのは普通の状態ではありません。
身体が大声で叫んでいるわけではないにしろ、SOSを求めて叫び声を挙げている証拠です。
ですからそのサインを決して見逃してはいけません。
酷くなる前に自分の生活を見直し、自分を労わってあげる事が大切です。
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