喉がかゆくて咳が止まらない!8つの原因をご紹介!
2016/02/08
喉がかゆいし咳も出る原因は、主に喉に異物が混入した時に生じますが、原因は様々です。
季節の変わり目や風邪の治りかけで咳が出たり、喉がかゆくなることもあります。
また、夜布団に入ってから、
喉がイガイガしたり、咳が出て熟睡できないこともあると思います。
喉はかくこともできないので、辛い経験をした方がたくさんいると思います。
今回は、喉がかゆいし咳も出る時の原因をいくつかご紹介します。
1、口腔アレルギー
特定の食品を食べた後に喉が痒くなるアレルギー反応です。
特定の野菜や果物を食べて15分から20分くらいするとかゆくなります。
時には、口や目のまわり、鼻などに広がることもあります。
口腔アレルギーを起こしやすい食べ物は、バラ科やウリ科の植物等で、口腔粘膜に触れることでアレルギー反応を起こします。
口腔アレルギーの場合はすぐにアレルギー反応が出ることが多いので、
食物アレルギーに比べると重症化する確率が低いです。
また、花粉症の人が特定の食べ物を食べると
口腔アレルギーを引き起こしやすいと言われています。
バラ科の食べ物は、
りんご、梨、梅、ビワ、いちご、サクランボ、スモモ、アンズ、キウイ、オレンジ、ピーナッツ、アーモンド、ココナッツ、セロリ等です。
ウリ科の食べ物は、
かぼちゃ、きゅうり、ゴーヤ、すいか、めろん、ズッキーニ、冬瓜等です。
2 、食物アレルギー
口腔アレルギーと似ていますが、
口腔アレルギーは、果物や野菜のアレルギーです。
食物アレルギーは、ある特定の食べ物に反応するアレルギーで、
そばやピーナッツ、たまご、牛乳など食物アレルギーは人により様々です。
症状が出る時間も個人差があり、
食べてから10分後位から2時間後位までさまざまです。
しかし、食べ物を消化した後にアレルギー反応を起こすことが多く、食物アレルギーは「アナフィラキシーショック」を起こし重症化する場合があるので注意が必要です。
3、温度差アレルギー
正式名称は「血管運動性鼻炎」と呼ばれています。
身体は自律神経によって寒い時期は血管を収縮させ、
暑い時は血管を広げその温度差に適応しています。
しかし、温度差が7度以上あると、
温度差に対して自律神経の働きが追い付けない状態になり、
喉がかゆくなったり、咳が出たり、鼻水が出る症状が見られます。
時には、激しい吐き気やむかつき、腹痛、食欲不振などの症状が見られます。
4 、花粉症
花粉症の場合、目がかゆくなったり、鼻がむずむずすることがあると思います。
これと同じ症状が、花粉が喉に付着することにより、喉でも起こります。
そのため、喉がかゆくなったり、イガイガします。
咳が出るのは、身体にとって不必要なアレルギー物質を体外に押し出すためです。
また、花粉症の時は、鼻づまりを起こすことが多く、
鼻が詰まるとのどが乾燥しやすくなることも、喉がかゆい原因の一つです。
風邪だと勘違いをして風邪薬を服用する方がいますが、風邪の場合は、喉のかゆみが痛みに変わります。
5、季節性の外耳炎
季節性の外耳炎は、季節の変わり目に多く、
花粉などで刺激を受けると発症します。
耳の奥や喉が痒くなります。
6、ハウスダスト
普段の日常生活で、私たち想像以上にホコリの中で生活をしています。
このホコリが原因でハウスダストになり、喉がかゆくなったり咳がでます。
特に冬は乾燥しているし、部屋の換気を怠りがちになってしまうので、ハウスダストの症状が出やすくなります。
7、動物アレルギー
動物アレルギーの種類は様々ですが、
一般的に猫にアレルギーを持っている方が大勢います。
猫や犬を触ったり、動物の毛を吸い込むことで、喉がかゆくなったり咳が出る人がいます。
症状がひどい人は、動物を飼っている人の家の玄関に入っただけで、
喉がかゆくなったり、咳が出たり、
目の周りが赤くなる等のアレルギー症状が出る方もいます。
8、風邪
風邪やインフルエンザのウイルスや菌を口や鼻から吸い込み、
そのウイルスや菌が喉に溜まっていっると、
咳が出たり、喉がかゆくなることがあります。
通常、風邪が治るとこの症状も治まります。
しかし、体調は回復したのに咳だけが続いたり、喉のイガイガ感や痒みだけが続くこともあります。
これは、風邪をひいたことで気道が敏感になっているからです。時間がたてば自然に治ります。
[まとめ]
今回は、身近に潜む原因をいくつかご紹介しました。
自身の原因を特定し、早めに対策することが大切ですね。
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