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手足口病のお風呂はいつから?兄弟にうつさない予防法!

      2016/04/02

子供の夏の三大病とも知られている「手足口病」。

子供が手足口病になったら、お風呂ってどうしたらいいんだろう?と思う親も多いと思います。

熱がなければ湯船に入れたりとかしていませんか?

果たしてそれは大丈夫なのでしょうか?

 

今回はそんな、手足口病になった時のお風呂について詳しくご紹介させていただきます。

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お風呂に入れてもいいの?

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手足口病になると熱が下がり、元気になったら、お風呂に入れようと考えている親も少なくないと思います。

 

お風呂に入ることで手足口病は悪化はしませんが、お風呂を通じて家族に感染する確率は高くなるのです。

 

洗っているときや、湯船の中で水泡が潰れたり、唾液や鼻水などが湯船に入って、湯船全体に広がり、その結果、親や兄弟に感染してしまいます。

それは感染している子供の水泡や唾液、鼻水にはウイルスが含まれているからです。

 

手足口病は間接的な接触でも感染する為、湯船全体に広がったウイルスが口だけではなく、目や鼻などの粘膜からもウイルスが侵入してしまうのです。

その為、感染した子供がお風呂に入るということは、一緒に入ったり、その次に入る親や兄弟に感染させてしまうリスクが大きくなるのです。

 

また、感染した子供が使ったタオルを共有するのも感染するリスクがあるので使用するのはNGです。

 

お風呂で感染する原因を分かりやすくまとめてみました。

・体を洗うボディタオルでも感染する

・手で触れた桶やお風呂イスなど、間接的な接触感染

・発疹などのかゆみで掻くことで、ウイルスが飛び散ることによる感染

・水泡や唾液、鼻水が湯船に入って感染する

・タオルやおもちゃを共有して感染する

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いつから入れるの?

お風呂に入れるタイミングってわからないですよね。

 

お風呂に入れる目安としては、

・体温が38℃以下で高熱が出てない

・下痢をしていない

と大丈夫だと言われているのですが、水泡やかゆみがあるので入浴方法にも注意が必要です。

 

<手足口病の時のお風呂の入り方>

①かゆみを発症させないために、湯船ではなく、ぬるめのシャワーを使う

⇒熱いお湯だとかゆみを発症させる為。

⇒湯船だと親や兄弟が感染するかもしれない為。

 

②石鹸は使わないで、シャワーのみを使用する

⇒石鹸を使うと水泡が刺激され痛みやかゆみの原因となる為。

 

③体を洗うボディタオルの使用は禁止

⇒体をゴシゴシ洗うと、水泡がつぶれて接触感染の原因となる為。

 

④入浴後のタオルの拭き方は、上から押さえて水分だけを取るようにする

⇒タオルで擦ることにより、水泡がつぶれる可能性がある為。

 

手足口病は感染力が強く、症状は5~7日ほどで良くなっても、発症から4週間ぐらいまではウイルスが残っています。

一番、感染期間が強いのは発症してから2週間になりますので、水泡やかゆみなどの症状がよくなっても、感染力はあると認識しながら、入浴方法に注意しましょう。

 

兄弟にうつさないようにするには

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手足口病に感染すると感染力が強く、人にうつる可能性が強いことがわかりましたよね。

もし、兄弟などがいる場合だと、一緒にいる時間が多く、感染してもおかしくない状況です。

一人が感染すると次々と感染する可能性があるので、親としてはかなりの苦労となりますので出来るだけ避けたいですよね。

 

お風呂もその一つで、感染する確率が高いので注意する必要があります。

では、兄弟にうつさないためにはどうしたらいいのでしょうか?

 

<兄弟にうつさない為の予防方法>

・感染を防ぐため、一緒のお風呂には入れず、別々で入る

・元気な子供から先に入れて、感染している子供は一番最後に入るようにする

・お風呂でのおもちゃを共有しない

・体を洗うボディタオルを共有しない

・入浴後のタオルの共有をしない

・入浴後は念入りなお風呂掃除をする

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感染期間の4週間ほどは、できれば一緒にお風呂に入れることは避けた方がいいでしょう。

兄弟がいる場合は、うつさない為にこのような予防はしないといけないですね。

兄弟にうつってしまうと、また子供が苦しむ状況を見ないといけなくなるし、ママやパパも看病疲れからくる精神的ダメージも大きいですよね。

 

また、感染している子供が小さい場合は、一人で入るのは無理なので、ママやパパが服を着たまま、シャワーのお手伝いをして、なるべく短時間で終わるようにしましょう。

色々と面倒くさいのですが、感染することを考えたら仕方ない事なので、早く一緒に楽しいお風呂が入れるように頑張って乗り切りましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

手足口病になったら、お風呂にも注意しないといけないことをまとめてみました。

①お風呂に入ることで手足口病が悪化する事はない

②お風呂によって兄弟や親に感染させる可能性が高くなる

③お風呂に入る時はシャワーのみで、石鹸や体を洗うボディタオルは使用禁止、入浴後のタオルの拭き方にも注意が必要

④感染させない為にも、お風呂は別々にして、体を洗うボディタオルやおもちゃ、入浴後のタオルの共有はさけ、お風呂の掃除を念入りにすること

などがわかりましたね。

 

お風呂って親と子供にとって、コミュニケーションが取りやすい、楽しい場所ですよね。

早く一緒にお風呂に入れるように、少し大変ではあるけど、出来る限りの予防はして、兄弟がいる家庭では感染しないようにしたいですね。

 

手足口病は、小児科、皮膚科、内科のいずれかを受診しましょう。

 

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