子供の咳が止まらない時の11の対処法!これは必見です!!
2016/03/01
子供の咳が止まらないと親御さんにはとても心配だと思います。
特に、夜布団に入ってから咳が止まらないと、睡眠時間が少なくなり体力や抵抗力の回復に時間がかかり悪循環です。
咳は体内に侵入したウイルスや菌を体外に追い出すための身体の防衛反応で、全てを追い出すまで咳は止まりません。
今回は、子供の咳が止まらない時の対処法をご紹介させていただきます。
目次
上体を起こす
夜寝ているときに咳がひどい場合、まず子供の上体を起こしクッションやソファに座らせて前かがみの姿勢にして背中をさすってあげると良いです。
だいたい背中が、45度ぐらいの傾斜の姿勢が呼吸しやすいでしょう。
乳幼児の場合は、身体が縦になるように抱き上げて、背中を優しく叩くかさすってあげると良いです。
横向きに寝かす
仰向けで寝ていると、粘膜から分泌される鼻水や痰がのどに詰まりやすくなります。
横向きに寝ると夜間狭くなる気管が広がるので、咳止めの効果が期待できます。
咳が止まらない時に、仰向けに寝ていたら横向きに変えて寝てみるのもいいかもしれません。
マスクをつける
マスクをする事で水分の蒸発を防ぐことができ、呼吸をすると湿った息が循環するので、加湿器を使用しているのと同じ状態になります。
喉の乾燥を防ぐだけでなく、ウイルスやほこり、チリなども遮断することができ、喉への刺激が減少されます。
鼻呼吸にする
口呼吸をしていると喉が乾燥しやすくなります。
普段から口呼吸をされてる場合だと、なかなか鼻呼吸にするのは難しいと思いますので、子供用の鼻孔拡張テープなどを利用して、鼻呼吸に切り替えると良いでしょう。
そうする事で鼻孔の通りが良くなり、鼻呼吸にしやすくなるので、喉の乾燥防ぐ事ができます。
子供部屋や寝室で遊ばない
寝室や子供部屋で子供が走り回ったり、遊んだりすると、ホコリやチリが舞い上がり、咳が出る原因になります。
また、エアコンの暖房を利用しているとエアコンの風でホコリを巻き上げてしまいます。
子供の咳がひどい時は、なるべく寝室や子供部屋で子供を遊ばないようにさせると良いです。
また、ホコリやチリが舞い上がりにくいフローリングの部屋で安静にさせると良いです。
室温を一定に保つ
温度が急激に下がると冷たい空気が気管を刺激して咳が出ることがあります。
季節の変わり目は特に、日中と夜間や朝方の温度がかなり違うことがあります。
エアコンのタイマーなどを利用して室温を一定に保つと良いです。
加湿器を使う
部屋が乾燥していると、ホコリやちりが舞いやすく咳の原因になります。
また、口の中や喉が乾燥すると咳が出やすくなります。
室内を加湿する事で、水分が喉や口の中にうるおいを与え、痰が出やすくなります。
加湿器や電気ポットなどを利用して室内が乾燥しないようにすると良いです。
目安としては湿度が常に60%~70%位に保つと良いでしょう。
吸入器(ネプライザー)を利用する
少し高額ですが家庭用の吸入器(ネプライザー)が市販されています。
吸入器(ネプライザー)とは薬液を霧状にして、薬を患部に届けてくれる機械です。
加湿性があり、痰や鼻の通気をよくする事ができ、自然に呼吸するだけで良いので、小さな子供や赤ちゃんにも使えます。
もし、よく咳が出る場合は一台常備しておき、咳が止まらない時に利用すると良いでしょう。
ヴィックスヴェポラップの塗布
ヴィックスヴェポラップは鼻詰まりに効果があるとされていますが、咳が続く時に、胸と背中に塗るとかなり楽になります。
ヴィックスヴェポラップは生後6カ月以降の子供にしか使えませんのでご注意ください。
加湿器に入れられるタイプのヴィックスヴェポラップも売られています。
加湿器(ヴィックスヴェポラップを入れても利用しても良いタイプのみ)に、ヴィックスヴェポラップを入れると、部屋の湿度が保たれると同時にメントールの蒸気が出るので咳止めに効果があります。
シーツや布団の清潔を保つ
ダニが一番多く生息している場所は布団やシーツで、ホコリやダニの死骸やフンなどにはアレルギー物質が含まれています。
布団やシーツをこまめに交換したり、布団専用の掃除機でこまめに掃除し清潔を常に保つことで子供の咳を止める効果が期待できます。
食べ物・飲み物
乾燥を防ぐためにこまめに水分を取りましょう。
冷たすぎるのは喉を刺激するので、温かい飲み物を時間をかけてゆっくり飲むと咳が治まります。
特に、はちみつやショウガ、きんかん、レモン、パイナップル等が咳止めの効果があります。
レモンを絞りお湯を注ぎ、はちみつを足して飲むと良いです。
他にもきんかんをシロップに漬けてお湯割りにして飲んだり、しょうが湯等も効果があります。(ただし乳児にはちみつは厳禁です)
◆まとめ
夜、子供の咳が続くと本人だけではなく親御さんも心配で眠れないですよね。
今回紹介した中には、生活環境や食事に気を付けるだけで出来る対処法もあります。
咳が止まらないなと思ったら、ぜひ、取り入れてみて下さい。
子供の咳が止まらない時は、かかりつけの小児科を受診しましょう。
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