しゃっくりの止め方!8つの方法をご紹介!こんな止め方も!?
2016/03/01
大切な会議中にしゃっくりが出て困った経験はありませんか?
今は困るという時、しゃっくりが止められたら便利だと思いませんか??
医学的根拠のあるものから、民間療法まで、しゃっくりの止め方はたくさんあり、「これで私はいつもしゃっくりを止めている」という方法や効果も人それぞれ違います。
今回は、8つのしゃっくりの止め方をご紹介させていただきます。
指を耳の中に入れる
効果がすごく高いと評判になった方法です。
方法はすごくシンプルで、しゃっくりが出た時に30秒から1分程度人差し指を耳の中に入れる(力を入れて痛いと感じる限界まで)だけで止まるようです。
医学的にも根拠があり、迷走神経を刺激することで、しゃっくりが止まるというメカニズムだそうです。
難点は、人前だと若干人の目が気になるところですね。
息を止める
こちらも、かなり効果的だと有名な方法です。
1、10秒かけて息を限界まで吸う2、10秒から15秒ほど息を止める(腹筋に力を入れながら限界まで)
3、10秒ほどかけて息を限界までゆっくり吐き出す
4、5秒かけて息を吸う
5、楽な呼吸に戻す
これを数回繰り返すといった方法です。
さらに状況的に可能であるなら、立った状態から限界まで体を前に倒した姿勢で行うと効果は倍増するという事です。
これにもしっかりとした医学的根拠があります。
息を限界まで吸うと横隔膜は最大限下へと下がります。肺に空気がたくさん入った状態で息を止めるので、横隔膜は痙攣を起こしたくても動くことが出来なくてしゃっくりが止まるようです。
注意点としては、息を吐き出す時に急激に吐き出すと、横隔膜も急激に働きだしてしまうのでゆっくり吐き出すことがポイントです。
砂糖を喉の奥に入れる
スプーン1杯程度の砂糖を喉の奥に入れると止まるという方法です。
他にも甘い物やハチミツ等を口に入れるとしゃっくりが止まる人もいます。
これは、甘いものを食べて末端神経を刺激するという事なんですね。
舌を引っ張る
舌をガーゼやタオルで掴み30秒ほど痛さの限界まで強く引っ張るという方法です。
こちらは、舌の神経が横隔膜を刺激してしゃっくりが止まるようです。
直接手で舌を触ったり、舌の表面を傷付けないように注意しましょう。
一瞬考える質問をしてもらう
昨日の夕食に何を食べたか!?昨日見たテレビは何か!?
などなど、単純だけど一瞬考える質問をしてもらいます。
驚かすというのと同じ原理で、しゃっくりから意識をそらす環境を作ることでしゃっくりが止まるようです。
水分を摂取する
水やお茶などを喉がゴクゴク鳴らすように一気に飲み干す、または、温かい飲み物をすすりながら飲む。
という方法もありますが、しゃっくりを止めるのに有効だと言われている飲み方があります。
それは、コップの反対側から飲むという方法です。
コップに覆いかぶさるような前屈みの体制になり、コップの手前ではなく奥に口を付けて飲むという事ですね。
ツボを押す
ここで、しゃっくりが止まるというツボを3つご紹介します。
・天突(てんとつ)
左右の鎖骨の中央(喉仏の下あたり)にあるくぼみにあります。その部分を強くゆっくり3秒間押し3秒間離します。これを2~3回繰り返します。つぼはまっすぐ押すと息がつまり苦しくなるので、下側に向けて押すようにしましょう。
・内関(ないかん)
手のひらを上に向け手首から指幅3本分の場所の腕の中央にあり、内臓機能と深く関係しているつぼです。そこを親指で少し圧痛を感じる程度に少しずつ力を入れながら押します。5秒間押し続け少しずつ力を緩めます。これを2~3回繰り返します。
・太谿(たいけい)
呼吸を正常に整える働きがあるつぼです。足の内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみにあります。少し強めに5秒間ほど押しゆっくり力を弱めます。これを2~3回繰り返します。
漢方薬
なかなか、漢方薬まで飲んでしゃっくりを治そうという機会はないかもしれませんが、一応ご紹介しておきます。
・ネオカキックス(小太郎漢方製薬)
という、しゃっくりに効果効能がある漢方があり、薬局でも手に入ります。
柿蒂(してい)という柿のヘタを乾燥させた物が、しゃっくりを止めるのに聞くと言われており、その柿蒂を煎じた漢方薬になります。
漢方薬ですが、以外にも即効性があるとのことなので、興味のある方は1度お試ししてみてはいかがでしょうか。
◆まとめ
しゃっくりは横隔膜が痙攣することで起こります。
様々なしゃっくりを止める方法がありますが、多くの方法がしゃっくりの原因となっている、神経を刺激し乱れたパターンを正常化させたり、血中の二酸化炭素を上げ脳の神経興奮を抑制させることで、しゃっくりを止めているのです。
普通のしゃっくりは放置しておいても自然に止まります。
しかし、48時間続くようなしゃっくりには注意が必要です。
48時間続くしゃっくりは、難治性しゃっくりと言われ脳の病気や中枢神経の異常、横隔膜に近い内臓系の異常も考えられます。
もし48時間止まらないような事があれば、すぐに内科で診察を受けましょう。
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