鼻水が止まらない原因と鼻水の色や種類について!
2016/02/07
鼻水が止まらない…。勉強や仕事に集中出来なくてイライラ…。
鼻水が止まらずに、困ったという経験は、誰にでもあるのではないでしょうか?
今回は、鼻水の種類とその原因について、ご紹介させていただきます。
目次
[鼻水の種類]
1・サラサラ透明な鼻水
家事や仕事をしているとき、垂れ流れてきたりして、止まらずに、
1番困るのはこのサラサラタイプですよね。
このサラサラの鼻水の原因は、アレルギーによるものが多いです。
2・ドロドロ黄色の鼻水
細菌やウイルス性のものが原因の際に、ドロドロ黄色い鼻水が出ます。
この黄色の正体は、ウイルスと白血球の、戦った後の残骸だったりするので、
風邪の治りかけなんかによく出ますね。
3・ドロドロ緑色の鼻水
鼻の奥にある、副鼻腔というところが炎症を起こした場合、
黄色の鼻水の後に、この緑色の鼻水が出てきます。
この緑色の鼻水が出たら、”副鼻腔炎”が疑われます。
治療が必要な場合も多いので、慢性化する前に病院へ行き、診察を受けましょう。
[鼻水の出る原因]
1・アレルギー性鼻炎
いわゆる花粉症などです。
主なアレルギーの原因となるものは
・花粉
・ほこり
・ダニ
・菌やウイルス
・ハウスダスト
が挙げられます。
鼻呼吸をした際、空気中にある様々な、アレルギーの原因となる物を吸い込んでしまいます。
そうすると、粘膜が刺激され、鼻の中に侵入した異物を流し出そうと、サラサラの鼻水が分泌されます。
2・寒さと寒暖差
寒い所にいると、鼻水が出てくるっていうのは、誰もが経験したことがあると思います。
鼻の粘膜は常に湿っています。
冷たく乾いた空気を吸い込むと、粘膜が、空気に湿気を与え温めるため、水分が分泌され鼻水が出るんです。
これは、体調管理のため、肺に入るまでに、適切な温度と湿度に、近づけようとするためなんです。
また、季節の変わり目や、屋外と屋内の移動などで、寒暖差があるとき
鼻の粘膜が刺激され、鼻水が出ることもあります。
3・風邪など、ウイルス性の鼻炎
風邪をひいた際は、最初はサラサラな鼻水で、治りかけにつれてドロドロ黄色の鼻水になります。
鼻水以外に、頭痛や発熱、咳やのどの痛みを伴うことが多いです。
4・副鼻腔炎
鼻の奥にある、副鼻腔と呼ばれる空洞に、細菌やウイルスが侵入し、炎症を起こしてしまっている状態です。
慢性化したものは、”蓄膿症(ちくのうしょう)”とも呼ばれます。
風邪をひいた後に、症状が悪化し副鼻腔炎になる事が多いです。
黄色い鼻水の後に、異臭のする緑色の鼻水が出てきた場合は、副鼻腔炎が疑われます。
5・自律神経の乱れ
鼻の奥には、自律神経が通っており、自律神経が乱れると粘膜が刺激されて、
鼻水が止まらなくなることもあるんです。
乱れの原因としては、栄養、睡眠不足などの肉体的な
ストレスや、我慢、恐怖などの精神的なストレスがあります。
[まとめ]
寒い季節や花粉の時期に、鼻水が出ることは、容易に予想できますが
日常で抱えた様々な、ストレスが鼻水に関係あるとは思わなかったのではないでしょうか?
他の項では、症状別の鼻水の止め方を、ご紹介しますので是非ご覧ください。
関連記事としましてはこちらもご参考下さい。
⇒鼻風邪の症状や早く治す方法について!食事や漢方それ以外にも