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寝起きに鼻血が出るのは病気!?原因と対処法について 

      2017/08/29

寝起きに鼻血が。。朝起きたら枕に血が付いている、こんなことが続くとびっくりしてしまいますね。

鼻血は病気のサインでもある可能性もあるため、無視できるものではありません。

今回は、寝起きに鼻血が出る原因と対処法についてご紹介します。

 
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鼻血はどこから出る?

寝起き

鼻血は、左右の鼻の穴を隔てている鼻中隔(びちゅうかく)という壁の入り口側にあるキーゼルバッハ部位というところからの出血の場合が多いといわれています。

 

キーゼルバッハ部位は、他の部位に比べ粘膜がとても薄く、毛細血管(細い血管)も多いため、少しの刺激で粘膜が傷つき、出血しやすいのです。

アレルギー性鼻炎などで、頻回に鼻をかんだりしていると、その刺激で粘膜が弱くなり、より鼻血が出やすい状況になります。

 

この他、病気の影響で鼻の奥の粘膜から出血している場合もあります。

 

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寝起きに鼻血が出る原因

特に、寝起きに鼻血が出るというのは、どんな原因が考えられるのでしょう?

 

<無意識に鼻をさわっている>

アレルギー性鼻炎などがあると、鼻のむずがゆさから、眠っている間に無意識に鼻を触ってしまうことがあります。

その際に、爪で粘膜を傷つけ、鼻血が出る場合があります。

 

また、鼻の左右を隔てる壁が曲がっていて、片方の鼻が詰まりやすい鼻中隔湾曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)があると、鼻を擦った際に粘膜と粘膜が擦れて血管が破れ、出血しやすいことが多いようです。

 

<寝起きに血圧が高くなっている>

高血圧症があると、血管にかかる圧力が高くなり、粘膜にある細い血管が破れやすくなり、出血しやすくなります。

中でも、早朝高血圧の人は、寝起きに鼻血が起こりやすいといえます。

動脈硬化や糖尿病もあると、血管が弱くなるため、さらに、出血を起こしやすくなります。

 

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早朝高血圧とは?

通常は、夜間寝ている間は、血圧は落ち着いていて、日中よりも血圧は低く、早朝から少しずつ血圧が上がり、活動する準備を行います。

このとき、早朝の血圧が高くなり過ぎるタイプの高血圧を「早朝高血圧」といいます。

 

早朝高血圧には、2つのタイプがあり、

・夜間寝ている間は、落ち着いた血圧であるものの、早朝になると急激に血圧が高くなるタイプ

・夜間も血圧が高いままで、早朝になるとさらに高くなってしまうタイプ

があります。

 

対処法

クローバー

鼻血が出たときは、慌てず、落ち着いて対処しましょう。

鼻血が出た際の対処法と予防方法もご紹介します。

 

<鼻血が出たら?>

横になっている状態であれば、

1、ゆっくり上体を起こす

2、やや下を向く感じで頭を下げる

3、親指と人差し指で小鼻を鼻の穴が塞がるように10分くらいつまむ

 

ことで、キーゼルバッハ部位からの出血であれば、止血できます。

 

鼻血が出たら、上を向いて首筋をたたくというのは、鼻血を止める効果はなく、のどに血が流れ込んで、吐き気や咳き込みの原因となります。

 

しかし、なかなか出血が止まらない、出血量が大量である場合は、速やかに耳鼻咽喉科を受診して診てもらいましょう。

 

<血圧を測る>

早朝高血圧というのは、病院での血圧測定ではわからないため、把握しずらく、見逃されやすいです。

そのため、

・自宅での24時間持続血圧測定や朝起きた1時間以内の血圧測定が重要

になります。

 

早朝高血圧は、脳卒中や心筋梗塞など脳や心臓、血管の病気を起こすリスクが高くなりますので、寝起きに鼻血が出る場合は、起きてから1時間以内に血圧測定をしてみましょう。

もし、高いようであれば、病院を受診しましょう。

 

すでに高血圧の治療をされている方でも、早朝高血圧になっている可能性はありますので、注意が必要です。

 

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<起床時はゆっくりと起きる>

起床時に、急に起き上がるなど、急激に活動を始めると、血圧が上がりやすくなります。

目を覚ましたら、少し布団の中で軽く体を動かしてから起き上がるようにすると良いですね。

 

<温度変化に気をつける>

急激な温度変化も血圧を上昇させます。

朝起きたときのシャワーや洗顔は、冷たすぎる水や熱すぎるお湯は避けて、ぬるま湯で行いましょう。

 

また、冬場は、冷たいトイレの便座にも気をつけましょう。

使用前に暖めておくとよいですね。

 

<爪を短くしておく>

爪が長いと無意識に鼻を触った際に、粘膜を傷つけやすくなります。

爪は、短く切っておくようにしましょう。

 

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病気である可能性も

寝起きに限ったことではありませんが、鼻血の原因が病気である可能性もあります。

具体的には、

糖尿病や動脈硬化、高血圧といった血管が弱っている病気

白血病、血小板減少病など血液の病気

がん

肝機能障害

脳の病気

腎臓の病気

などが挙げられます。

 

特に血液の病気の際は、突然大量の鼻血が出たり、鼻だけでなく歯茎からも頻繁に出血が見受けられます。

肝機能障害の際は、皮膚や白目に黄疸

腎臓の病気は、全身のむくみが出ることがあります。

 

頻繁に鼻血が出るという方は、他の症状とも合わせて病気の可能性を疑い、病院を受診してみましょう。

 

まとめ

寝起きに鼻血が出る原因としては、

・寝ている間に無意識に鼻を触って粘膜を傷つけている、

・寝起きに血圧が高くなっている

などが考えられます。

頻回に鼻をかむことで、粘膜が弱っていたり、鼻中隔湾曲症で粘膜が擦れやすかったり、動脈硬化や糖尿病で血管が弱くなっていたりすると、より出血しやすくなります。

 

また、寝起きに頻回に鼻血が出たり、出血が止まりにくい、出血量が多い場合は、病気である可能性もあります。

寝起きに鼻血がよく出る時は、まず耳鼻咽喉科を受診しましょう。

 

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 - 鼻のトラブル