耳の中がズキズキ痛い8つの原因について!!
2016/02/08
最近、耳の中がズキズキする…。どうしたんだろう?なにか病気かな?
多くの方が経験があるのではないでしょうか?
見えないところなだけに、心配になりますよね。
今回は、耳が痛くなった際に、疑われる原因や病気について、ご紹介させていただきます。
目次
1[耳かきのやり過ぎ]
耳かきって気持ちいいですよね。癖や日課になっている人も多いと思います。
しかし、耳の皮膚は柔らかく傷つきやすいために、耳かき時に多少なりとも、
傷つけてしまうことは多いのです。
しかも、耳垢には、ホコリや細菌などの侵入を防いだり、抗菌作用もあったりと、
耳を保護する役割があるのです。
したがって、耳垢を頻繁に取りすぎると、耳の中が無防備な状態となり、炎症を起こしたり、病気になってしまう可能性があります。
耳かきは1カ月に1回程度にしておきましょう。
2[中耳炎]
細菌やウイルスが原因で、中耳に炎症を起こし膿がたまり、耳の奥に激しい痛みを感じます。
風邪をひいた時に併発することが多いですね。
また、子供に多いイメージですが、大人でもかかります。
治療が不十分で、何度も繰り返していると、慢性中耳炎にかかってしまう恐れがあります。
慢性中耳炎は、悪化すると難聴を引き起こす可能性もあるので、
中耳炎かと思ったら早めに耳鼻科を受診しましょう。
3[外耳炎]
耳の入り口付近を、耳かきや爪で傷つけてしまい、細菌感染が原因で起きる炎症が外耳炎です。
最初は、かゆみだったのが痛みに変わっていき、どんどん腫れも出てきて、
耳たぶを触るだけで激痛が走ったりします。
異臭のする、黄色の分泌物が出てくるのも特徴です。
さらに進行すると、痛みで寝返りを打てなくなったりや、食事などで口を動かすだけでも痛みを感じます。
軽い症状だと、2~3日で治まりますが、しばらく続くようでしたら耳鼻科を受診しましょう。
4[風邪などによる神経痛]
風邪をひいた際、のどが炎症を起こし、舌咽神経を刺激して、
耳の奥で痛みを感じることがあります。
この場合は、のどの炎症の治癒とともに、痛みも治まります。
また、おたふく風邪の場合は、三叉神経痛を起こし、耳の奥や頭にかけて痛みを感じます。
5[肩こりとリンパの腫れ]
肩と首の筋肉は、頭や耳の後ろに繋がっているんです。
したがって、肩や首の筋肉が、こり固まっていると、耳に痛みを感じることがあります。
耳の痛みと同時に、肩こりを感じる場合は、肩の筋肉の、こりをほぐしてみると良いでしょう。
また、何らかの病気で、首筋のリンパが腫れていると、耳の奥に痛みを感じることがあります。
6[顎関節のトラブル]
耳と顎の関節は、とても近い場所にありますので、顎関節のトラブルで、耳の痛みを感じることもあります。
噛み合わせの悪さなどで、顎に負担をかけることで発症する顎関節症や
顎の関節が外れてしまい、口が閉めれなくなる顎関節脱臼があります。
7[イヤホン、ヘッドホン]
イヤホン、ヘッドホンで長時間、大音量で音楽などを聞いていると、耳に負担がかかり痛みを感じます。
さらに続けると、難聴になる恐れもあるので注意が必要です。
また、サイズが合わない物を使用すると、耳を傷付けてしまい、
外耳炎を起こす可能性もありますので気を付けましょう。
8[ストレスや精神病]
肉体的、精神的ストレスからくる頭痛症状で、耳の痛みを感じる例もあります。
主に緊張型頭痛、後頭神経痛が挙げられます。
また、精神的な病をかかえている時に、耳の痛みや耳鳴りを感じる事があります。
・うつ病
・強迫神経症
・パニック障害
などの心身症です。
[まとめ]
直接的な刺激でなくとも、耳の痛みとして現れることは多々あります。
しかし、中耳炎や外耳炎は、早期の治療が大切になります。
耳の痛みを感じたときは、我慢せずに、早めに耳鼻科の診察を受けましょう。
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