喉がかゆい時の7つの原因から対処法をご紹介!
2016/04/16
喉がかゆいし咳も出る原因はさまざまですが、風邪の治りかけや、アレルギーが原因で喉がかゆくなることが多いですね。
また咳も伴い夜眠れないくらい、ひどい咳が出るととても辛いですよね。
今回は、喉がかゆいし咳も出る時の色々な原因の対処法をそれぞれご紹介させていただきます。
食品による口腔アレルギーの対処法
まずは、自分がどの野菜や果物でアレルギー反応を起こすのか知ることが重要です。
知る方法として、医療機関でプリックテストというアレルギー検査が受けられます。
アレルギー反応がある食品は食べないようにし、万一に備えて抗アレルギー剤を携帯しておくと良いでしょう。
もし誤って食べた場合はすぐに吐き出してください。
食後30分以上経過した場合はすでに消化が始まっており吐き出せないため、症状が重い場合は医療機関を受診する必要があります。
敏感にアレルギー反応を示す人はその食品に触ったり、匂いを嗅ぐだけでアレルギー反応の症状が出る場合があるので注意が必要です。
温度差アレルギーの対処法
正式名称は「血管運動性鼻炎」と呼ばれています。
外出時や帰宅時などに7度以上の温度差がある場合に発症することが多いです。
対処法としては、寒暖の差を身体が感じないように服装には十分気をつけ、暖かい日でも上着を常に準備しておくと良いです。
また、身体が温まり血行が良くなる生姜やにんにくなどの食品を摂取するように心掛けると良いです。
温度差アレルギーは薬では症状が治まらないので服装や食べ物の工夫が重要です。
花粉症の対処法
花粉症は鼻水や目のかゆみが特徴ですが、咳が出るといった症状もあります。
花粉症が原因で喉がかゆいし咳も出る時の対処法は、あまり花粉を吸い込まないように外出する時はマスクを着用し、外から帰ってきたら必ずうがいをすると良いです。
花粉症により鼻が詰まると口呼吸になり喉が乾燥しやすくなります。
室内は加湿器など利用し一定の湿度を保つように心掛けてください。
また、鼻の洗浄をこまめに行うようにし、症状が出たら市販のアレルギー剤や医師から処方された抗アレルギー剤を服用すると良いです。
花粉は目や口、鼻などから入るだけでなく、服に付着したり、干した布団に付着する場合もあります。
外出先から帰宅した時は玄関に入る前に服に付着した花粉をよく落とし、花粉の季節は布団を干すのは控え、布団乾燥機で乾燥させ布団用掃除機で掃除するようにすると良いでしょう。
また、花粉が付着しにくい素材の洋服をなるべく着用して外出するように心掛けるのも有効です。
季節性の外耳炎の対処法
季節の変わり目に多いのですが、喉と同時に耳の奥がかゆくなる季節性の外耳炎があります。
原因は花粉による刺激が多いとされています。
対処法は
・医療機関を受診し、処方された抗アレルギー剤を1~2週間ほど服用する
・耳の奥に塗る軟膏が処方された場合は、服用と並行して綿棒などで塗り薬を塗布する
となります。
大切なのは、自己判断せずに必ず病院で診察を受けることです。
ハウスダストの対処法
あまり目に見えませんが、家の中でも私たちの周りには、かなりのホコリがある事が多いです。
このホコリやダニ、カビや細菌などのハウスダストが喉の不調の原因となることもあります。
このハウスダストにより喉がかゆいし咳が出る場合は、
・掃除をこまめに行いホコリをためない
・ベッドカバーや枕カバーなどもこまめに取り換える
・空気清浄機を使用したり、窓を定期的に開けて換気を行う
要は室内を清潔に保つことが大切なのです。
動物アレルギーの対処法
動物に対してもアレルギーを持っている人もおり、特に猫アレルギーが多く見られます。
アレルギー反応を起こすペットに触ったり近づいたりしないようにし、もし触ったら手を十分に洗い、着替えを行い動物の毛を取り除くようにしましょう。
風邪の対処法
風邪やインフルエンザはウイルスや菌に感染したことが原因なので、原因である感染症が治まれば咳も出なくなります。
ただし気道が敏感になっているため、風邪が治まっても咳だけが残る場合もありますが、時間が経てば自然に治ります。
どうしても咳が辛い場合は、身体や喉を温め、血行が促進される飲み物を飲むと良いです。
しょうが湯や大根おろしの汁、はちみつ、黒豆やその煮汁、かりんやきんかん等が喉に良いと言われています。
また、喉の乾燥を防ぐために外出時や就寝時にマスクを着用するのも有効です。
湯船につかり身体を温め血流を良くするのも良いでしょう。
また、帰宅したらうがいや手洗いを忘れずに行いましょう。
まとめ
喉のかゆみは直接かける箇所ではないので辛いですね。
アレルギーであることが多いので、自身の原因となっているアレルギーを特定し、日頃の生活から気を付け予防することが大切です。
また、寒い季節には乾燥に気を付け、喉のケアをしっかり行うようにしましょう。
喉がかゆいときは、耳鼻咽喉科を受診しましょう。
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