喉の奥から口臭が・・!臭い3つの原因と対処法について!
2016/02/13
のどの奥が臭い気がする、と思ったことはありませんか?
のどの奥から口臭がするという人の多くは
鼻から抜けるような臭いにおいに困らされています。
のどの奥が臭い原因は一体何なのでしょうか?
今回は、のどの奥が臭い原因と対処法
をご紹介していきたいと思います。一緒に見て行きましょう。
■のどの奥が臭い原因①痰
風邪やインフルエンザにかかると痰の症状があらわれますよね。
体の中にウイルスなどの異物が侵入すると、
異物を排出するために痰や咳が出るんです。
痰が口から体外に出てしまえば何の問題もありません。
けれど痰がのどの奥で絡んでしまって出て来にくいことがあります。
そうなるとのどの奥の臭いの原因になってしまうのです。
風邪などの症状があり
のどの臭いが気になるといった場合には痰が臭いの原因かもしれません。
関連記事としましてはこちらの記事もご参考下さい。
■痰の対処法は?
対処法としては、口内やのどが乾燥していると痰が出にくくなるので、お白湯などを飲んでから息に勢いをつけるように出すと取れやすいです。
しかし、無理に出そうとすると
のどを痛める原因になってしまうので注意が必要です。
また、痰を出しやすくする去痰薬という薬もあるので、
痰が出にくい場合には試してみるのも良いでしょう。
関連記事としましてはこちらの記事もご参考下さい。
■のどの奥が臭い原因②膿栓
膿栓というのは、
扁桃腺の穴にたまった食べかすや細菌の死骸がたまることで出来るものです。
「ニオイ玉」「臭い玉」とも呼ばれています。
鏡で口の奥の方を見てみると黄色い粒状のものが扁桃腺あたりにありませんか?
痰が出る時に黄色い粒状のものが混ざることもあります。
それが膿栓です。
多くの人は一度は見た事があるのではないでしょうか?
膿栓が扁桃腺の穴にたまった状態で放っておくと、細菌が繁殖して口臭の原因となります。
つぶすととても臭いにおいがするのも膿栓の特徴です。
また、扁桃の穴から出る粘液を膿汁といい、膿汁も臭いにおいを発します。
■膿栓の対処法は?
膿栓自体は病気ではないので体に悪い影響を及ぼしません。
膿栓を取り除いてしまえば臭いはなくなりますが、場所が場所だけに扁桃腺を傷つけたり穴を広げてしまう可能性があるので、綿棒やピンセットで無理に取り除くのは危険です。
安全な取り除き方としてはうがいをするなどの方法があります。
もし心配な場合には病院を受診することも可能です。
耳鼻咽喉科で診てもらえます。
膿栓は口呼吸をしている人やドライマウスの人に多いといわれています。
予防方法としては、普段から口の中を潤すために
こまめな水分補給やうがいをすること、そして鼻呼吸を心がけたいですね。
他にも口の中での細菌の繁殖を防ぐために歯磨きもしっかりと行いましょう。
■のどの奥が臭い原因③後鼻漏
後鼻漏(こうびろう)とは通常鼻の穴から体外へ出て行く鼻水が、
のどの奥の方へと来てしまう状態のことをいいます。
鼻炎などの場合、鼻水がかめなかったり
詰まっていたりすると鼻水がのどの方へ流れやすくなります。
鼻炎の鼻水は免疫細胞や細菌の死骸を含んでいるので
粘り気がありのどの奥にとどまりやすいです。
鼻水がのどに長くとどまることで臭いを発生させる原因になってしまうのです。
■後鼻漏の対処法は?
後鼻漏を対処するには原因となっている鼻炎を治療する必要があります。
アレルギー性鼻炎や花粉症、慢性鼻炎など
さまざまな可能性が考えられるので、一度耳鼻咽喉科を受診して
正しい治療を受けるのが改善への近道でしょう。
■まとめ
のどの奥が臭い原因としては痰・膿栓・後鼻漏の
3つが主な原因として考えられることがわかりました。
口臭がすると自分が不快な思いをするだけでなく、
周囲からどう思われているのか不安にもなりますよね。
そんな不安から解放されるためにも
それぞれの原因に合わせて正しい対処法で症状を改善させていきましょう。