喉に口内炎ができて痛い!原因や治療法をご紹介!
2016/02/13
口内炎といえば唇や頬の裏側にできることが多いイメージですよね。
じつは口内炎はのどにもできることがあるんです。
食事をしていると何だかのどが痛む…
という時はのどに口内炎ができているのかもしれません。
今回はのどにできた口内炎の原因と対処法を
ご紹介していきたいと思います。
■のどの口内炎の原因は?
のどに出来る口内炎は唇や頬の裏にできる口内炎と同じく
ストレスや疲労、睡眠不足、ビタミン不足、免疫力の低下が原因とされています。
他にも、口の中の衛生状態が悪かったり、
ヤケドなどの傷がきっかけで口内炎になってしまうこともあります。
また、のどの口内炎だけでなく、熱などの症状が見られる場合は
ヘルパンギーナという夏風邪の可能性があります。
高熱が出ている場合には病院を受診しましょう。
ヘルパンギーナは抗ウイルス薬がないので解熱鎮痛薬での対処療法を行います。
■のどの口内炎の治療法は?
のどに口内炎ができてしまうと、
食べ物を飲み込む度に痛みがしてとてもつらいです。
市販の口内炎用の塗り薬や貼り薬も
のどの口内炎にはつけることができません。
そこで、のどの口内炎に効果的な対処法としてうがいがあげられます。
うがい薬や塩水でのうがいは効果抜群です。
うがいの効果は3時間くらいなので、
日中に4~5回うがいをしましょう。
塩水にはちみつを混ぜることも
のどの口内炎の治療には効果があるといわれています。
けれどこの方法はかなりしみるので注意して試してみてください。
無理をして痛みをがまんせずにできる範囲でやりましょう。
他にも頬や唇の裏にできる口内炎と同じように
十分な睡眠とビタミン摂取も大切です。
ヘルパンギーナの場合はうがいや栄養補給、
睡眠以外にも脱水症状を起こさないようにしっかりと水分摂取をしましょう。
■病院に行った方がいいの?
のどに口内炎ができた場合、病院を受診するべきかどうかは、他の病気の可能性があるかどうかで判断できます。
・口内炎が2週間以上治らない
・いつもの口内炎とは様子が違う
・特定の場所に口内炎が再発する
・口内炎から出血する
・口内炎がしこりのように硬くなっている
・発熱や便秘・下痢などの症状がある
といった場合には他の病気の可能性もあるので
病院を受診することをおすすめします。
他にも、のどの口内炎は痛みから食事が困難になることがあります。
栄養が不足すると口内炎の治癒の妨げにもなってしまいます。
病院を受診すると栄養点滴や薬の処方、
塗り薬を塗ってもらえることもあるようです。
早く治したい場合にも病院を受診するといいでしょう。
■のどの口内炎の予防方法は?
口内炎には劇的に効果のある薬や治療法はありません。
治るまで1~2週間かかってしまうので、
一度口内炎が出来てしまったら治るまでは痛い思いをしてしまいます。
とくにのどの口内炎は痛みやすいので厄介です。
痛い思いをしないためにも普段から口内炎を予防していきましょう。
鼻呼吸を意識したり、
こまめにうがいをしたりと口内を清潔に保つようにしましょう。
ストレスや疲労をためないように、
適度な運動と十分な睡眠を取ることを心がけたいですね。
また暴飲暴食はさけ、意識してビタミンB2を摂取しましょう。
ビタミンB2を摂取する食材は
レバーや牛乳、ヨーグルト、チーズ、たまご、納豆、青魚、海藻などがあげられます。
■まとめ
のどにできた口内炎の原因と対処法についてご紹介しました。
のどの口内炎の原因は通常、
頬や唇の裏にできる口内炎と同じだということがわかりました。
口内炎の対処だけでなく、
予防のためにも規則正しい生活と栄養のある食事を心がけたいですね。
中にはのどの口内炎が他の病気の可能性になっていることもあるので、
心当たりがある場合には必ず病院を受診しましょう。
あなたののどの口内炎が少しでも早く治ることを願います。
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