ホスピタルランド~病気の症状から考える早期発見ブログ~

病気の症状とは・・。症状から見て考えられる病気についてわかりやすく説明していきます。病気は私たちの身近な存在です。少しでも多くの人達がこのブログを見て早めの治療、早めの予防対策をして頂けたらと思います。                    

寝起きに腰痛がする6つの原因と対処法!危険な病気かも!?

   

起きたら腰が痛い!

睡眠で体を休めて、1日の疲れをリセットするはずが、寝起きに腰痛がするとはどこか悪いのかな?と心配になりますね。

実際に、日々の生活習慣によるものから危険な病気まで、寝起きの腰痛の原因となるものは多数あります。

原因を知ることで、早めの対処法を考えて行きましょう。

今回は、寝起きに腰痛がする原因とその対処法についてご紹介します。

 
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寝起きに腰痛がする6つの原因

まずは、寝起きに腰痛がする原因について考えてみましょう。

いくつかご紹介しますので、思い当たる節が無いか考えてみて下さいね。

 

うつ伏せで寝ている

寝起きに腰痛がするとき、うつ伏せ寝をしていませんか?

うつ伏せの姿勢は、腰の反りが強くなりやすいので、腰の筋肉が硬くなりやすいといわれています。

寝ている間、腰の筋肉に負担がかかった状態になり、起きたときの腰痛の原因となるのです。

 

骨盤がゆがんでいる

人は仰向けに寝る際、頭、背中、お尻、かかとの4点で体を支えています。

しかし、骨盤がゆがんでいるとお尻で支えにくくなり、その負担が腰にきて腰痛を起こしやすくなります。

 

・椅子などに座るとつい脚を組んでしまう

・いつも同じ側の肩にバックをかけている

・片足に体重をかけて立っていることが多い

などが当てはまる人は、骨盤のゆがみが起きている可能性があります。

 

骨盤がゆがんでいると、仰向けで寝る状態は安定でないため、うつ伏せや横向きで寝る方が楽と感じる場合もあります。

仰向け、右向き、左向きと寝づらい姿勢がないかチェックしてみるとよいでしょう。

 

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寝具が合っていない

枕や敷布団、マットレスなどが体に合っていることは良質の睡眠をとるためにとても重要です。

マットレスは、柔らかすぎても硬すぎても体に負担がかかります。

たとえば、マットレスが柔らかすぎると体が沈んでしまい、寝返りしづらく、同じ姿勢が続くことにより腰に負担がかかります。

 

寝返りができない状況でわかりやすいのが、バスや電車の座席で寝て起きた際ですね。

バスや電車でうたた寝した後、体が気だるく、肩や背中、腰などが痛かった経験はありませんか?

このように、寝返りができないことは腰痛の原因になります。

 

長時間同じ姿勢でいる

長時間デスクワークや立ち仕事など同じような姿勢を続けている人は、筋肉が緊張した状態が続き、コリを生じます。

腰周りの筋肉がコリを起こすことで、血行が悪くなり、腰痛の原因となります。

 

また、長時間デスクワークの場合、お腹と太ももの筋肉が緊張した状態が続きます。

そして、そのままコリを生じて筋肉が伸びなくなると、まっすぐ立とうとしたり背中を反らそうとした際、腰に負担がかかり腰痛の原因となります。

 

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寝る直前の飲食

寝る直前に飲食をすると、寝ている間、内臓は消化吸収のために働き続けることになります。

本来、寝ている間は内臓も休むはずなのですが、寝る直前に飲食をすると、急遽仕事が入って働くことになるため、内臓の負担となります。

「内臓神経反射」というのがあり、内臓に負担がかかると、背中や腰の筋肉が硬くなり痛みを起こしやすくなります。

 

病気がある

寝起きに限ったことではありませんが、腰痛の原因の中には危険な病気もあります。

特に、内臓に病気がある場合にも腰痛を起こすことがあるので要注意です。

腰痛を起こす病気と他の症状の例としては、

・十二指腸潰瘍・・・空腹時の、みぞおちの痛み

・腹部大動脈瘤・・・腰痛や腹痛、圧迫感

・子宮内膜症・・・強い生理痛、生理時以外での下腹部の痛み、性交痛、排便痛

・子宮がん・・・不正出血、月経不順、下腹部痛、おりものが多くなる、性交痛、排尿障害や排便障害

・尿路結石・・・腹部や脇腹や背中の痛み、血尿、排尿痛、吐き気、発熱

・肝臓の病気・・・腹水、むくみ、黄疸、全身の倦怠感、顔や肌の黒ずみ

・膵炎、膵臓がん・・・上腹部が中心の広い範囲の痛み、吐き気、発熱、食欲不振

などが挙げられます。

寝起きの腰痛が長く続く、腰痛以外にも上記のような気になる症状が見られる場合は早期に医師の診察を受けるようにしましょう。

 

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寝起きの腰痛の対処法

それではここで、寝起きの腰痛を解消するための対処法をいくつかご紹介します。

 

ストレッチで腰痛解消

寝起きの腰痛に効果的と言われるストレッチを動画でご紹介します↓

 

また、長時間デスクワークや立ち仕事などで同じ姿勢が続く人は、仕事の区切りなどには、ずっと緊張している筋肉を伸ばすために、立ち上がって軽くストレッチをしたり筋肉をほぐすようにしましょう。

 

寝具を見直す

寝ている間、頻回に寝返りしていると、体の一部分に体重負担がかかりっぱなしにならないため、筋肉が硬くならず血行も滞ることがないので、腰痛になりにくいといわれています。

寝具は、自分が心地よいと感じるものを選ぶようにしましょう。

さらにマットレスは、自身が寝返りがしやすい硬さのものを選ぶのもポイントです。

 

食生活を見直す

睡眠中の内臓への負担をなくすため、寝る2~3時間前までには、食事を済ませるようにするとよいでしょう。

また、寝る直前の飲食ではなくても、食べすぎ、飲みすぎは、胃腸に負担となります。

特に脂っぽいものは消化に時間がかかりますので、摂り過ぎには注意です。

 

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湯船に浸かる

腰痛の原因となる、筋肉の凝りをほぐすようにしましょう。

入浴時、シャワーだけで済ませずに、就寝1時間から2時間位前に、38度から40度位のぬるめのお湯に、みぞおちから下をゆっくり浸かるのをお勧めします。

筋肉を和らげ血行を促し、腰以外にも首や肩、腕の疲れを取り除くことができます。

入浴剤を利用するのも効果的ですね。

 

まとめ

寝起きに腰痛がする原因には、普段の姿勢や寝ているときの姿勢、寝具が合っていない、食生活などがあります。

特に、寝起きに腰が痛くて、すぐに起き上がれないけれど、昼頃には痛みはなくなっているという場合は、普段の姿勢や寝ているときの姿勢、寝具が合っていないことによる筋肉のこりや血行不良が考えられます。

 

睡眠は、1日の疲れを癒すための大切な時間であるはずなのに、睡眠中も筋肉が疲労してしまっていては、疲れがとれずはずはありませんよね。

寝起きに腰痛で悩まされている人は、当てはまる項目がある場合は、翌朝すっきり起きられるよう、改善を試みてみましょう。

 

しかし、腰痛を引き起こす原因の中には、命に関わるような危険な病気もある事は忘れてはいけません。

腰痛以外にも気になる症状がないか、気にかけてみるようにしましょう。

 

寝起きに腰痛がするときは、整形外科、内科、のある病院を受診しましょう。

 

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