首ニキビの3つの原因!正しい治し方や対処法をご紹介!
2016/03/30
ニキビ占いによれば首ニキビができると、「好きな人から告白される」というジンクスがありますが、大人になると、ジンクスよりも早く治したいと思いますよね。
首ニキビは、しっかり対処を行なわなければ、悪化してニキビ跡が残ってしまう可能性が高いニキビです。
髪や洋服などに触れることで、ニキビが擦れてしまい、炎症が悪化してしまうこともあります。
首ニキビを素早くキレイに治すためには、首ニキビができる原因と正しい治し方を知っておきべきでしょう。
今回は、首ニキビの原因と治し方や対処法を紹介していきますので、参考にしてみてください。
目次
ニキビの種類について
首ニキビの原因を突き止めるにあたって、重要になるのはニキビの種類です。
一言でニキビといっても、種類はさまざまで、年齢や肌質、ニキビができた部位によって、対処法や原因は異なります。
体にできるニキビの多くは、マラセチア菌というカビの一種によって引き起こされます。
それに対して、顔ニキビは、ニキビの原因としてメジャーなアクネ菌によって引き起こされる症状です。
他にも、乾燥によって引き起こされる大人ニキビがあります。
首にできるニキビは、多くの場合が乾燥による大人ニキビです。
首ニキビができる原因は?
乾燥によるバリア機能低下
首ニキビができる原因は乾燥である場合がほとんどです。
アクネ菌もマラセチア菌も、皮脂汚れを栄養にして繁殖していく菌ですから、皮脂の分泌が少ない首ニキビの原因になることは少ないと言われています。
しかし、乾燥した肌はニキビができやすくなってしまいます。理由は、皮膚の免疫力が失われているためです。
通常、皮膚は潤いのベールで守られています。肌の上に薄い水分の膜が張られていて、目に見えないほどの小さな埃や汚れが、毛穴に入り込まないように防御しているのです。
しかし、乾燥するとバリアがなくなり、毛穴に汚れが入り込んでしまいます。
毛穴に汚れが溜まると、皮脂が肌の表面に浮き出ることなく、毛穴の中で詰まってしまい、アクネ菌やマラセチア菌の温床となってしまうのです。
刺激や不潔
首回りは髪や衣類が触れやすい場所です。髪や衣類があたる刺激によってニキビができることもあります。
また、首回りに汗をかいたまま放置すると、細菌が繁殖しやすいのでニキビの原因となります。
首回りは清潔に保つよう心がけましょう。しかし、体を洗う際にタオルで強く擦りすぎると刺激となり、ニキビにつながりますので優しく洗うのが大切です。
ホルモンバランス
ホルモンバランスが崩れると、皮脂を過剰に分泌するようになってしまいます。
すると角質が厚くなり、毛穴が詰まることでアクネ菌やマラセチア菌が繁殖しニキビが出来てしまいます。
ホルモンバランスが崩れる原因には主に、
・ストレス
・睡眠不足
・女性の生理
が挙げられます。
首ニキビの対処法は?
保湿
首ニキビの対処法は、顔ニキビと同じように、毛穴の奥まで洗浄し、しっかりと保湿を行うことです。
顔につけている化粧水やクリームを首にもつけるようにしましょう。
なお、夏場でも化粧水をつけるだけでは、保湿効果がありません。乳液や保湿クリームで蓋をしなければ、どれだけ高価な化粧水をつけても、肌の奥深くに浸透することなく、空気中に蒸発してしまいます。
首ニキビの対処法を行なう場合は、必ず化粧水をつけた後に、クリームを塗るようにしましょう。
また、化粧水には細胞間脂質、セラミドが補給できる化粧水を使用すると、角質層のバリア機能を向上させるので、より効果的でしょう。
清潔に保つ、生活の改善
肌の汚れ、ストレスや食生活がニキビの原因になっていることもあります。不眠もニキビができやすくなる原因のひとつです。
この場合はまず、ストレスの解消を行うため、適度に運動をするのがいいでしょう。運動することで新陳代謝をよくし健康なお肌を保ちます。
運動した後は、汗をしっかり拭きとるようにしてくださいね。
また、半身浴で血行を良くすることもお肌には大切です。また、入浴の際は首回りを清潔にするためよく洗いましょう。
しかし、ナイロンタオルなどで強くこするのは刺激が強いのでNGです。優しく洗うようにしましょう。
洗った後は、洗顔料やシャンプーの洗い残しがないよう気を付けましょう。
食事では、脂っこいものを避け、皮膚の栄養源となるビタミンCを補給するように心がけてください。
ニキビ跡を残さずに首ニキビを治すポイント
ニキビ跡を残さずに首ニキビを治すポイントは、なるべくニキビに刺激を与えないことです。
ニキビは皮膚が炎症を起こしている状態です。擦るとさらに炎症が酷くなり、範囲が拡大したり、潰れて跡が残りやすくなってしまいます。
特に首ニキビが、赤く腫れている時は、潰れやすくなっています。
服や髪で擦れてしまう場合は、絆創膏を貼るのも効果的です。
オロナイン軟膏など、炎症を止める薬を塗ってから、通気性が悪くならないよう軽く皮膚から離してニキビに絆創膏を貼りましょう。
ニキビを潰すことは絶対に避けてください。
ニキビの芯を取りたいなら、皮膚科クリニックなどで専門医に施術してもらいましょう。
皮膚科クリニックでの治療
皮膚科クリニックでニキビの治療を受けることも出来ます。
行われている治療を一部ご紹介します。
ホルモン療法
前述したようにホルモンバランスの乱れはニキビの原因となります。
方法としては、ホルモンバランスを整える内服薬、ホルモン注射があります。
他にも、ホルモンバランスの崩れの原因となる、食事内容、生活リズムなどを正すために生活習慣の指導、栄養学的指導も行われます。
ケミカルピーリング
肌にピーリング剤を塗ることで、新陳代謝を促進させ余分な角質や皮脂の除去が出来ます。
その結果、アクネ菌やマラセチア菌の繁殖を防ぎ、ニキビの出来にくいきれいな肌を作ります。
フラクショナルCO2レーザー
フラクショナルCO2レーザーは、ニキビおよびニキビ跡を改善する為に行われる治療です。
皮膚に高出力なレーザーを当てることで、皮膚の深部から再生を促すという方法です。
今あるニキビだけでなく、過去のニキビ跡(クレーター)にも効果が期待できます。
まとめ
首ニキビは大人に多いニキビです。女性の場合は、乾燥が原因でニキビができやすくなります。
保湿を行い、毛穴に汚れが入り込まないようにすることが首ニキビの予防法となります。
なお、できてしまった首ニキビも、刺激を与えず、保湿を入念に行なっていくことで、ニキビ跡を残さずに治療することができます。
首ニキビが酷いときは、皮膚科を受診しましょう。
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