寝違えた首の痛みの正しい治し方!これは効果抜群です!
2016/03/30
首の寝違えた時の痛みは強烈です。しかも、その痛みは長ければ1週間ほど続きます。
完治するまでの間は、少し首をかしげるだけでも激痛が走ったり、腕を上げられなくなってしまったり、行動を大きく阻害されます。
しかも、ケガと呼べるほどの症状ではないため、他人に理解してもらうことも難しい症状ですね。
一日を憂鬱にさせる首の寝違えは一刻も早く治したいもの。
今回は、寝違えた首の痛みを治す方法を紹介していきます。
首の寝違えはどうして起きる?
首の寝違えは、首の筋肉がつったことが原因であるように考えられていますが、実は、首の筋肉に強い負荷が掛かり、炎症を起こしている状態を指します。
いうなれば、首を捻挫しているようなものです。
捻挫が起こる原因は、筋肉の緊張によるもの=首がつっている状態ですが、この状態は寝ている間に起きていて、直接の要因ではありません。
長時間に渡って、筋肉が固まっていた結果、炎症が起きてしまうことが首の寝違えの原因となっています。
また、脇の下にある腋窩(えきか)神経が圧迫された結果、寝違えが起こることもあります。
腋窩神経は、首の周りにある神経と繋がっています。
腋窩神経が圧迫されると、首の周りにある神経も血行が悪くなり、筋肉がこり固まってしまいます。
特に、体の疲労がピークに達している時や、泥酔状態で寝てしまった時は、なかなか寝返りを打たないため、腋窩神経が圧迫されやすくなります。
誤った治し方、首のストレッチはNG!
首の寝違えを治すために、ストレッチを行なって、首の筋肉をほぐしていくという方法はよく知られていますが、これは誤った方法です。
前述したように、首の寝違えは首の筋肉が炎症を起こすことで痛みが生じています。
捻挫と同じ症状ということを考えても、痛みをガマンして動かすのは良い治療方法ではありません。
首の寝違えを治すためには、まずは体を動かさず、安静にすることが大切です。
痛む場所をグイグイとマッサージするのも良い方法とはいえません。
整骨院や整体のマッサージに効果があるのは、筋肉の知識を持った専門家の手による施術だからです。
素人の知識で下手に揉むと、炎症が悪化して、痛みが長引くこともあります。
正しい治し方、ゴッドハンド輝!
寝違えた首の痛みを治す正しい方法は、首を動かすのではなく、腕を背中側に引き上げる運動が良い方法といわれています。
ゴッドハンド輝というマンガで紹介されていた方法が、効果抜群だといわれているのでご紹介します。
動画はこちらです↓
1、寝違えた痛みがあるほうの腕を、ゆっくりと背後に向けて引き上げていき、自然に止まる程度の角度で20秒間キープする。これを2セット。
2、痛む側の手のひらで、真後ろのベルトの真ん中を軽くおさえる。そのまま肘を後ろに引いて20秒キープする。これも2セットします。
3、痛む側の手を90°の角度で横に上げ、肘を120°くらいにする。その角度のまま腕を軽く後ろに引いて20秒キープ。これも2セットです。
4、最後に、バランスを取るために反対側の腕でも1から3を各1セット行いましょう。
手首の力を抜いて、リラックスして行ないましょう。痛みを感じる場合は無理に行なってはいけません。
何度か繰り返しているうちに、圧迫されて麻痺していた腋窩神経が元の働きを取り戻し、首の寝違えも緩和されていきます。
首を寝違えないための予防法
首を寝違えないためには、枕の高さが重要です。
首が前に傾いていると感じるような枕の高さは体に合っていません。
タオルを重ねて、自分に合った枕の高さを見つけてみてください。
また、深酒や過度な疲労、ストレスなども首を寝違える原因になります。
特にストレスは普段の生活の中でも、首の筋肉を緊張状態にしてしまうため、肩こりだけでなく、首の寝違えも起こりやすくなります。
スポーツやウォーキングなどで体を動かしながら、心をリフレッシュさせるように心がけましょう。
まとめ
首の寝違えは、首の筋肉の炎症によって引き起こされている症状です。
痛みに耐えて、強引に寝違えを治そうとしても、症状が悪化していくばかりで改善されません。
まずは安静を心がけて、炎症が治まるのを待ちましょう。
また、今回紹介した、ゴッドハンド輝の方法は非常に効果的ですので、ぜひお試しください。
どうしても改善されない場合は、整骨院や整体などで専門的な施術を受ける判断も大切です。
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