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ウイルス性イボ(尋常性疣贅)の原因や治療について!

   

みなさんはイボができたことがありますか?

イボができると、気になって思わずガリガリひっかいてしまい、出血してしまうことも。

そのあと、イボは取れるところか、大きくなってしまい、治療に余計な時間とお金がかかってしまったり・・・

 

一体どうしてイボができてしまうのでしょうか。

今回は、ウイルス性イボ(尋常性疣贅)の原因と治療方法について調べてみました。

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イボとは

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イボは医学用語で疣贅(ゆうぜい)と呼ばれていて、いくつかの種類があります。

ウイルスが原因でできるイボと、それ以外の皮膚の老化などによってできるイボとに大きく分けられます。

 

そして、尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)とも呼ばれている、手足や顔などにできるイボのほとんどがウイルス性のものです。

 

始めは透明や無色の小さな突起状で、放っておくとどんどん大きくなって硬くなり、表面がボツボツとした状態になります。

一部が黒い点のように見えるのは、血管が切れて出血したあとです。

大きさはさまざまで、数ミリから、いくつかのイボが合体して数センチになることもあります。

 

感染したからといって自覚症状はなく、通常は免疫で自然治癒することが多いのですが、免疫が低下していると発症しやすくなります。

 

ウイルス性イボの原因

ウイルス性イボの原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスで、このHPVが小さな傷などから皮膚に入り込んで増殖したものです。

そして、ウイルスが原因ですので他の箇所や他人にも感染します。

イボが気になって、手で表面をむしったりすると、ウイルスが手につき、イボ周辺やほかの場所に移ってしまいますので、イボには触らないようにしましょう。

 

HPVについて

HPVの遺伝子型にはたくさんの種類があり、現在すでに150種類以上が確認されていて、まだまだあるのではないかということです。

予想では、1,300~1,500くらいあるのではないかともいわれています。

 

この型の違いによって、できやすい場所や、イボの種類・形が違うことがわかっています。

 

以下に代表的なものをご紹介します。

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<尋常性疣贅>

もっとも一般的にみられる手足にできるイボで、顔にできる指状疣贅(しじょうゆうぜい)、足の裏にできる足底疣贅(そくていゆうぜい)も、見た目は違いますが同じ尋常性疣贅の一種です。

 

主な原因となるHPV:1型、2型、27型など

 

<扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)>

顔や腕にできる表面が平坦な黄褐色のイボ。

 

主な原因となるHPV:3型、10型

 

<尖圭コーンジローマ>

陰茎、肛門、外陰部、膣、子宮頚部など性器にできるイボで、カリフラワー状のようなイボができます。

軽い痛みやかゆみがでることがありますが、基本的にイボ以外の自覚症状はほとんどないようです。

 

主な原因となるHPV:6型、11型

 

<がん>

尖圭コンジローマは主に良性型のウイルスでしたが、悪性型のHPVは陰茎がんや子宮頸がんの原因となることがわかっています。

 

主な原因となるHPV:16型、18型

 

ウイルス性イボの治療法

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ウイルス性のイボの治療にはいくつか種類があります。

 

<凍結療法>

皮膚科などで、一番ポピュラーに行われる治療で、イボを凍らせて組織を破壊し、取り除く方法です。

液体窒素(-196℃)を綿棒などにしみこませ、これをイボに押し当てて、低温火傷の状態を作り出し、ウイルスごと壊死させます。

 

また、イボの下にある皮膚の細胞に刺激を与えて活性化させ、新陳代謝を促し、イボのない皮膚の再生を促進させる効果もあります。

 

処置中は痛みを伴い、患部が水ぶくれのような状態になって、数日後かさぶたのようになり、それが剥がれ落ちて皮膚が再生します。

1回の治療で完全に取り除けることは少なく、1週間に1度のペースで何度か治療を繰り返します。

色素が沈着してしまうことがあるので、顔など目立つ部分の治療には向きません。

 

<レーザー治療>

水に反応する炭酸ガス(CO2)レーザーを用いる方法が一般的です。

局所麻酔を行ってレーザーを照射し、照射された皮膚の水分にレーザーが反応して熱を発生させ、その熱が蒸散するのに伴って皮膚を削りとります。

 

治療後は皮膚に穴が開いたような状態になるため、塞がるまで皮膚の修復を促す軟膏を塗ります。

1~2回の治療で済む場合が多く、また麻酔をかけるため、痛みもなく、もっとも早く、再発の可能性も低い治療です。

ただし、保険適用外という場合が多く、治療費が高いというデメリットがあります。

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<市販薬>

市販薬には、液体や軟膏、貼るタイプなど、いくつか種類がありますが、含まれているサリチル酸という成分が角質を柔らかくし、イボを取り除くのに効果があります。

ただ、イボ以外の正常な皮膚に塗ると、皮膚が痛んでしまいますので、イボにだけ塗るように気をつけてください。

 

<内服薬>

ヨクイニン』という内服薬で、ハトムギの種の殻をくだいて中身を乾燥させたものです。

ハトムギには、ビタミンB群が多く含まれていて、キレイな肌を作るうえで欠かせないビタミンです。

実際、『ヨクイニン』だけですべてのイボが治せるかは不明ですが、肌の健康状態を保ち、美肌を維持するためには効果的といえます。

同様に、ハトムギ茶を愛飲するのもよいでしょう。

 

<民間療法>

昔からの言い伝えで、イボに関するものを集めてみました。

 

・なす:5㎜くらいにスライスしたなすを1枚用意し、さらにいちょう切りにして、3枚は絞ってその汁をイボにつけ、残り1枚を湿布する。

 

・いちじく:イチジクの実や葉の汁をイボに塗る。

 

・ひまし油:ひまし油と重曹を混ぜイボに塗る。

 

・消しゴム:消しゴムをイボの大きさに合わせてカットし、絆創膏やテーピングで1週間ほど固定する。

 

身近な食材などを使っているので、簡単に試せそうですね。

ほかにもたくさんあるようなので、検索してみると面白いかもしれません。

 

まとめ

見た目にも気になるイボですが、悪性型はがんの原因にもなってしまう恐ろしい病気なのですね。

小さいうちなら治療も簡単に終わるので、早めに皮膚科に行って、キレイな皮膚を取り戻しましょう。

 

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