頭皮が乾燥する原因と対策!抜け毛の理由はそれかも…!
「頭皮が乾燥する」ことで、さまざまな症状が現れます。
最悪の場合「ハゲ」の原因になるとも言われていますので、放っておくことはできませんよね。
今回は、頭皮が乾燥する原因と対策について詳しくお話したいと思います。
目次
頭皮が乾燥すると、どうなるの?
頭皮が乾燥すると、
・「かゆみ」「フケ」「抜け毛」「湿疹」「ニキビ」
などが起こる原因になると言われています。
頭皮の皮膚には、水分を保ったり、雑菌から防ぐバリア機能があり、その役割が乾燥する事により低下してしまい、このような症状を招くのです。
乾燥の状態が悪化すると、皮膚の水分量がさらに少なくなり、カサカサした状態になって、炎症を起こしたり、最悪の場合、抜け毛による「若ハゲ」を招いたりします。
頭皮が乾燥する「原因」と「対策」とは?
【原因①】シャンプー
洗浄力の強すぎるシャンプーは、皮脂や頭皮の保湿成分まで、洗い流してしまい、乾燥を招きます。
また、すでに乾燥している頭皮に対しては、刺激が強すぎるため、かぶれなどを招くことになります。
【対策】
シャンプーには、界面活性剤が含まれており、この界面活性剤の種類により、「アルコール系」「アミノ酸系」「石鹸系」に分かれています。
それぞれにメリットがありますが、洗浄力がマイルドで、頭皮への刺激が少ないという点から、頭皮が乾燥する場合は「アミノ酸系シャンプー」を選ぶことをお勧めします。
【原因②】洗い方
頭皮が乾燥しやすい人は、洗い方が適切でないケースが多いようです。
・強い力で洗う人
・爪が伸びてる又は爪を立てて洗う人
このような洗い方をすると、皮膚が傷つくので、水分を保ったり、雑菌から防ぐバリア機能が低下して、乾燥を招きます。
・1日に何度も髪を洗う人
清潔に保つのは良いことですが、1日に何度も洗うと、必要な皮脂まで取り除いたりするのであまりお勧めできません。
また、髪を乾かす際に、ドライヤーで乾燥させすぎることも原因の一つになりますが、逆に自然乾燥させることも頭皮にとってはよくありませんので、ドライヤーも正しく使用することがポイントになります。
【対策】
・頭皮そのものは、非常にデリケートであるため、洗顔と同じように優しく洗う必要があります。
・毛穴の汚れというのは顔を洗うのと同様に、泡が毛穴に入り込んで汚れを取り除きますので、シャンプーの場合も泡の力によって、最大限に発揮されると言っても過言ではありません。
シャンプーはよく泡立てて使用し、毛穴を泡で包み込んで、頭皮をもみほぐすようなイメージで洗うと良いでしょう。
・爪を立てずに、4本指の腹を使用して洗いましょう。
親指は力の強い指ですので、親指は使わないようにしましょう。
・脂分は熱めのお湯の方が落ちやすいのですが、そのせいで必要な皮脂まで落とす可能性がありますので注意が必要です。
身体を洗う時よりも、やや低いぐらいの温度のお湯を使用すると、頭皮への負担を最小限にしながら、余分な皮脂だけを落とすことができます。
・しっかりとタオルドライした後、最低でも髪から15~20cmは離した状態で、ドライヤーを使用します。乾燥を防ぐために、なるべく短時間で済ませるようにしましょう。
タオルを髪にかぶせて、その上からドライヤーをあてると、負担を減らすこともできますし、タオルが水分を吸収して早く乾かすこともできますので、お勧めです。
【原因③】生活習慣の乱れ
生活習慣の乱れにより、シミや肌荒れなどのお肌のトラブルが起こることはよく知られていますが、頭皮もそんな肌の一部。
食生活の乱れや不規則な生活は肌同様、頭皮にも影響があり、頭皮の乾燥の原因の一つにもなります。
皮膚の潤いを保つための物質は、ターンオーバー(肌は古い角質が肌表面から自然に剥がれ落ちていくようになっており、日々生まれ変わっています。このサイクルを指します。)の過程で生成されます。
生活習慣が乱れてターンオーバーが乱れると、頭皮の水分保持力が低下し、乾燥してしまうのです。
【対策】
ビタミンをしっかりとって皮膚の免疫力を高めたり、睡眠をしっかりとって細胞の新陳代謝を正常化させたりすることなどが大切になります。
規則正しい生活をおくることが基本になります。
【原因④】ストレス
ストレスがたまると、毛細血管が収縮し、必要な栄養素が頭皮まで行き届かなくなり、頭皮の乾燥につながるともいわれています。
【対策】
程度の差こそあれ、トラブルやイライラは必ず存在します。
それは、ある意味仕方のないことですので、なるべくストレスをためこまずに、できるだけ早く、上手に解消できることが重要になります。
適度な運動や、半身浴はリラックス効果だけでなく、新陳代謝を良くする効果があるのでおすすめです。
【原因⑤】水分不足
すでに乾燥した状態である場合は、外部から潤いを与える必要があります。
顔や手などと同じように保湿するようにしましょう。
【対策】
ローションやオイルを使用するのがいいでしょう。
乾燥対策を考える場合には、市販でも頭皮専用ローションも販売されておりますので、ノンアルコールタイプの刺激の少ないものがおススメです。
また、血行不良も乾燥の原因の一つになりますので、血行を改善する成分が入ったものもよいかもしれません。
指で優しくもみながら、なじませてあげるとよいでしょう。
まとめ
顔や手の保湿は多くの方が心がけていると思いますが、頭皮はどうでしょうか?
若いうちは、髪が薄くなることに対する危機感があまりないかもしれませんが、将来のためにも必要な対策を講じておきたいものですね。
シャンプーやドライヤーの扱い方も、もちろん大切ですが、基本的には生活習慣を整えることが大事だと言えます。
この機会に自身の生活習慣を見なおしてみてはいかがでしょうか。
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