鼻の中のできものが痛い!7つの原因と対処法について!
2016/02/07
鼻の中に吹き出物?!
ニキビは肌表面だけだと思っていたけど・・という人も多いでしょう。
実は鼻腔内にもニキビができる場合があります。
また鼻の中のトラブルは重大な疾病が隠れている可能性もあります。
鼻をかんだとき痛かったり、何故か痛痒かったりなどの心当たりがある方は必見です。
今回は意外と知らない鼻のできものの原因や対処方法などをご紹介します。
目次
1・[ニキビの原因!?食生活の乱れ!]
鼻腔内にニキビができても、数日で治まるケースが多いのですが、
生活習慣が乱れていると再発する可能性を秘めています。
原因はビタミン不足なのですが、特にビタミンB群やビタミンCなどの摂取が少ないと起こりがちな症状なのです。
ビタミンCは喫煙やストレスなどでも破壊されますし、
水溶性のため体外に排出されることも念頭に入れておいてください。
ビタミンCは毎日新鮮なフルーツや野菜などから摂取したいミネラルですね。
また、ビタミンB群は種類が多く、それぞれいろいろな働きをしてくれますが、主に脂質の代謝を活発にし、皮脂の分泌を正常に保ってくれます。
ビタミンB群が不足すると、肌のターンオーバーが乱れ、肌トラブルを引き起こす原因となります。
それ以外にも、納豆やオクラなどに含まれる「ムチン」やビタミンAも吹き出物に有効とされています。
ファストフードやジャンクフードなどを日頃から摂取している人は、ビタミン不足に陥りがちです。
これらのミネラルは風邪やインフルエンザ対策にも有効ですので、今の時期、積極的に取りたい食べ物の一つです。
2・[鼻に激痛が走る!!怖い病気ヘルペス]
ヘルペスは多くの人が患っている、大変辛い症状を伴った病気です。
帯状疱疹という呼び名もあります。
多くは口の周りに出るのですが、まれに鼻の入り口付近にも症状が現れます。
初期症状は、38度くらいの発熱が出ることがあります。
また、鼻の粘膜が弱っていると鼻の中だけではなく、鼻全体に発赤も見られます。
この病気によく言われるのは、「ストレスを溜めない」ということです。
また、アトピー性皮膚炎の方はヘルペスにかかりやすいと言われています。
この病気の場合、すぐ皮膚科を受診してください。
早期発見、早期治療が大切です。
重症化すると、三叉神経にヘルペスが出来て目の奥の神経まで到達してしまい、治療に数年かかることもあり、入院もありえます。
3・[鼻の中の出来物が大きくなってきたっ!]
鼻の中の古い角質や皮脂などの汚れが溜まり、
肥大化したものを「アテローム」と言います。
動脈硬化で血管が詰まる原因もアテロームと言われています。
アテロームを圧迫すると、皮膚が破れて、ドロッとした臭いがする物質が出て、激痛が走ります。
アテロームにはいくつか種類があり、
最大5cm程度まで大きくなるので、早期受診を心がけましょう。
4・[鼻が臭い・・・]
鼻から膿のようなものが出て来たら要注意です。
原因は黄色ブドウ球菌が毛穴に入り込み炎症を起こしています。
黄色ブドウ球菌は元々常在菌で特に鼻腔に多く存在し、
皮膚に常在する菌の中でも毒性が強い方です。
鼻腔内に創傷がある場合は、黄色ブドウ球菌に感染しやすくなるので注意しましょう。
膿は直接素手で触らないように注意してください。
黄色ブドウ球菌が付いた手で身体を引っ掻くと、とびひという皮膚病に罹患する恐れがあります。
5・[鼻毛処理に注意!毛包炎]
むやみに鼻を触ったり、鼻毛を毛抜きで抜かないように注意してください。
粘膜が傷ついて、ブドウ球菌に感染し、毛包炎に罹る場合があります。
鼻の痛みは少ないのですが、化膿してしまうと少し厄介です。
化膿が進み、鼻に痛みや違和感があれば、受診が必要でしょう。
鼻を触る癖がある人は特に注意してください。
また風邪をひいても、あまり強くかんだりしないようにしましょう。
6・[鼻のポリープ、鼻茸]
鼻にもポリープが出来ることがあり、これを鼻茸(はなたけ)といいます。
名前のように、茸みたいに茎の先に丸いものがある形をしています。
原因は、はっきりしていませんが
アレルギー性鼻炎や蓄膿症と関連性があると言われています。
症状としては、鼻の息苦しさ、嗅覚が低下する、頭や顔の痛みがあります。
軽い症状の時は、薬を服用することで改善されますが、
重症化した場合は手術が必要となってしまいます。
7・[固い出来物は注意!鼻腔がん]
なかなか治らない固い出来物があれば、鼻腔がんの可能性があります。
鼻血が出たり痺れがあれば注意が必要です。
すぐに病院で診察を受けましょう。
[まとめ]
鼻のトラブルは多岐にわたります。
特にヘルペスはつらい痛みを伴うので日常生活に支障をきたしてしまいます。
各種ビタミンの摂取が鼻のトラブル予防に繋がっているので、
気になる方は良質のサプリメントを利用するのも良いでしょう。
日頃から適度な運動や年代に合った栄養価のある食事、規則正しい生活などを心がけましょう。
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