唇に白いできものが出来る6つの原因!病気の可能性も!
2016/02/09
唇に白いできものが出来る原因は、
放置しておいても数日で治まる口内炎から
怖い病気の前兆などその理由は様々です。
今回は、唇に白いできものが出来る原因をいくつかご紹介します。
1・生活の乱れ
白い出来物が唇にできた場合、
1番多いのは生活の乱れによるニキビや口内炎です。
疲れやストレスから、ホルモンバランスが崩れ、
ビタミンB群の不足が原因となる事が多いです。
また、暴飲暴食をしたり、脂っこい物のとりすぎ、
便秘などからくる肝臓が弱っているサインかもしれません。
白い出来物が現れたら、まずは生活を見直してみましょう。
2・口唇ヘルペス
口唇ヘルペスは、最初は赤くはれて、その後白い水ぶくれができます。
痛みや痒み、発熱、倦怠感、リンンパの腫れを伴う場合があります。
また、この水ぶくれが破れ、それに直接触った手で目をこすったりすると感染が広がる恐れがあります。
口唇ヘルペスは、数日から約1週間で水ぶくれが破れかさぶたになり、2週間でかさぶたが取れた後は綺麗に治ります。
口唇ヘルペスはヘルペスウイルスによる感染が原因です。
ウイルスは2種類あり、水ぼうそうや、帯状疱疹を発症させる、
水痘・帯状ウイルスと口唇ヘルペスを発症する単純ウイルスです。
単純ウイルスは感染力が強く、一度感染すると症状が治まってもウイルス体内に潜伏します。
そのため、一度感染した経験がある方は、何度も繰り返して発症する場合があります。
口唇ヘルペスの感染歴がある方は塗り薬などを常用しておき、
唇に違和感を感じたり、唇が赤くなってきたら塗り薬を塗布し、
ひどくなる前に対処すると良いです。
主に、子供の頃に発症し完治しても、
大人になって免疫力や抵抗力が低下した時に発症する場合があります。
また、親が口唇ヘルペスに感染した経験があると、子供とタオルや箸、
食器などを共有したことで子供に感染する場合があります。
現在の医学では完全にこのウイルスを取り除くことはできません。
口唇ヘルペスに感染したら人に感染させないようにマスクを着用し、ゆっくり静養し、栄養価の高い食事を摂るように心掛けてください。
治癒までに時間がかかると体内のウイルスが増加し発症しやすくなります。
ヘルペスに関しましては詳しくはこちらの記事もご参考下さい。
3・パピローマウイルス
パピローマウイルスは子供が良く感染します。
良性の腫瘍でイボのような物が唇にでき、
痒くないのが特徴ですが、人に感染します。
またごくまれに悪性腫瘍の場合もあるので唇に違和感を感じたら、
医療機関で診てもらうのが良いです。
4・口唇がん
パピローマウイルスに感染したと考えていたら実は口唇がんの場合があります。
唇にがんが発症することはあまりありませんが、
違和感を感じたらすぐに医師に相談すると良いです。
5・粉瘍
粉瘍は本来老廃物として排出される垢が貯まり、シコリのようになったものです。
普通、耳や脇の下等にできるのですがごくまれに唇にできることがあります。
健康に害はありませんが、シコリの中は垢や老廃物です。
また垢はタンパク質でできているため雑菌が繁殖しやすく、嫌な臭いを発します。
自然に治ることはなくごくまれに悪性腫瘍に変化する場合もあります。
中の垢を取り除いただけではまた再発してしまうので、袋ごと切除する必要性があります。
気になる方は皮膚科で診てもらうと良いです。
6・日焼け
唇はメラニン量が少ないので日焼けをしても黒くはなりませんが、
皮膚がとても薄いのでかなりのダメージがあります。
唇が日焼けすると腫れたり、水ぶくれができるなど、火傷と同じ症状が見られます。
このような症状が見られた時はすぐに皮膚科を受診すると良いです。
また、患部を冷やすと痛みや痒みが和らぎますが、
あまり触らないようにし十分に保湿しましょう。
ビタミンAは皮膚の再生を助ける働きがあるので、
うなぎやレバー、チーズ、卵などビタミンAが豊富に含まれている食品を摂取すると良いです。
また、女性の方は症状が治まるまで口紅を塗るのは避けてください。
[まとめ]
唇は人目につきやすい場所なので、早く治したいですよね。
唇に白い出来物が出来たら、まずは日々の生活を見直し改善しましょう。
しかし、怖い病気のサインという可能性もありますので、
しばらくしても治まらない場合は病院へ行き診察を受けましょう。
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