唇が腫れる7つの原因とは!病気の可能性もチェック!
2016/02/08
なんか唇に違和感が・・・!
鏡を見ると唇が腫れていてビックリ!?
人の目につく場所だし困ったな、
という経験をされた方も多いのではないでしょうか?
今回は、唇が腫れてしまう原因となる病気などについて、ご紹介させていただきます。
[口唇ヘルペス]
1度くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?
唇が腫れてしまう原因としては、最も多い原因が口唇ヘルペスです。
単純ヘルペスウイルスと言うウイルスに、感染してしまうことで発症します。
また、口唇ヘルペスの特徴的なのは”赤や白の水ぶくれ”が唇周辺に現れます。
口唇ヘルペスは、自然治癒で1~2週間ほどで治まりますが
1度感染してしまうと、神経細胞に潜伏してしまっており、免疫力が落ちている際に再発することが多々あります。
また、キスなどの接触で人から人へと移してしまうこともありますので注意が必要です。
[クインケ浮腫]
クインケ浮腫は、いきなり皮膚の一部に大きな腫れが出来るものです。
特に、唇やまぶたなど顔周辺が多いようです。
クインケ浮腫の特徴は、腫れはしても”痛みや痒みがない”ことです。
はっきりとした原因はわかっていないのですが、
「血管神経性浮腫」とも呼ばれるように、
興奮状態時などに血管神経を刺激して腫れが生じると考えられているようです。
腫れは通常、1~3日で治まります。
[アレルギー]
原因として気付かない事も多いですが、
アレルギー反応で唇が腫れることもあります。
食べ物を口にして、直後に腫れや痒みを感じた場合は、食品によるアレルギーの可能性が高いです。
唇の腫れ以外にも、蕁麻疹が出たり、吐き気や息苦しさを感じ
意識がもうろうとしてきたら”アナフィラキシー”
の可能性もありますのですぐに病院へ行きましょう。
また、食品以外にも、口紅やリップクリームで
自分に合わない物を使用していると、アレルギー反応が現れることがあります。
[咬傷]
食事や会話の最中に唇を噛んで傷つけてしまい、腫れることがあります。
歯並びが悪い方は特に注意が必要です。
また、寝ているときに無意識に噛んでしまっていることもあるので
朝起きて唇が腫れていたら、睡眠中の咬傷が原因かもしれません。
[日焼け]
唇は、他と比べて皮膚が薄くメラニン色素も少ないのです。
したがって、”唇は紫外線の影響を受けやすい”場所なんです。
唇が日焼けしてしまうと、赤く大きく腫れヒリヒリとした痛みを感じます。
また、乾燥しやすい場所でもあるので、ほおっておくと唇の皮がむけ出血してしまい
食事や会話にも支障が出てしまうこともあります。
夏場に外出する際は、リップクリームを塗るなどして日焼け予防しましょう。
[帯状疱疹]
帯状疱疹の場合は、顔の三叉神経沿いに帯のように水ぶくれが現れ、唇も赤く腫れあがります。
また、帯状疱疹の特徴として”激しい痛み”を感じます。
この帯状疱疹の原因となるのは”水ぼうそうのウイルス”です。
子供のころにかかった水ぼうそうのウイルスは、完治しても神経節に潜んだままなんです。
そして、体力や免疫力が落ちていたり、
精神的なストレスを抱えていたりする際に、再発し帯状疱疹が現れます。
早期の治療が大切ですので、早めに病院へ行き診察を受けましょう。
[粘液貯留嚢胞]
唇の裏に水ぶくれができ、唇が腫れているように見える場合は”粘液貯留嚢胞”が考えられます。
特徴としては、”唇の裏に大きな水ぶくれが出来るが、痛みや痒みは感じない”です。
小唾液腺という組織から、唾液が正常に分泌されなかった時や、口内を噛んでしまった際にも発症するようです。
水ぶくれは潰せば無くなりますが、再発することも多いようです。
何度も再発するようなら手術で取り除くこともあります。
[まとめ]
唇が腫れる原因にはいろいろありますが、
痛み痒みよりも周りの目が気になってしまうのではないでしょうか?
自身の症状から原因を特定し、日々の予防や早期の治療に努めましょう。
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