唇ヘルペスについて!原因や症状、治し方をご紹介します!
2016/02/09
唇が腫れあがりぶつぶつ水ぶくれが!?
それは唇ヘルペスかもしれません。
唇ヘルペスは子供から大人まで誰にでも、かかりやすい病気です。
今回は、唇ヘルペスの症状と原因、治療と予防
についてご紹介させていただきます。
目次
[ヘルペスの原因とは]
ヘルペスとはウイルス性の急性皮膚疾患のことです。
単純ヘルペスウイルスというウイルスに感染する事が原因で発症します。
発症する場所は、体中どこでもありえますが、特に多いのが唇です。
また、1度かかるとウイルスが体内に潜伏するため、免疫力が落ちている際の再発が多いのも特徴です。
今回は、唇にヘルペスが発症した際のお話をさせていただきます。
[唇ヘルペスの症状]
唇ヘルペスは、大きく分けると4段階の症状を辿って進行していきます。
1.唇に、ピリピリ、チクチク、ムズムズといった違和感を感じます。
2.その数時間後には唇が赤く腫れあがってきます。
3.1~3日以内に腫れた箇所に、水ぶくれが出来ます。
4.2週間ほどで水ぶくれは、かさぶたになり治まっていきます。
ちなみに、ヘルペスは幼少時に初感染すると症状が現れにくいようです。
しかし、大人になってからの初感染は症状が重くなることが多く、発熱や喉の痛みなどを伴うこともあります。
また、1度感染したあとは免疫ができるので、
再発しても軽症で終わることが多いのも特徴です。
[ヘルペスはうつる!?接触に注意!]
ヘルペスはウイルス性なので、キスや頬ずり、
同じコップやタオルの使いまわしでも他人から感染します。
特に、”水ぶくれが出来ているときはウイルスが非常に多い”ので注意が必要です。
水ぶくれを触った手で目をこすったりすると、そちらにも感染するかもしれないので、他所を触ったりせず手を洗うようにしましょう。
唾液などでも感染する可能性もありますので、
食器は洗剤を使ってしっかり洗い、タオルは洗ったあと日光で干し、
念のため共用しないようにしましょう。
家族や恋人に、ヘルペスに感染したことがない人がいる場合は特に気を付けましょう。
[治療法は?早期治療が大切]
唇ヘルペスは自然治癒でも2週間ほどあれば治りますが
早期に病院へ行き、抗ウイルス薬を服用することで軽症で回復が早くなります。
タイミングとしては、唇がヒリヒリチリチリと違和感を感じた時が望ましいです。
抗ウイルス薬は、外用薬と内服薬と注射の3種あり症状によって使い分けます。
外用薬は表面の腫れなどの症状を抑え、内服薬は神経節のウイルス増殖を抑制します。
また、初感染で重症化した場合や、アトピー性皮膚炎で合併症を起こした場合などは静脈内注射の点滴を行うこともあります。
唇ヘルペスは早期での治療がとても有効なので、
唇に違和感を感じたら病院に行ったり、薬を服用するのもいいと思います。
[再発を防ごう!普段からの予防方法]
ヘルペスは完治したように見えても、神経節に常に潜伏しています。
つまり1度感染したら完治することはないという事なのです。
普段は免疫があるため発症しないのですが、風邪や疲れで体力と免疫力が落ちていると再発することがあります。
また、精神的なストレスを感じている時も再発することが多いようです。
予防としては他の病気と同じく、”心身ともに健康でいるのを心掛ける”ことです。
充分な睡眠と栄養バランスの良い食事を取り、趣味や運動で気分もリフレッシュしましょう。
何度も再発してしまうと、水ぶくれの痕が残ってしまうこともありますので再発予防に努めましょう。
[リジンサプリはヘルペスに効果大!]
ヘルペスの予防として”リジン”という必須アミノ酸をとると効果的だと言われています。
リジンにはヘルペスの発症を抑える効果があり、肉類や魚介類、大豆に多く含まれています。
しかし、食品と一緒に摂取しても体にはリジンとして吸収されず、ヘルペスに効きにくいという話もあります。
そこでおすすめなのはサプリです。
リジンだけではなく、ビタミンなども一緒に取れるサプリも、
何種類か販売されていますのでヘルペスで
お悩みの方は1度試してみてはいかがでしょうか?
劇的な効果を体感したという方もいらっしゃいます。
[まとめ]
1度でもヘルペスにかかった方は、
常に再発の可能性があるということを忘れてはいけません。
免疫力が落ちないよう日々の予防意識をしっかり持ち
それでも発症してしまった場合は周りの人へうつさないよう注意をしましょう。
また、早期治療の意識も必ず忘れないでおきましょう。
関連記事としましてはこちらの記事もご参考下さい。