目やにが多い原因はコンタクトのせい?病気や対策を考える!
2016/02/07
朝起きると目やにがついていることは皆さんあるかと思います。
しかし、突然大量の目やにが出て目も開けられない!
となったらかなり驚くでしょう。
そもそも目やにって何だろう?いつもより多いけどなんで?
病院へ行った方がいいのかな?
今回は、目やにの原因と種類、
その対処法についてご紹介させていただきます。
[目やにとは一体何なの?]
目も身体の一部なので細胞で出来ており、古くなった細胞が老廃物、
つまり不要のゴミとして目やにとなります。
寝ている間はまばたきをしないので、
朝方の多少の目やには正しい目の働きなのです。
目やに以外のゴミは目と繋がっている鼻から鼻くそとなり出ていきます。
[目やにの種類とその原因や病気について]
その他に目やにの種類や原因、または目やにが出ることによって
考えられる病気について解説していきます。
具体的には
・黄緑色、ドロドロとしたもので膿のような目やには細菌での炎症の可能性があります。
【考えられる病気】
・抗生物質の点眼薬により比較的直ぐに治る細菌性結膜炎
・透明や白でさらさらしたものは、花粉などのアレルギー性炎症の可能性があります。
【考えられる病気】
・アレルギー性結膜炎、春季カタル
・鼻と繋がっている管が詰まることによる涙嚢炎
・透明や白だがネバネバと糸をひいたりしたものは、ウイルス感染の可能性があります。
【考えられる病気】
・細菌よりも更に小さなウイルスが細胞に入り込むウイルス性結膜炎
などがあります。
細菌性やウイルス性の場合は早めに眼科の受診を受けましょう。
特に結膜炎は目が開かないくらいの目やにで、
真っ白になってしまうことがあります。
こちらは眼科で目薬をもらい治まる事が多いですが、
同じような症状で自然に治る場合と、
簡単な手術が必要な場合もある鼻涙管閉塞という病気もあります。
こちらはあまり小さい赤ちゃんだと調べられないようです。
症状が続くようならこまめに医師に相談することをお勧めします。
他にも判断の難しいドライアイから、まばたきがうまくできなくなり
目にごみがたまったりするケースもあるようです。
[予防と対策]
では普段から目やに及び目の炎症を避けるためにはどうするべきなのでしょうか?
1…汚い手では絶対に触らない(タオルはこまめに新しく取り替える)
2…目はこすらない(目やにをとる場合も綿棒やティシュを使用する)
3…部屋の掃除はこまめにして、空気中の汚れやたまったホコリを防ぐ
4…同居人に目の炎症がある場合のタオルの使い回し禁止
5…プールや温泉ではいろいろな細菌がウヨウヨしているので目を洗ったり、目薬を点眼する
6…パソコンやスマートホン等の目の使いすぎによる目の疲れ
7…コンタクトレンズの正しい使用
特にコンタクトレンズの使用には気を付けましょう。
大切なのは
・コンタクトを着けたまま就寝しない
・長時間の着用をしない
・装着期間の厳守
(特に使い捨ては正しい使用をしないと本来の酸素の透過性が低下したり、傷や汚れが増えます)
・コンタクトレンズを清潔に保つ
コンタクトレンズでの目のトラブルは非常に多いのでしっかり意識をもって使用しましょう。
[まとめ]
とにかく目はデリケートな部分で、
尚且つとても大切な役割をしてくれる身体の一部です。
最近は視力の低下からコンタクトレンズを使用している人は多いです。
正しい使用法の厳守は必須です。
大量の目やには目からの危険信号として受け止めて、
日常生活において普段から少しでも異常を感じたら
面倒くさがらずに自らで判断せずに、
眼科へ行き受診することが大事に至らないためにも必要なのです。
関連記事としましてはこちらの記事もご参考下さい。