視力回復トレーニングとは!超簡単な7つの方法をご紹介!
視力を回復させる方法として眼科で勧められているのは「適切な眼鏡やコンタクトを使用する」「レーシックなどの治療を行う」「眼の病気の治療を行う」などですね。
眼に病気はないけど、ちょっと見えにくいという場合には、トレーニングを活用してみるのもいいかもしれません。
今回は、視力回復トレーニング方法をご紹介してみたいと思います。
「毛様体筋」トレーニング
「毛様体」は眼の中にある「水晶体」というレンズの厚みを変えて、ピント合わせをしている部分です。
遠くを見るときには「毛様体筋」は緩んでリラックスするため、水晶体は薄くなり、近くを見るときには「毛様体筋」が緊張しているため、水晶体は分厚くなります。
「仮性近視」や「初期の近視」の人は、遠くを見るときにも「毛様体筋」が緊張し、水晶体が分厚いままであるため、ぼやけて見えてしまいます。
(遠近体操法)
遠くと近くを交互に見るトレーニングです。
「毛様体筋」を運動させて血液循環をよくし、「毛様体筋」をほぐします。
(遠近凝視法)
遠くの一点をじっと見つめる訓練です。
「毛様体筋」を緩めて水晶体を薄くする効果があります。
星などの見えそうで見えないようなものを「見ようと意識して凝視する」と良いようです。
「よく見よう」とするため網膜の感度も高めます。
意識の力、つまり「集中力」も必要になります。
「外眼筋」を鍛えるトレーニング
眼球の外側にある「外眼筋」は「自信が収縮し眼球を締め付ける」ことによって眼球の形を変化させ、それによってピントを合わせています。
この「外眼筋」という筋肉をリラックスさせることにより、眼球の動きが良くなり、ピントが合いやすくなります。
(準備体操)
目をギュッと強くつぶる → 目だけで上を10秒間、顔を動かさずに見る → 目をギュッと強くつぶる → 目だけで下を10秒間、顔を動かさずに見る → 目をギュッと強くつぶる → 目だけで右を10秒間、顔を動かさずに見る → 目をギュッと強くつぶる → 目だけで左を10秒間、顔を動かさずに見る → 目をギュッと強くつぶる
と繰り返す方法です。
(指の先端を眼で追う体操)
・横の8の字を3回指で描き、それを目で追う → 指を奥から手前へ行ったり来たり、3回動かして、それを目で追う
また「絶対見える」と口に出すだけで、眼はより多くの情報を取り入れようとするため、視力があがるとの意見もあります。
マジカルアイ
ある絵をじっとみることにより、その中に別の絵が浮かんできたり、絵そのものが立体的になって見えてくるというものです。
柔軟性をなくして凝り固まってしまった目の筋肉をほぐし、目の本来の機能を取り戻してくれる働きがあると言われています。
なにより楽しみながら、トレーニングを行えるという点がいいですよね。
見やすくする方法としては、
・遠くに焦点を合わすイメージで見る「平行法」
と、
・寄り目ぎみにして見る「交差法」があります。
スマホの無料アプリなどでも見ることができるようですよ。
視力回復のツボ押し
ツボ押しには血行の改善だけでなく、眼病予防の効果もあります。
目をついたりしないように気を付けて行いましょう。
①攅竹(さんちく)≪眉毛の鼻側の端≫ 親指の腹で始めは弱く、徐々に強く押します。
②晴明(せいめい) ≪目頭のやや上≫ 親指と人差し指の腹で、つまむように押しましょう。
③魚腰(ぎょよう) ≪眉毛の真ん中≫ 親指で押し上げるように押します。刺激が伝わりやすいので押しすぎないようにしましょう。
④承泣(しょうきゅう) ≪目の周りにある骨の淵 目の下側≫ 指の腹で弱めに押しましょう。
⑤瞳子りょう(どうしりょう) ≪目尻のくぼみ≫ 人差し指の腹で、弱めに押しましょう。
⑥糸竹空(しちくくう )≪眉毛の端、眉尻≫ 人差し指・中指・薬指をそろえて、中指で押します。2~3秒位押してそれを数回繰り返します。刺激が伝わりやすいので押しすぎないようにしましょう。
⑦太陽(たいよう )≪こめかみ≫ 親指か人差し指の腹で、始めは弱く、徐々に強く押しましょう。
眼の運動
緑の点を眼で追ってください。
一日数回トレーニングすると効果抜群です。
蒸しタオルで血行促進
特に目の酷使によっておこる視力低下に効果が得られるようです。
眼の血行が良くなり「毛様体筋」の血行がよくなって、「毛様体筋」の緊張がほぐれるのだそうで、「毛様体筋」のトレーニングを行った後で、この方法を行えば、効果がさらにアップするかもしれませんね。
水にぬらしたタオルを軽く絞り、電子レンジで1分ほど加熱して、まぶたの上に5分ほどのせておくだけです。
タオルは手にもって少し熱いなと感じるくらいがいいですが、眼に炎症などがある時は避けるようにしましょう。
お好みで「アロマオイル」を加えたりするのもお勧めです。
手をこすって温め、手のひらのくぼんだ部分で目を覆うだけでも効果があります。
眼科で行う視力回復トレーニング
一部の眼科では、「ワック」と呼ばれる視力回復トレーニングの機器を設置しています。
景色の画像を5分間眺めるだけという簡単なトレーニングであり、遠くの風景を長時間眺めるのと同じ効果があります。
ただし、一般的に適応は子供に限られるようです。
眼科の医師は「視力回復トレーニング」に対して否定的な人が多いようです。
「効果がない」という意見もありますし、「医師の側の知識不足だ」「眼鏡やコンタクトの業界とのつながりがあるせいだ」などという意見もありますが、医師によって意見が分かれるというのが眼科業界の現状のようです。
そのような背景がありますので、すべての眼科において採用されているわけではありません。
クリニックのホームページなどをみて確認してみるといいかもしれませんね。
まとめ
いかかでしたでしょうか?
自宅で簡単にできるものもありますので、ぜひ試してみてください。
なかなかすぐに効果を感じられないかもしれませんが、継続することが大切だといいます。
視力回復トレーニングが気になる方は、眼科で相談してみましょう。
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