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まぶたがピクピク痙攣する7つの原因!

      2016/03/14

長時間パソコンと、にらめっこしていたら、まぶたがピクピク。疲れ目かな?

多くの方がそういった経験はあると思います。

しかし、この、まぶたの痙攣が、重大な病の前兆かと思う人は少ないのではないでしょうか?

今回は、まぶたの痙攣の原因と、対処法についてご紹介させていただきます。

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眼瞼(がんけん)ミキオネア

目の周りには”眼輪筋”という筋肉があり、これは、まぶたの開け閉めをするための筋肉です。

この、眼輪筋の一部が、ピクピクと痙攣することを”眼瞼ミキオネア”と呼びます。

主に、下のまぶたに多く見られます。

 

眼瞼ミキオネアの原因として一番多いのは、”ストレス”と”疲れ”です。

ストレス性のものは、特に若い女性に多いそうです。

また、カフェインを取りすぎることでも、この症状が現れることもあります。

 

この眼瞼ミキオネアは長く続いても数週間と、一時的なものです。

目を休め、おいしい物を食べ栄養を取り、充分な睡眠を取ることで多くは数日の間に解消されると思います。

 

しかし、ゆっくり休んだにもかかわらず、痙攣が続く場合は他の病気のサインという可能性もありますので、念のため眼科へ行き診察を受けましょう。

 

VDT症候群

これは、Visual Display Terminal の略で、長時間パソコンなどのディスプレイを見続けることでおこる、現代病の1つです。

このVDT症候群の特徴は、まぶたの痙攣だけではなく

・肩こり

・首や肩、背中の痛み

・腕のしびれ

・頭痛

・ドライアイ

などを同時に引き起こす事があります。

また、抑うつ状態など、精神的な病にかかってしまう人もいるそうです。

 

VDT症候の最大の原因は、VDT作業中のまばたきの減少です。

この場合も、目や体を休め、体力気力の回復を図りましょう。

 

VDT作業をされている方は、前かがみで作業をしたり、暗い部屋でディスプレイを見つめたりしないよう、気を付けましょう。

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ドライアイ

ドライアイは何らかの原因により、目を守るのに必要な涙の量が低下したり、涙の質の異常によって目の表面に乾きが生じる病気です。

ドライアイになる原因には、

・PC、スマホの長時間利用によるまばたきの減少

・ストレス

・コンタクトレンズ

・乾燥

・加齢

・アイメイク

が挙げられます。

 

ドライアイになると、まぶたの痙攣以外にも、目の充血、かすみ、痛みといった症状が出ます。

また、重症になると眼の表面に多数の傷がつき、傷から細菌が入り角膜炎を起こし、角膜移植が必要となる場合もあります。

 

ドライアイの治療は、人工涙液による点眼療法が主になります。点眼液は防腐剤が入っていない物を選びましょう。

 

症状が重いときは、涙点プラグを涙点に挿入することで涙を目の表面に溜め、ドライアイの治療をすることもあります。

涙には、たんぱく質、ビタミンなどの目に重要な成分が含まれています。そのため、自分の涙に勝る治療薬はないとも言えるのです。

 

ドライアイは日々の生活からの影響が大きいものです。

・長時間のPC操作をしている時は、意識的に休憩を取る

・涙の状態を悪くさせるコンタクトレンズの使用を減らす

・目の保湿を図るために、加湿器を用いたり、エアコンの設定を変える

といった事にも気を付けてみましょう。

また、目を温めることも目の疲れをとることに有効だといわれています。

 

チック症

チック症とは、顔の筋肉の一部分が短時間で小刻みにピクピクと動く症状で、癖の一種とも考えられています。

主に子供に多くみられる症状ですが、まれに大人にも見られます。

 

チック症の原因は、脳の一部の異常と、精神的ストレスが絡み合っていると言われています。

軽いチック症の場合は、何もせずとも1カ月~1年ほどで消えてしまいます。

また、チック症による行為を意識的に止めさせようとすると、逆効果になる可能性がありますので注意が必要です。

 

自然と治るのがほとんどですが、長期間続く場合や、発声発語に関するチック症は小児科での治療が必要となることもあります。

慢性的なチック症の治療は、医師による生活指導薬物治療が主になります。

 

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眼瞼痙攣

眼瞼痙攣は、無意識にまぶたの筋肉が痙攣を起こす病気です。

 

まぶたの痙攣以外の初期症状はドライアイに似ていて目の乾き、充血、光がまぶしく感じたりします。

通常は両目に現れます。しかし、左右で痙攣の程度に差があることもあります。

 

眼瞼痙攣が重症化すると、まぶたの痙攣だけではなく突然自分の意思に反して、勝手に目が閉じてしまいます。

結果、階段を踏み外したり、運転中に追突を起こしたりする可能性もあり大変危険です。

 

中高年の方に多く見られ、原因は脳の基底核という部分の機能障害によるものと言われています。

治療は、それぞれの症状によって変わりますが、主流なのは「ボツリヌス注射」という、神経系の注射だそうです。

 

眼瞼痙攣は、自然に治癒することは無いので、思い当たることがあれば、1度眼科に行かれることをおすすめします。

特に、「ドライアイの治療をしているけど、ぜんぜん良くならない」という方は、眼瞼痙攣を疑ってみましょう。

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片側顔面痙攣

片方の目の周囲だけ、痙攣が続くようであれば片側顔面痙攣が疑われます。

特徴として、まぶた以外にも頬や口の周囲がピクピクと動くこと、まれに耳鳴りを伴う時もあります。

原因は、頭蓋内の動脈が顔面神経を圧迫刺激しているためです。

 

中高年の方に多く見られ、特に高血圧や高脂血症の方に、多く見られるようです。

放っておくと、顔の片側全体に痙攣を起こし、顔がゆがみ、目も開けられない状態になってしまう恐れがあります。

 

治療は、ボツリヌス注射で痙攣を止める方法が主流であり、効果は3か月ほどです。

また、片側だけの痙攣が続く時は、脳の病気にも関係している可能性もありますので早めに病院へ行きましょう。

 

その他の脳障害の可能性

目は脳の一部と言われています。

目のピクピクとした痙攣が、眼球やまぶたではなく、脳に起因する症状という可能性もあります。

・脳腫瘍

・くも膜下出血

・脳梗塞

などの初期症状は、まぶたや顔の痙攣を起こすこともあります。

痙攣以外に、頭痛、鼻血、しびれ、を伴うときは早急に病院へ行きましょう。

 

[まとめ]

まぶたの下のピクピク痙攣は、ストレスや疲れによる事がほとんどです。

たまには、目をゆっくり休ませる事も必要です。

目の体操やマッサージをしたり、目を温め血行を良くすることも効果的でしょう。

 

通常は数分~数日で治まることが多いのですが、ずっと続くようであれば、重大な病気のサインかもしれません。

まぶたのピクピク痙攣が続く時は、まずは眼科で検査を受けて下さい。

 

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