耳の中に虫が入った時の2つの対処法について!
2016/02/08
寝ている時に耳元でガサガサ音がして飛び起きたら虫が耳の中に!なんて経験ありますか?
確率的にはそんなに多いことでもないのでしょうが、
いざというときの為に知識を得ておくのも大事かと思います。
今回は、そんな耳の中に虫が入った時の対処法についてご紹介致します。
やってはいけない事!
慌てて耳をいじってはいけません。
虫が体内に、それも耳の中に入ったとなれば誰しもがパニック起こしてしまい、
水が入ったときと同様に耳を下に向けて飛んでみたり、指をグイグイ耳の中に押し込んだりしてしまいます。
実はこれはとんでもなく危険な行為なのです。
虫が驚いて逃げようと更に奥に入り込んでいく可能性もありますし、
耳の中で攻撃されてしまえば、外耳道や鼓膜を傷つけてしまう危険性もあるからです。
綿棒やピンセットで取ろうとする行為は更に危険ですから絶対に避けましょう。
光を当ててみる?
おばあちゃんの知恵袋などでよく耳にする
「光を当てて虫をおびき出す」これは間違ってはいないものの、光を当てて出てくる虫は限られています。
虫によってはおびき出すどころか更に奥にいってしまう危険性があるのです。
というのも、光を当てておびきだせるということは、ハエなど光を好む虫でない限り難しいのです。
では逆に暗い場所を好む虫、ゴキブリやクモの場合はどうでしょう。
考えるまでもなく奥に入り込んでしまいます。
とはいえ、どんな虫が入ったかなど大半の場合は気付かないものですから、
むやみに光を当てる行為は避けましょう。
耳に虫が入った時の対処法
1・耳を上に向ける
対処法としてはまずは耳を上に向けることです。
そうすることで、虫は下り坂の状態になりますので、
方向転換して昇りだすことが多いのです。
昇りだすということは、必然的に出てくるということになります。
2・食用油を耳の中に
窒息させる耳に入った虫を取り出すことももちろん大事ではありますが、耳という狭い穴に入ってしまった生き物を取り出すこと自体が困難です。
とはいえ、そのままにしておくと入った虫が耳の鼓膜に達してしまえば
激痛を味わうハメになるかと思います。
そうなる前に虫が奥に行かないよう対処することが先決です。
虫が入ったほうの耳を上に向けて食用油を流し込みます。
そうすることで、耳の粘膜を保護するとともに、虫は窒息して動かなくなり奥に進むことがなくなります。
量に制限はないですが、ある程度入れた後は逆を向いて耳の中の油を出します。
このときに虫の死骸が油で流れ出てくれることもあります。
何度か繰り返しても、出てこないときは耳鼻科に行って取ってもらいましょう。
虫は窒息しているでしょうから、慌ててピンセットなどで取る必要はありません。
まとめ
虫が耳の中に入るなんてそんな経験することでもないですが、
知っておくのと知らないのとでは、いざというときの対処法が変わってきます。
しかし、こんな場面にだけは遭遇したくありませんね。
この知識が役に立ったなんてことになりませんよう
祈るばかりですが万が一の為に覚えておいて下さいね。
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