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水下痢が続く10の原因!止まらないのはなぜ!?

      2016/03/08

水下痢が止まらない…悪い物を食べた?それとも病気?

テストや会議など、大事な時に下痢になったらどうしよう?と、皆さん、不安になったこともあるかと思います。

 

水下痢の原因は色々ありますが、この不安こそが水下痢の原因となっている可能性があるのをご存知ですか??

今回は、水下痢が止まらない10の原因についてご紹介させていただきます。

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水下痢ってどんな状態?

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便の水分は通常75%ほどになりますが、水分が95%以上になり便が水のように出る状態を水下痢と呼びます。

水下痢は、腸の運動が過剰になりすぎた結果、腸内で水分を吸収できず、大量に便と混ざることで起こります。

腸の運動が過剰になる原因はさまざまです。具体的な例を挙げていきましょう。

 

細菌やウイルス

細菌やウイルスが体内に侵入してしまい、これを排除しようとする体の防御反応でおこる感染性の急性胃腸炎になります。

有名なものに、ノロウイルスO-157があり、下痢以外にも嘔吐や発熱などの症状がみられるのも特徴になります。

 

多くの場合は、ウイルスが付着した肉や魚などの生鮮食品を食べたことが感染の原因となります。特にカキをはじめとした2枚貝を生で食することで感染する例が多いとされています。

 

人から人へとうつるので大流行を起こすものも多く、感染した人の看病や嘔吐物の処理でも感染が広がるため注意が必要な原因と言えます。

原因となっている、体内の細菌やウイルスが無くなるまで下痢は続きますので、完治まで1~2週間ほどかかる事が多いでしょう。

 

食品アレルギー

特定のものを飲食すると、体が異物とみなし下痢を起こすのが食品アレルギーです。

最も多いのは、牛乳を消化する酵素が少ない乳糖不耐症による下痢です。

 

他にも、普段軟水を飲んでいる人が、硬水を飲むと下痢をすることがあります。これは、軟水に比べて硬水は3倍のミネラル(主にマグネシウム)を含むためです。

見落としがちなのが、ガムや飲み物に含まれる甘味料のキシリトールやソルビトールです。これが下痢の原因と気付かずに、食べ続けてしまう人は非常に多いです。

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食べ過ぎ飲み過ぎ

暴飲暴食は、腸の動きを過剰にさせてしまうので下痢の原因となります。

 

特に下痢の原因となりやすいのは、

・アルコールの飲み過ぎ

・カフェインの摂り過ぎ

・辛い物の食べ過ぎ

が多いでしょう。

 

アルコールもカフェインも辛い物に含まれる香辛料も全て刺激物となります。

刺激物は、腸の動きを過剰にさせ、下痢の原因となるだけではなく、消化不良を起こし胃の負担にもなりやすいので、お酒やコーヒーの飲み過ぎには注意しましょう。

 

体の冷え

体を冷やすことは、水下痢の原因に1つとなります。

体が冷えると、腸内の消化を促進する消化酵素の働きが悪くなり、消化不良を起こしやすくなるのです。

また、自律神経が乱れることで、腸の運動が過剰になり下痢へとつながることも考えられます。

 

薬の副作用

薬を服用していると、体が薬を異物と認識して、排除しようと下痢を起こすことがあります。

また、抗生物質など強い薬は、悪い菌だけでなく腸内の良い菌も殺してしまう事もあるので、特に下痢を起こしやすのです。

医師に処方されている薬を服用している時は、勝手に飲むのをやめるのではなく、1度医師に相談してみましょう。

 

ストレス、過敏性腸症候群

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過敏性腸症候群は、精神的ストレスが原因となり水下痢を起こすものです。

腸はもともとデリケートな器官なのですが、不安や緊張といった精神的ストレスで自律神経が乱れ、腸の運動が過剰になりすぎ下痢になります。

 

長期的に続くのが特徴で、下痢が3週間以上続くようであれば過敏性腸症候群が疑われます。

過敏性腸症候群を患っている人は多く、日本では1000万人以上いると言われています。

 

また下痢になりやすい人は、電車の中やテスト中、会議中などに「トイレに行きたくなったらどうしよう…?」と不安になる事で下痢を起こし、さらに次の機会もまた不安になり…と悪循環に陥ることも多いです。

 

慢性膵炎

慢性膵炎は、膵臓(すいぞう)が繰り返し炎症を起こした結果に起こる病気です。

慢性膵炎になる原因で、最も多いのは、長期間におけるアルコールの飲み過ぎになります。

膵臓の働きが弱くなってしまうと、脂肪の消化と吸収が悪くなり、脂肪便と呼ばれる脂の多い下痢を起こす原因となってしまいます。

 

下痢以外の症状には、

・みぞおちのあたりの腹痛

・背中の痛み

・食欲不振や嘔吐感

がありますが、慢性膵炎を患うと合併症で糖尿病にもかかりやすいので注意が必要です。

 

大腸がん

大腸がんの症状に1つに下痢があります。

その他の症状には

・下痢と便秘を繰り返す

・血便

・便やオナラから腐敗臭がする

があります。

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潰瘍性大腸炎

大腸の粘膜に炎症が起き、びらんや潰瘍ができるのが潰瘍性大腸炎です。

潰瘍性大腸炎の症状は、

・下痢

・粘血便

・腹痛

があります。

 

20~30代に発症することが多くみられますが、50~60代の方にもみられます。

また、治療により改善したと思っても、数カ月から数年後に再び悪化することが多いのが特徴です。

 

クローン病

クローン病は、小腸や大腸の消化管に炎症が起き、びらんや潰瘍ができる慢性疾患です。

クローン病の症状は、

・下痢

・腹痛

になり、潰瘍性大腸炎に似ていますが、あまり血便はでないのが特徴です。

 

クローン病を発症するのは、20代の人に多くみられます。

こちらも、潰瘍性大腸炎と同じく、治療後も改善と悪化を繰り返すことがあります。

 

まとめ

ノロウイルス等の細菌や、暴飲暴食が原因だというのは想像しやすいですが、精神的なストレスで下痢になっていることもかなり多いのです。

下痢が長期的に続くときのほとんどは、過敏性腸症候群でしょう。

 

しかし下痢以外に、

・血便

・腹痛や嘔吐感

・白や黒や赤といった異常な色の便が出る

といった症状があるようでしたら、重大な病気のサインかもしれませんので、早めに病院で診察を受けましょう。

 

水下痢が止まらない時は、内科、消化器科を受診しましょう

 

水下痢の対処法と関連記事についてはこちらの記事をご参考下さい。

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