親知らずの抜歯で小顔になるって嘘!本当!どっち!!
2016/02/09
親知らずを抜くと小顔になる!?本当なの??だったら考えてみようかな?
知人からやテレビなどで聞いて、気になっている方も多いのではないでしょうか?
今回は、親知らずを抜歯した際に得られる、小顔効果についてご紹介させていただきます。
目次
[小顔になるって本当??]
結論から言うと、”本当”です。
親知らずが、顔の輪郭や肉付きに影響を与えていることは、歯科医も認める事実です。
これは、親知らずが生えている場所の、骨や筋肉が顔を大きく見せることがあるからです。
親知らずが生えてくる、20才前後に、「なんか顔のラインが変わったかな?」と思った方それは、親知らずが影響しているのかもしれません。
しかし、親知らずを抜いたからと言って、誰もが劇的な効果を得られるわけではありません。
では、どういった顔の方が効果的なのか、次の項でご紹介します。
[小顔効果を得やすい顔]
1・エラが張っている方
この場合は、エラの部分に近い、下の親知らずを抜きます。
下の親知らずを抜くと、エラの周囲の骨が痩せ、歯肉の付き方も内側寄りに変わっていくので、小顔効果が出ます。
2・頬骨が張っている方
この場合は、頬骨に近い上の親知らずを抜きます。
上の親知らずを抜くことで、頬骨の下の部分が痩せて小顔効果が出ます。
3・下ぶくれ、顎に筋肉がついている人
親知らずのせいで、噛み合わせが悪く、顎の筋肉が発達しすぎてしまい、顔が大きく見えている場合もあります。
その場合は、親知らずを抜歯することで、奥に噛む力が伝わらなくなり、筋肉が徐々に痩せていき、小顔効果が出ます。
[実際の効果のほどは??]
親知らずの生え方や、筋肉の付き具合などにより、個人差はもちろんありますが、正直なところ親知らずを抜いたからと言って、劇的な効果が出る方は”稀”です。
数値としては約2ミリ程だということです。
また、抜歯の効果的なタイミングとしては、親知らずが生え始めた20歳前後です。
これは、親知らずの周りの骨がまだ硬くなりきっていないため、痩せやすいからです。
[まとめ]
小顔効果があるのは事実で、実際、アイドルやモデルの方には、抜歯した方も多数いるようです。
気になる方は、一度歯科にご相談なされてもいいと思います。
しかし、生え方などにより、効果を実感できるかは、個人差がかなりあるようです。
抜歯については、小顔効果のためだけに行うのではなく、ご自身の状態に合わせて、”親知らずの抜歯のメリットの1つ”と考えてはいかがでしょうか?
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