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ヨーグルトの食べ過ぎはダメ!下痢になる4つの原因とは!

      2016/03/14

ヨーグルトは、手軽に食べられる健康食品として人気が高い食べ物です。

しかし、ヨーグルトを食べすぎることで下痢になったり、お腹が張ってしまう方もいます。

今回は、ヨーグルトを食べ過ぎると下痢になる原因と対処法をご紹介させていただきます。

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ヨーグルトとは

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ヨーグルトは牛乳等乳酸菌を入れて発酵させた食品です。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌の働きで、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整え、腸内のバランスを回復させる整腸作用があります。

このことで、

・便秘の解消、改善

・口臭や歯周病予防

・肌荒れ、ニキビ予防

・イライラ(精神安定)

・お腹の張りを整える(腸内環境を整える)

などの効果が期待できます。

 

ヨーグルトには他にも、ウイルスや菌等の異物が体内に侵入しにくい環境を作り、免疫力や抵抗力を高め、風邪やインフルエンザ等にかかりにくい身体を作ってくれます。

また、

・アレルギー反応の抑制効果

・発がん抑制効果

・コレステロール抑制効果

もあり、まるで何にでも効果がある万能な薬の効果を持っています。

 

下痢になる理由と対処法

良い効果ばかりのヨーグルト、だったらいっぱい食べた方がいいの?と思われるかもしれません。

しかし、ヨーグルトは食べ過ぎによっては、副作用として、下痢になったり、お腹が張ったりする事もあるのです。

腸内環境や体質が人それぞれ違うので的量も異なりますが、ヨーグルトの1日の摂取量は100gを毎日食べるのが好ましいと言われています。

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常温(ホットヨーグルト)で食べよう

冷たいヨーグルトを食べると身体が冷えてしまいます。

冷たいものを食べすぎると、腸の運動機能が低下し逆に便秘や、下痢になってしまう場合があります。

ヨーグルトを冷蔵庫から出してすぐに食べる方が多いと思いますが、冷たいヨーグルトは下痢を引き起こす原因になります。

 

対処法としては、下痢にならないために、少しずつ食べたり、常温に戻してから食べると良いです。

ヨーグルトをよく食べる国では冷たいヨーグルトを食べる習慣はあまりなく、各家庭で手作りのヨーグルトを常温で食べることが主流です。

常温で食べることによって、カルシウムの吸収率がupするだけでなく、善玉菌も活発に活動しますので、便秘解消美肌効果も期待できます。

 

また、ホットヨーグルトもおすすめです。日本でもホットヨーグルトが話題になりましたね。

ホットヨーグルトは簡単に出来ますので、家庭でも試してみて下さい。

ホットヨーグルトの作り方

材料

・ヨーグルト(プレーン)・・100g

・はちみつ ・・適量

・水・・大さじ1杯

作り方

材料を全部容器に入れて、レンジ500wで約40秒ほど温めます。

人肌ぐらいに温まったら出来上がりです。

 

ただし、40℃以上に温めて食べるのは乳酸菌が熱で死んでしまいますので、注意が必要です。

人肌ぐらいを目指して温めるようにしましょう。

 

乳酸菌との相性

最近では、市販されているヨーグルトの種類も豊富にありますね。

ヨーグルトにはビフィズス菌やラクトフェリン菌等、約800種類以上の乳酸菌が存在します。

その乳酸菌の中には、自分の身体に合わない乳酸菌も含まれている可能性があり、相性が合わないと下痢を引き起こす場合があります。

対処法としては、コマーシャルや口コミなどに惑わされず、まず3日から4日ほど試し、下痢になったり、お腹が張る感じがしたら別のヨーグルトを食べなどして、自分の相性の良いヨーグルトを見つけましょう。

 

成分表を確認しよう

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ヨーグルトには、優れた栄養素の他に油分も含まれています。

また市販されているヨーグルトの中には糖質が高い商品もたくさんあります。

これらのヨーグルトを食べすぎると、太ったり高コレステロール血症になる場合があります。

 

また逆に、市販されているヨーグルトの低カロリータイプは、甘味料にキシリトール、マルチトール、ソルビトールなどが含まれている場合があります。

これらの人工甘味料は消化されるまでに時間がかかり、大量に摂取すると下痢につながる場合があるので注意が必要です。

対処法は、ヨーグルトを購入する時に成分表をチェックしてから購入し、お腹の調子を見ながら食べる量を調節すると良いです。

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乳糖不耐性

牛乳を飲むと下痢になる症状がある方を「乳糖不耐性」と言います。

牛乳等に含まれる乳糖はヨーグルトではほぼ分解されてはいますが、乳糖が完全に無くなったわけではありません。

ですので、牛乳を飲むと下痢になる人=乳糖不耐性の人はヨーグルトを食べると、下痢になる可能性があります。

 

乳糖不耐性の症状が現れやすい人は、少量ずつ食べたり、ホットヨーグルトにして食べるなどし、お腹の調子を見ながら摂取するようにしましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

なぜヨーグルトを食べ過ぎると下痢を引き起こすか4つの原因がありましたね。

・冷たいヨーグルトは身体を冷やし、下痢を引き起こす。ホットヨーグルトを試してみよう。

・乳酸菌の相性によっては下痢を引き起こす可能性がある。相性の良いヨーグルトを見つけよう。

・人工甘味料の大量摂取による下痢かも。成分表をチェックして購入しよう。

・牛乳を飲むと下痢をする人はヨーグルトでも下痢になるかも。少しずつ食べたり、ホットヨーグルトを試してみよう。

 

ヨーグルトはとても優れた食品ですが、食べすぎると逆に毒に変わってしまいます。

それでもヨーグルトが優れている事には間違いないのですから、今からヨーグルトを食べようと思っている方は、まずは80g程度から始め(コンビニなどで売られているヨーグルト1個分)量、お腹の調子を見ながら調節すると良いでしょう。

あまり食べ過ぎず毎日おいしく適量を摂取するようにしましょう。

 

下痢が止まらない時は、内科を受診しましょう。

 

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