鼻水が止まらないし頭痛もする5つの原因!アレルギーなの?
2016/02/07
頭痛と鼻水の症状が現れたときに、
まず1番に思い浮かぶのは“風邪”ではないでしょうか。
しかし風邪が原因ではなく他の原因があることもしばしばあります。
今回は、鼻水と同時に頭痛が起こる原因についてご紹介したいと思います。
1・【風邪、インフルエンザ]
毎年、冬になると風邪やインフルエンザが流行しますね。
症状としては鼻水や頭痛だけではなく、
発熱や倦怠感、咳やくしゃみ、も多く見られます。
また、風邪をきっかけに副鼻腔炎などを
併発することもありますので早めに対処しましょう。
2・【アレルギー性鼻炎】
鼻水が止まらない、頭痛がするというのは
アレルギー性鼻炎の代表的な症状です。
春先には花粉症のシーズンでもありニュースでも取り上げられるので、
花粉症でない人でも症状はなんとなく理解できるのではないでしょうか。
アレルギー性鼻炎の鼻水はサラサラしているのが特徴で、頭痛と鼻水の症状の他にくしゃみが出る場合が多いです。
アレルギー性鼻炎の原因は、
花粉の他にハウスダストやカビなどいったものがあります。
完全な予防というのは難しいですが、原因となるアレルゲンに触れないようにする事で症状を和らげる事が出来ます。
3・【寒暖差アレルギー】
寒暖差アレルギーとは、あまり耳にした事がないのではないでしょうか?
寒暖差アレルギーとは、寒いところから温かいところ、
温かいところから寒いところなど激しい気温差が原因で起こるアレルギーの事です。
1日での差だけでなく夏から秋、冬から春など季節の変わり目にも起こる事があります。
アレルギーと名前がついていますが、実際にはアレルゲンが原因ではなく
「血管運動性鼻炎」という自律神経の乱れにより起こる病気です。
風邪のような症状があるが、発熱はなくイライラするなどの症状がある場合には寒暖差アレルギーを疑いましょう。
これといった治療法はないので、予防する事がとても重要です。
・寒暖差をなくす
・筋肉をつける
(筋肉がある事で体内で熱をつくるので多少の寒暖差には負けない)
・食生活の見直し
・自律神経を整える
(規則正しい睡眠・お風呂にゆっくり浸かるなど)
日頃から気をつけてみましょう。
4・【副鼻腔炎】
鼻の奥にある副鼻腔が炎症が起きる事で頭痛や鼻水といった症状が現れます。
鼻詰まりやいびきといった他の症状かあります。
炎症が起きている場所により痛みの出る場所が変わり、
目と目の間や鼻の上の額部分などで起こります。
頭痛が何日も続く、それと同時に鼻水・鼻詰まりがある、朝起きた時が1番痛いといった場合には副鼻腔炎の可能性が疑われます。
治療法としては炎症を起こす事で頭痛が起きているので、
解熱鎮痛薬で痛みを和らげ抗生剤での細菌を殺し内服薬で炎症を抑えます。
市販薬もありますが、症状も人それぞれなので
耳鼻科で診断して処方してもらうのが良いでしょう。
5・【群発生頭痛】
群発生頭痛とは、男性に多く見られる頭痛です。
一定の時期に集中し、目がえぐられる・キリでさされるような激しい痛みに襲われるのが特徴です。
時に目の充血や鼻水といった症状も伴います。
季節の変わり目などから約1〜2ヶ月程度ほぼ毎日症状に襲われ、
痛むのは片側だけです。その後2〜3年症状が消えまた再び現れるのが特徴です。
治療法は薬物療法や純酸素吸入法などがあります。
群発生頭痛の予防法には、薬物療法や誘発する原因を取り除く事がオススメです。
飲酒やタバコは頭痛を誘発する大きな原因になるので、症状が出ている時には控えましょう。
また、気圧の変化も良くないので登山や飛行機の利用を控えるなどしましょう。
[まとめ]
いかがでしょうか。
鼻水や頭痛といった症状は寝込むほどでもないので
放置しているという人も居るのではないでしょうか?
しかし続くと辛い症状ですよね。
風邪やアレルギー性鼻炎などは聞き馴染みがあるかもしれませんが、
寒暖差アレルギーがあるというのは驚きですよね。
症状は同じでも原因によって、治療法や予防法が異なってくるので
まずは耳鼻科へ行き何が原因で症状が現れているのか突き止めるようにしましょう。
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⇒鼻血と頭痛が同時に起こる8つ原因について!病気もチェック!
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