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かくれ脱水症状とは!?見抜くための9つのチェックリスト!

   

夏になると、連日テレビなどで注意喚起されるのが、熱中症による脱水症ですね。

脱水症は早めの対処がとても重要になります。

 

ところで、かくれ脱水というものをご存知でしょうか?

かくれ脱水を見抜くことで、脱水所の早めの対処が可能となります。

今回は、かくれ脱水の症状と、見抜くためのチェックリストをご紹介させていただきます。

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かくれ脱水とは?

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熱中症による脱水症状は、実は進行してからじゃないと、症状を自覚しにくいという特徴があります。

この、自覚症状が出る前段階の脱水を”かくれ脱水”と呼びます。

 

熱中症による脱水症状は、毎年多くの方が死亡している危険な症状です。

本格的に脱水症状に陥る前に、対処できるかが大きなカギとなります。

 

なかなか気付けない!かくれ脱水の恐ろしさ

脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まるこの「かくれ脱水」はなんと、体重の1~2%の水分が減少しただけで起こります

夏の場合は、汗をばーっとかいて、頭が痛くなったり、気持ち悪くなったりして、自分が脱水症状に陥っていると自覚がしやすいです。

しかし、冬のかくれ脱水はじわじわと症状がでるので、なかなか気付かないままの人が多いのです。

冬はたとえ汗をかいていなくても、空気が乾燥しているだけで体からは水分が奪われていることを知りましょう。

冬でも夏と同じように、意識的に水分補給を心がけることが大切です。

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かくれ脱水の初期症状

かくれ脱水の初期症状は、

口の中がねばつく

手先が乾燥する

体がだるく、なんとなく元気がでない

意識がぼーっとする

などがあります。

1つ1つは、体が疲れているのかな?

乾燥すると冬場はよくあることだな、と思い見逃しがちです。

 

たとえ、すぐには深刻な状況に繋がらなくても、早めの水分補給が大切です。

かくれ脱水の状態で、水分補給をせずお風呂に入れば、倒れてしまったり、最悪心筋梗塞にも繋がるからです。

もちろん、脱水症状がそのまますすめば、病院に行かないと自分だけでは対処できない状態になってしまいます。

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今すぐ簡単!かくれ脱水チェック

ここで、今すぐできる簡単なかくれ脱水チェックのポイントをご紹介します。

・脇の下が乾いている

・唇や皮膚が乾燥している

・口の中や舌が乾いている

・手の甲の皮膚をつまんでみて、シワが出来たままなかなか戻らない

・爪を押して、色が白からピンクに戻るのに3秒以上かかる

・トイレに行く回数が少ない

・尿の色が濃い

・意識が薄くなり、ボーっとしている

・脈拍数が1分間に120以上ある

 

上記に当てはまる事があり、脱水症状かな?と思うことがあれば、すぐに水分補給をしましょう。

飲むものは、スポーツドリンクか、薬局やドラッグストアで販売している経口補水液が好ましいでしょう。

 

まとめ

かくれ脱水とは、脱水症状に陥る前の段階です。

自分でも気付かずに進行していて、気付いたときには、意識障害や、体が痙攣して動けなくなっていたという事もあります。

脱水症状は、かくれ脱水の時に、気付けるかどうかが重要なポイントとなります。

今回ご紹介した、かくれ脱水チェックを是非覚えておいて下さい。

 

普段と違い、意識がもうろうとしたり、体がおかしいと感じるのならガマンせずに早めに病院に行きましょう。

特に幼児や高齢者は、なかなか自分では気づけない事が多いので、周りの人間が気をつけてあげる事が大切です。

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