ホスピタルランド~病気の症状から考える早期発見ブログ~

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胃がキリキリ痛い時の9つの原因!思わぬ大病の可能性も!

   

よほど健康体な人ではない限り、誰もが一度は経験したことがある胃のキリキリした痛み。

突然のことに驚き、大きな病気ではないかと心配になりますが、すぐに病院にかかれない時もあるかと思います。

今回は、胃がキリキリ痛む原因についてご紹介させていただきます。

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急性胃炎

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急性胃炎とは胃粘膜が炎症を起こすことですが、一口に急性胃炎と言っても、日々の不摂生な食生活だったり、ストレスやタバコやお酒などの嗜好品など胃炎になる原因はさまざまです。

 

特に胃や腸はストレスなどを直に感じやすい臓器なので気を配る必要があります。

暴飲暴食などで胃炎になっている場合は、市販の胃薬を服用することにより、緩和を期待できます。

しかし、ストレスが原因の場合、市販の胃薬で一時しのぎをしても、原因が解決しない限り胃炎を繰り返すという事態になってしまいます。

 

慢性胃炎

急性胃炎を頻繁に繰り返した場合、炎症により胃酸がでる腺が委縮してしまいます。

その結果胃の粘膜がうすくペラペラになってしまうのです。

胃には本来修復機能があるのですが、常に炎症が起きている場合修復に追いつかず、ここからさらに胃潰瘍などに繋がってしまいます。

 

胃潰瘍

炎症により胃酸を制御できなくなると、自分自身の胃を粘膜で損傷させていき表面がただれたり穴が開くなど様々な痛みの原因を発生させていきます。

 

胃潰瘍と診断された場合に限り、胃潰瘍に有効な市販薬を服用することは構わないのですが、服用することにより一時的に胃の調子がよくなったと勘違いをしガンの進行に気付けなかったという例もあるので必ず医師の診断を受けてからにしてください。

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胃がん

胃がんは肺がんの次に発症率が高いといわれているがんです。

更に胃がんの初期症状はわかりにくく、見つけるのがなかなか難しいとも言われています。

 

胃がんが進行すると、血便や急激な体重の減少、嘔吐や血痰など様々な症状が現れます。

胃がんになる原因とされているのが、急性胃炎の原因にもある、乱れた食生活、嗜好品からストレスなどそれらが影響して胃がんへと進んでいくこともあるそうです。

胃がん予防への近道は普段の生活から見直す必要があるということです。

 

薬による胃炎

病院へ行くほどでもないけど、体調が少し悪い時や、病院に行きたいけどなかなか行く時間がとれない時など市販品の薬を飲む方はたくさん増えてきていると思いますが、その薬自体が胃炎を引き起こすことがあるのです。

 

頭痛や生理痛などに使われる痛み止めの中には、痛みを取るかわりに、胃酸の分泌を抑えてしまうという副作用もあるのです。

これを知らずに頻繁に痛み止めを使用していると胃酸が分泌されず、胃炎の原因にねることがあるのです。

 

ウイルス性胃炎

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その名のとおり、ウイルスが原因で吐き気やおう吐などの急性の胃炎になる病気です。

上記でご紹介した、原因がさまざまある急性胃炎とは異なり、ウイルス性は人から人へと感染します。

感染してしまったら自然治癒を待つのみで、現在の医学ではウイルスに有効な薬はありません。

また多くの方は数日で回復すると言われていますが高齢者や小児は脱水など重症化しやすいと言われているので注意が必要です。

 

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群は、みぞおちのキリキリとした痛み以外にも、下腹部痛腹部の張り下痢便秘などの症状が見られます。

特に、20代から40代の若年層に多く発症するのが特徴です。

 

長期的に続くのが特徴で、腹部の痛みと同時に下痢が3週間以上続くようであれば過敏性腸症候群が疑われます。

過敏性腸症候群の原因ははっきり解明されていませんが、消化管運動異常、消化管知覚過敏、心理的異常が主な原因と考えられています。

特に、精神的なストレスは過敏性腸症候群を発症、悪化させる大きな原因となっているようです。

 

便意に伴い、腹部の鈍痛や突然の痛みを伴い、排便後に一時的に症状が軽減するのも過敏性腸症候群の特徴です。

 

胆石症

胆石症は、胆嚢や胆管にコレステロールや胆汁の成分が固まり石ができる病気で、みぞおち辺りのキリキリした痛みや激しい痛みを感じることがあります。

 

他の症状には、右脇腹辺りの痙攣や痛み、背中の激しい痛みや発熱などが挙げられます。

特に痛みや痙攣は食後に起きる例が多いのが特徴で、痛みや痙攣が1時間以上続く場合もあります。

 

肥満傾向の人やコレステロール値が高い人、糖尿病、家族に胆石症を患った方が多い方は発症しやすいと言われています。

 

また、胆のうがんを発症する方は、胆石を持っている方が多いので注意が必要です。

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慢性膵炎

慢性膵炎は、膵臓(すいぞう)が炎症を繰り返し起こした際にかかる病気です。

慢性膵炎の症状には、

・みぞおちの辺りの痛み

・背中の痛み

・食欲不振や嘔吐感

・下痢や便秘

が挙げられます。

 

慢性膵炎になる原因で、最も多いのは、長期間におけるアルコールの飲み過ぎになります。

慢性膵炎にかかると、合併症で糖尿病にもかかりやすいので注意が必要な病気です。

 

【まとめ】

痛みとは、病気の始まりだったり必ず何かのサインになってることが多いです。

少しでも早くそのサインに気付く事ができるようたまには自分の身体に耳を傾けることもとても大事になってくると思います。

 

ストレスが原因になっている方はその原因を少しでも取り除き、自分なりの解消法をみつけてみてはいかがでしょう。
(ホットミルクなどはかなり落ち着きますよ!)

 

しかし、胃痛から自身で病気の判断をするのは非常に難しい上に危険です。

安易な自己判断をせず、必ず内科、消化器科されるようにしてください。

 

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