胃もたれを解消する7つの方法!おすすめ食事もご紹介
2016/03/24
胃もたれ…脂っこいものやお酒を飲み過ぎた後、胃の不調を感じたことありますよね。
また、昔は平気だったのに、加齢とともに頻度も上がっていると感じることも多いでしょう。
今一度、胃もたれの解消法を知ることで、健康的な食生活を楽しみましょう。
ここでは、胃もたれを解消する7つの方法をご紹介させていただきます。
目次
胃もたれとなる要素
胃もたれは胃の消化機能が正常に働かず、胃の中に食べ物が残ってしまうので胃がムカムカしたり、不快感や、違和感を感じてしまうことで、胃もたれ自体は病気ではありません。
胃もたれの一番大きな原因は、食べすぎや飲みすぎ、消化が悪い食べ物の過剰摂取です。
暴飲暴食をすると、胃は通常以上の働きをするので、胃の消化機能や運動機能が低下し消化がうまくできず、胃の中に長時間食べ物が停滞してしまい胃に負担がかかります。
胃に負担がかかる食べ物は、肉類や唐揚げなどの油もの、辛い食べ物等です。
また就寝前の食事も、寝ている間は食べ物がうまく消化されないので、起床後もまだ食べ物が胃の中に残っているため胃もたれを感じます。
ストレスで胃酸が出やすい状態になたり、自律神経の乱れで交感神経と副交感神経がうまく働かない場合も胃もたれを感じることがあります。
タバコを吸うことで血行が悪くなり胃や胃の周囲の血流が悪くなり、胃が活発に働かず、消化機能がうまく機能しない場合があります。また、タバコを吸うと胃酸が出やすくなるので胃に負担がかかりやすく胃もたれを起こしやすくなります。
胃もたれの解消法
胃を休息させる・消化の良い食事や飲み物の摂取
胃もたれを感じたら、胃を休息させることが大切です。
消化がよく胃にやさしい食べ物を摂取すると良いです。
胃にやさしい食べ物は、大根、キャベツ、りんご、ヨーグルトなどです。
大根には消化を助ける「アミラーゼ」や「プロテアーゼ」が含まれています。胃の消化を促進し胃に残っている食べ物も一緒に消化してくれます。
大根の消化促進効果は加熱するとその効果が薄れるので、生のままサラダにして食べたり、大根おろしにして食べると良いです。
キャベツには胃腸の粘膜を修復させる「ビタミンU」が豊富に含まれています。
りんごには消化を促進させる「クエン酸」や「リンゴ酸」が豊富に含まれています。
ヨーグルトには乳酸菌が多く含まれています。乳酸菌には胃酸の量を調節したり、腸内の善玉菌を増やしてくれる働きがあります。
食欲がない時は、りんごとキャベツをミキサーにかけてジュースにしたり、りんご100%ジュースや、大根とリンゴをミキサーにかけヨーグルトを混ぜて飲んでも良いです。
ストレスの解消
ストレスが溜まると自律神経が乱れ、胃がもたれる原因につながります。
自律神経には交感神経と副交感神経があります。胃の働きを調節しているのは副交感神経です。しかし、ストレスを感じると交感神経が優位に働いてしまいます。
副交感神経はストレスを解消させたり、のんびりすることで優位に働きます。
運動をしてみたり、気分転換の趣味を見つけるなど、自分なりの上手にストレスを発散させる方法を探してみましょう。
半身浴
血行を促進し、胃の働きを活性化させます。
38度から40度位のぬるめのお湯に、みぞおちから下をゆっくり浸かるのをお勧めします。
入浴の時に自分の好きな入浴剤を利用するのも、ストレス解消を促進させてくれるのでお勧めです。
しかし、食後直後の入浴は胃に負担をかけてしまうので、入浴は食後1時間から2時間位経過してから入るようにして下さい。
睡眠不足の解消と寝るときの姿勢
睡眠不足は自律神経の乱れにつながり、胃もたれを増長させてしまう原因になります。
胃もたれを感じたら、普段より早めに就寝するように心掛けると良いです。
また、寝る時は、右側が下を向くように寝ると胃の中の食べ物が十二指腸に流れやすくなり、消化を助けてくれます。
胃のむかつきが気になるときや、食事後に眠るときには、右半身が下になるように眠ってみましょう。
つぼを押す
胃もたれを解消するツボを押すと軽減される場合があります。
・中脘(ちゅうかん)おへそとみぞおちの真ん中にあるつぼです。消化不良を助け、食欲不振の改善に効果があります。
・内関(ないかん)手のひらを上に向けて、手首から指3本分の中央部分に胃もたれ改善に効果があるツボがあります。
・胃点(いてん) 耳の真ん中、軟骨の先辺りにあるつぼです。胃を活性化させ、消化を促進する効果があります。
ストレッチ
胃の働きを促進するストレッチの方法があります。
1、正座をした状態で、上半身を後方に倒す
2、後方に倒した姿勢のまま、左右に体を捻る
これを入浴後など、血行が良くなっている時に行うと、さらに効果的です。
便秘の解消
便秘の状態だと、腸の働きが弱っている為、胃の消化にも悪影響が出てしまいます。
食物繊維やミネラル(水分)を意識的に摂るようにし、便秘を改善しましょう。
まとめ
胃もたれの改善は、日々の生活の見直しからということが分かりましたね。
特に、暴飲暴食が一番の原因となっている方は多いと思います。
たまには、胃にやさしい食事をとって、意識的に胃を休ませてあげましょう。
胃もたれは一般的な内科でも構いませんが、専門として、胃腸科、消化器内科、消化器外科、がある病院もあります。
胃に関してはこちらの記事もご参考下さい。